極大から極小の世界、数学モデル、シミュレーション、サイエンスアートまで。「見えない」ものを「見える」ものにする科学の挑戦!書籍「SEEING SCIENCE 科学の可視化の世界」8月発売。
東京書籍株式会社は、2023年8月に書籍『SEEING SCIENCE 科学の可視化の世界』(ジャック チャロナー/著 佐倉 統/日本語版監修 片神貴子/訳)を発売いたしました。
解説
「見えない」ものを「見える」ようにする科学の挑戦を、圧倒的なビジュアル表現で紹介。取り扱うのは、極大から極小の世界、数学モデル、シミュレーション、サイエンスアートまで。想像を超える「科学の可視化の世界」を数多くの図版と平易な解説で掲載。
科学は美しい!
“「見る」ことは、人間にとって、現象の理解に不可欠な知覚なのである。”
――佐倉統(日本語版監修者序文「ガリレオの望遠鏡」より」)
著者情報
著者
ジャック・チャロナー
科学作家。インペリアル・カレッジ・ロンドンで物理学を学び、また科学と数学の教師としての教育を受ける。卒業後は、ロンドン自然史博物館の教育部門でインタラクティヴ・ギャラリーの開発に携わる。現在は博物館を離れ、科学・技術書の執筆と教育普及活動にあたっている。著書は40冊を超え、代表的著作には『The Cell: A Visual Tour of the Building Block of Life』(邦訳『ビジュアルでわかる細胞の世界』東京書籍)、『The Atom: A Visual Tour』(邦訳『ATOM 世界で一番美しい原子事典』SBクリエイティブ)などがある。
日本語版監修
佐倉統(さくら・おさむ)
東京大学大学院情報学環教授。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。三菱化成生命科学研究所、横浜国立大学経営学部を経て、2000年より東京大学大学院情報学環で教育・研究にあたる。とくに進化生物学の理論を軸足に、生物学史、科学技術論、科学コミュニケーション論などの手法・観点から、現代社会と科学・技術の関係を探求している。2017年から理化学研究所チームリーダーを兼務。著書に『現代思想としての環境問題』(中公新書)、『進化論の挑戦』(角川書店)、『科学とはなにか』(講談社)などがある。
訳者
片神貴子(かたがみ・たかこ)
翻訳家(おもに科学分野)。奈良女子大学理学部物理学科卒業。訳書に『HUBBLE ハッブル宇宙望遠鏡 時空の旅』(インフォレスト)、『われら科学史スーパースター 天才・奇人・パイオニア? すべては科学が語る!』(玉川大学出版部)、『絵でさぐる 音・光・宇宙』(岩崎書店)などがある。また、『サイエンス』誌、『ナショナル ジオグラフィック』誌などの記事翻訳も手掛ける。科学読物研究会会員。
コンテンツ
佐倉 統 〈日本語版監修者序文〉ガリレオの望遠鏡
ジャック・チャロナー 〈はじめに〉目で見ることの重要性
1 「見えない」を「見える」に変える
顕微鏡と望遠鏡/写真と電子顕微鏡/可視光線では見えないもの/場と粒子
2 データ・情報・知識
データを可視化する/情報を伝える/知識を伝える
3 数理モデルとシミュレーション
現実を表す数理モデル/数値流体力学
4 科学におけるアート
アートと科学の融合/パレオアート/スペースアート
巻末注/索引/掲載図版(出典・クレジット)
<概要>
『SEEING SCIENCE 科学の可視化の世界』
■ジャック チャロナー/著 佐倉 統/日本語版監修 片神貴子/訳
■定価4,180円(本体3,800円+税10%)
■B5変型・272頁
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