ベクターがIAA MOBILITY 2025国際モビリティ見本市に出展
Software-Defined Vehicle(SDV/ソフトウェア・デファインド・ビークル)体験ツアーを提供

シュツットガルト(ドイツ)2025年8月26日 – Vector Informatik GmbH(ベクター本社:ドイツ、以下ベクター)は、ドイツのミュンヘンで今年開催されるIAA MOBILITY 2025に出展し、SDVの進化に焦点を当てます。9月9日から12日まで、ホールB3のブースD11にて、ソフトウェアが形づくるモビリティの未来を紹介します。そして、来場者に最新の車両開発における主要なステージを体験いただくガイド付き展示ツアーとして「SDVツアー」を提供します。
ベクターのSDVツアーでは、SDV機能のデモを用いて継続的な開発プロセスを紹介します。たとえば、緊急ブレーキアプリを例にとり、システムアーキテクチャおよびソフトウェア開発から検証および車両統合に至るまで、効率的に実装する方法をデモを含めて紹介します。また、ベクターのエキスパートが、確立された組み込み技術と新しいクラウドベースの開発/テスト手法の組み合わせについて解説します。複雑な車載ソフトウェアにおいて一貫性とスケーラビリティを実現するためには、シームレスな開発ワークフローが重要です。
SDVツアーのほかにも、SIL/HILエリアでは、ベクターのSIL(Software-in-the-Loop)ならびにHIL(Hardware-in-the-Loop)ソリューションやシームレスなアプローチも紹介します。SIL/HILソリューションが信頼性が高く、効率的なECU検証をどのように実現するか、をご覧いただけます。制御された環境での精確なシミュレーションとテストは、ECUソフトウェアの品質向上、開発サイクルの短縮と全体のコスト削減を実現します。SILとHILを連携させ、最新の車載ソフトウェアの複雑さと性能要件に対応できる、継続的な検証チェーンを形成します。
パートナーエリアでは、SDV開発を加速させる技術的専門知識のコラボレーションを紹介します。ベクターはQNXやSynopsysなどのパートナーと協調することで、製品およびソリューションにより、統合されたワークフロー、一貫性のあるツールチェーン、将来を見据えた開発アプローチを可能にします。最新の車載ソフトウェアの複雑さを管理し、システム境界を越えた効率的なコラボレーションを促進するための包括的な開発戦略は、こうした緊密な技術統合によって実現されるとベクターは考えています。
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Vector Informatik GmbH(ベクターのドイツ本社)
Ms. Cordula Gielen
Tel. +49 711 80670-2910
E-Mail: Cordula.Gielen@vector.com
ベクターについて
Vector Informatik GmbH(ベクターグループ本社、在ドイツ、以下ベクター)は、Software-Defined System(SDS/ソフトウェア・デファインド・システム)開発のためのソリューションを提供するリーディングカンパニーであり、お客様にとっての信頼あるパートナーとして実績を重ねています。
ベクターは35年以上にわたり、世界中の自動車メーカーならびにサプライヤーをサポートし、機能性、安全性、効率性の最高基準を満たす複雑な電子製品の開発プロジェクトを成功に導いてきました。自動車分野のほかに、近年では医療技術、IoT、鉄道、航空宇宙の分野でもベクターのソリューションが活用されています。ベクターは、ツール、組み込みソフトウェア、クラウドサービス、エンジニアリングの専門知識を高パフォーマンス開発環境にシームレスに統合した、包括的なソフトウェアエコシステムを提供しています。
独立系企業として世界に32拠点、4,500名以上の従業員を擁し、2024年には10億ユーロを超える売上を達成しました。本社はドイツのシュツットガルトにあり、ブラジル、中国、フランス、イギリス、インド、イタリア、日本、韓国、オーストリア、ルーマニア、スウェーデン、スペイン、アメリカに支社を展開しています。
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