Vectra AI、ハイブリッド攻撃ライフサイクルに対応する継続的なセキュリティ制御を強化

Vectra AIは、最新のセキュリティに対するライフサイクル全体のアプローチを再定義し、組織が脆弱性を排除し、アクティブな脅威を阻止し、リジエンスを実証することを支援します。

現代のネットワークを最新の攻撃から保護するサイバーセキュリティAI企業であるVectra AI（本社：カリフォルニア州サンノゼ、創業者兼CEO：ヒテッシュ・セス）は、Vectra AI プラットフォーム上で侵害前および侵害後の制御を統合し、ハイブリッド環境における攻撃ライフサイクル全体への対応を強化します。

Vectra AI は、プロアクティブな脅威露出管理、全方位の対応、ポスチャレポーティングを通じて、セキュリティ担当者がハイブリッド攻撃のライフサイクルに対して継続的に制御を行える運用モデルを提供します。これにより、侵害前の攻撃露出の阻止、攻撃発生時の迅速な対応、インシデント収束後のレジリエンスの確認まで、一貫した対応が可能となります。

ハイブリッド環境のための新しい運用モデル

クラウド、オンプレミス、SaaS、アイデンティティなどが混在するハイブリッド環境では、運用の複雑化により、侵害前・侵害後の両面でセキュリティ対策の難易度が高まっています。多くの企業では、可視性の分断、アラートの増加、そして経営層や規制当局に向けたレジリエンス証明の対応が課題となっています。従来のセキュリティツールは、検知、予防、レポーティングといった機能がサイロ化されており、担当者は受動的な対応しか取れず、重大なギャップが放置される結果を招いています。その結果、小さな露出が瞬時に大規模なインシデントに発展する環境が生まれています。

Vectra AI は、データセンター、アイデンティティ、マルチクラウド、SaaS、IoT/OT 環境を横断して、可視化、調査、封じ込め、レジリエンスレポートを統合します。これにより継続的制御モデルが構築され、セキュリティ担当者は脅威が顕在化する前に措置を講じ、侵害発生時には迅速に対応し、インシデント後はレジリエンスを検証できるようになります。そして、経営層がセキュリティポスチャと成熟度の向上を確認できます。

Vectra AIリサーチ・戦略担当SVPのマーク・ヴォイタシアック(Mark Wojtasiak) は、次のように述べています。「環境の複雑化やツールの分断により、多くのセキュリティ担当に対する運用負荷が高まっています。Vectra AIプラットフォームは、ハイブリッド環境における攻撃への対応を、より一貫性のある形で管理できるようプラットフォームを進化させてきました。ハイブリッド攻撃ライフサイクル全体を防御側が完全に制御できるようにすることが重要です。脆弱性を早期に特定し、迅速に対応し、ハイブリッド企業のレジリエンスを実現・証明する仕組みこそが現代の企業が求める運用モデルです。」

3つの重要構成要素

Vectra AI のアプローチは、以下の 3 つの相互に連携する要素を中核としています。

• Proactive Exposure Management (プロアクティブな脅威露出管理)：攻撃者に悪用される可能性のある設定や弱点を事前に把握し、対応を支援します。

• 360 Response (全方位レスポンス)：ホスト、アイデンティティ、ネットワーク環境を横断した自動封じ込めにより、インシデント発生時の対応を効率化します。

• Value Reporting (バリューレポート)：運用担当者および経営層向けに、リスク低減やポスチャ改善、レジリエンスの状況を把握するための情報を提供します。

特長と位置付け

Vectra AIプラットフォームは、以下の点を特長としています。

• ハイブリッド攻撃ライフサイクル全体を網羅する統合的な制御フレームワーク

• ホスト、アカウント、トラフィックの自動封じ込め

• ハイブリッドネットワーク全体にわたる継続的なリスクの可視化

• レジリエンスと成熟度を証明する経営層向けバリューレポート

• 制御モデルに整合したマネージド検知とレスポンス (MDR)

この進化は、データセンター、キャンパス、リモート、アイデンティティ、マルチクラウド、SaaS、IoT/OTインフラにまたがるハイブリッドネットワーク検知とレスポンス (NDR) におけるVectra AIの既存の強みを基盤とし、それを単一プラットフォームに統合します。

提供状況と早期アクセス

本制御フレームワークは、Vectra AIの将来を見据えたプラットフォーム構想として米国時間12月16日にリリースされました。関連機能の360 ResponseとValue Reportingはすでに一般提供されており、Proactive Exposure Managementは、2026年にかけて段階的に提供される予定です。

エンタープライズ企業のSOCやMSSPを含む既存のお客様の一部は、すでにこのフレームワークを活用し、調査時間の短縮、封じ込めの加速、経営層へのセキュリティ成熟度の明確な実証を実現しています。

Vectra AIについて

Vectra AIは、現代のネットワークを最新の攻撃から保護するAI主導のサイバーセキュリティを提供しています。高度なサイバー攻撃が既存の制御を回避し、検知を逃れて顧客のデータセンター、キャンパス、リモートワーク、アイデンティティ、クラウド、IoT/OT環境にアクセスした場合、Vectra AI プラットフォームは攻撃のあらゆる動きを監視し、リアルタイムで点と点を結び付けて、侵入を阻止します。また、当社はAIセキュリティに関する35件の特許を取得し、MITRE DEFENDで最も多くのベンダーリファレンスを誇ります。他のツールでは検知できない攻撃を見つけ、阻止するために世界中の組織がVectra AIを活用しています。詳細については、https://ja.vectra.ai/ をご参照ください。

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