AIエージェントの社会実装を推進するAICX協会有識者理事に加藤 大己氏が就任
一般社団法人AICX協会(東京都、代表理事:小栗伸、小澤健祐、以下「AICX協会」)は、有識者理事として生成AI・RAGの専門家である加藤 大己(かとう・だいき)氏が就任しました。加藤氏は、株式会社ディー・エヌ・エーでのデータサイエンティスト経験や、AIスタートアップを創業しCTOを務めた実績を持ち、RAG(Retrieval-Augmented Generation)などの生成AIに関する高い技術知見と、現場主導の実装経験を兼ね備えています。

AICX協会は、「分断を超え、体験を変える」をミッションに、AIエージェントの社会実装を支援する業界団体として活動を拡大しています。国内最大級のAIエージェントカンファレンス「AI Agent Day」の開催や、防衛省防衛装備庁とともにAIエージェントを活用した社会シミュレーションの研究事業の展開など、企業・行政などと連携しながら、多様なプロジェクトを推進しています。
今後、AIエージェントの社会実装フェーズでは「現場目線での技術導入力」がますます求められます。加藤氏の参画により、AICX協会はその中核となる技術支援体制をさらに強化し、会員企業との共創・価値創出を加速してまいります。
加藤 大己 氏 プロフィール
新卒で通信系ITベンダーに入社し、IoT・AIを活用した現場課題解決と新規事業創出に従事。その後、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社にて、生活者向けサービスを含む複数領域でAI実装とデータ活用のディレクションを担い、プロダクトと業務の双方を支援。
2021年に株式会社ディー・エヌ・エーへ入社後は、社内外のAI・データ活用プロジェクトのリード、組織マネジメント、事業開発を推進。2023年、株式会社THAに参画し、「AI社長」の開発をリード。現場に根ざした実装力と、再現性あるAI活用の型化に強みを持つ。
参画による期待
加藤氏の参画により、AICX協会は会員企業とともに技術実装を推進するための共創体制をより強固にします。具体的には、委員会や会員制度を通じた実装支援に加え、技術アドバイザリーや勉強会などの仕組みを整備し、会員の技術力強化と現場適用を支援します。
生成AI登場以前からのAI技術実装支援実績と企業の現場に密着した業務変革を通じて培ってきた加藤氏のノウハウを活かし、単なる情報共有に留まらない、「実装に資するコミュニティ」としての機能強化に努め、恒常的に相乗効果が生まれる状態を目指してまいります。
今後の取り組み
AICX協会のビジョンは、AIエージェントの力を最大限に活用し、真に革新的な顧客体験(CX)の最適化を実現することです。
このビジョン達成のため、私たちは現在、「人事AI変革推進委員会」をはじめとする各種委員会を通じた取り組みを強化しております。ここでは、職能や業界の枠を超え、AI実装に関する実践的な知見を集約・共有しています。
特に、AI活用における組織間・セクター間の「分断」を乗り越えるべく、今後はこの委員会の活動をさらに戦略的に、かつ多角的に展開してまいります。今後は、会員制度やナレッジ共有基盤の強化を通じて、より多様なプレイヤーが参画・連携できるオープンなエコシステムの構築を目指します。
一般社団法人AICX協会
一般社団法人AICX協会(AI Customer Experience Consortium)は、「分断を超え、体験を変える」をミッションに掲げ、AIエージェントの社会実装を推進するために設立された業界団体です。AIエージェントを活用した顧客接点の在り方を進化させ、より良い顧客体験を実現するために、研究・普及・実践のさまざまな活動を行っています。
・生成AI技術の実践的な応用を促進する教育・研修プログラムの提供
・顧客データ統合プラットフォームの構築
・普及支援、業界標準の策定を通じた健全な市場形成
・企業間連携の推進やカンファレンス・セミナーの開催
これらの取り組みを通じて、組織や業界の垣根を超えた統合的なアプローチを実現し、顧客一人ひとりに価値ある、一貫性のある体験を提供できる社会の実現を目指してまいります。
公式サイト:https://aicx.jp/
お問い合わせ
一般社団法人AICX協会 広報
E-mail:support@aicx.jp
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