川口市、SNS緊急情報・リスク速報サービス「FASTALERT」を導入
ソーシャルメディアを災害時の情報収集に活用する「ソーシャル防災」を強化
報道ベンチャーの株式会社JX通信社(本社:東京都千代田区、代表取締役 米重 克洋 以下 「当社」)は、川口市に対して、SNS緊急情報・リスク速報サービス「FASTALERT」(ファストアラート)の提供を開始しました。
令和元年東日本台風の際の川口市付近の荒川の様子
近年、豪雨や台風など大規模な災害が相次ぐなかで、現場のリアルタイムな情報収集や、網羅的な被害状況の確認にSNS(ソーシャルメディア)の情報が有効となる事例が増えています。FASTALERT(ファストアラート)は、そうしたSNS上の災害・事故・事件や新型コロナウイルス感染症関連情報などの緊急情報をAIで解析し、リアルタイムに提供するサービスです。
既に、シェアNo.1のSNS緊急情報サービスとして、全国の大半のテレビ局や新聞社に採用されているほか、警察、消防、自治体、一般企業でも幅広く導入実績があります。
この度、埼玉県川口市様では、このFASTALERTを「ソーシャル防災」の取り組みの一環として導入いただきました。
同市ではSNSにより発信される情報を積極的に収集し、これらの情報を活用することによって適切な災害対応へと繋げていきます。
当社では、今後もテクノロジーで防災・減災に貢献する取り組みを進めてまいります。
FASTALERT サービスURL: https://fa.xwire.jp/
【川口市 ご担当者コメント】
川口市では、近年の災害の激甚化に対応するため、迅速かつ円滑な情報収集伝達体制の整備に注力しており、災害情報システムの導入やドローンの活用、防災行政無線をはじめとした通信網の整備などをすすめているところです。この度、SNSからの情報収集により、火災や災害現場の概況を把握するため、FASTALERTを導入いたしました。今後も、防災力の更なる向上を図るため、情報収集伝達体制の強化に取り組んでまいります。
■埼玉県川口市について
川口市は埼玉県の南端に位置する都市です。荒川を隔てて東京都に接し、江戸時代から鋳物や植木などの産業が発展。その後、住宅都市化が進みました。首都東京と隣接しているという利便性を活かしながら、固有の伝統ある“ものづくりのまち”として、活力あるまちづくり・人づくりを目指します。
本市は平成30年4月に中核市へ移行し、市保健所運営など、埼玉県から移譲された多くの事務を着実に進めています。引き続き中核市としての住みやすさを実感していただけるよう、様々な行政サービスの向上に取り組んでまいります。
URL:https://www.city.kawaguchi.lg.jp/
■JX通信社について
JX通信社は、報道分野に特化したテックベンチャー。
国内の大半の報道機関のほか官公庁、インフラ企業等にSNS発の緊急情報を配信する「FASTALERT」、一般消費者向けの速報ニュースアプリ「NewsDigest」、自動電話情勢調査などのサービスを提供しています。
自然言語処理や機械学習といったテクノロジーでリアルタイムにニュースを届ける、新しいかたちの報道機関を目指しています。記者はおらず、社員の約半数をエンジニアが占めています。
新型コロナウイルス感染症をめぐっては、国内でいち早く2月16日より、国内感染状況の統計をまとめた「新型コロナウイルス感染状況マップ」を公開。累計500万人以上のユーザーにご利用いただいています。
当社では、今後も新型コロナウイルス感染症の状況を24時間体制で監視し、正確で迅速な情報提供を行ってまいります。
当社Webサイト: https://jxpress.net/
■FASTALERT(ファストアラート)について
「FASTALERT」は、AI(人工知能)がSNSから災害、事故、事件などのリスク情報を収集し配信するWebサービスです。
2016年9月のリリース後7ヶ月で、全ての⺠放キー局とNHKで採用。各局ニュース番組における「視聴者提供」動画定着の原動力になりました。2018年の日本新聞協会 技術開発奨励賞を受賞。
現在はSNS緊急情報サービスでシェアNo.1の業界標準として全国の大半のテレビ局や新聞社に採用されているほか、警察、消防、自治体、一般企業でも幅広く導入実績があります。
FASTALERT内の「新型肺炎」特設ページでは、感染事例報告施設マップをPCからご覧いただけます。FASTALERTのサービス詳細についてはこちら: https://fa.xwire.jp/
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