高性能樹脂窓の普及・啓蒙を推進する「APWフォーラム2014」 初開催の7会場を含む全国17会場で開催。動員目標:4,400名
YKK AP株式会社(社長:堀 秀充、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)は、高い断熱性能を持つ“樹脂窓”の普及・啓蒙をより一層推進する活動として「APWフォーラム2014」を5月12日(月)の札幌会場を皮切りに全国17会場で開催します。
■「APWフォーラム2014」開催目的
YKK APでは、各地域のビルダー・設計事務所様に対して高性能樹脂窓を提案する場として、2012年度から「APWフォーラム」を開催しています。昨年度は全国13会場で開催し4,000名を超える動員を記録しました。3回目となる今回のフォーラムでは高断熱住宅に造詣の深い有識者に加え、住宅の断熱性能と健康との関連性についての講演を初めて企画するなど、幅広い講師陣によるセミナーを通して、高断熱住宅や樹脂窓の普及・啓蒙を図ります。
YKK APでは30年以上にわたり“樹脂窓”の開発・製造を手がけ、独自のノウハウを蓄積してきました。2013年度からは、小さなエネルギーで快適に暮らす「小エネ(ローエネ)で暮らそう」を新たなコンセプトとし、エネルギーを過度に消費しなくても樹脂窓を採り入れることで快適な住空間が実現できる暮らし方を提案しています。また、2014年4月には、世界トップクラスの断熱性能を誇る高性能トリプルガラス樹脂窓「APW430」や、都市部に多い防火地域における住宅の断熱性能の向上に貢献する「APW330防火窓」などを新たに発売し商品提案力もより一層強化しました。
このフォーラムでは、「小エネ(ローエネ)で暮らそう」などのコンセプトや「APW」の最新商品を紹介(展示)することで、樹脂窓の普及・啓蒙をより一層推進し、現在約7%程度※に留まる日本の樹脂窓の普及率を30%にまで拡大をしたいと考えています。
■今後の展開
2013年度における「APW」の売上高は約130億円となり、前年度比では180%を記録しました。今後も更なる拡販に注力し2016年度には400億円を目標に掲げています。また、供給体制の強化も進めており、「APW330」などの主力商品の新たな供給基地として、東北事業所窓工場(宮城県大崎市)や六甲窓工場(兵庫県神戸市)の建設も進めるなど、2014年度は約40億円の設備投資を計画し更なる事業拡大を図ります。
■開催日程(★印は初開催)
(開催日/開催都市/会場名/講演講師)
★5月12日 札幌/札幌コンベンションセンター/前 真之 氏(東京大学准教授)
★5月13日 旭川/旭川地場産業センター/前 真之 氏(東京大学准教授)
★5月16日 帯広/ホテル日航 ノースランド帯広/前 真之 氏(東京大学准教授)
5月22日 長野/メルパルク長野/今泉 太爾 氏(日本エネルギーパス協会代表理事)
5月23日 新潟/朱鷺メッセ/今泉 太爾 氏(日本エネルギーパス協会代表理事)
5月26日 仙台/サンフェスタ仙台/松尾 和也 氏(パッシブハウスジャパン理事)
5月27日 盛岡/アイーナホール/松尾 和也 氏(パッシブハウスジャパン理事)
6月9日 金沢/ANAクラウンプラザホテル/前 真之 氏(東京大学准教授)
6月16日 東京/プリズムホール/伊加賀 俊治 氏(慶応義塾大学教授)
★6月19日 静岡/ツインメッセ静岡/早田 宏徳 氏(日本エネルギーパス協会理事)
6月23日 名古屋/名古屋国際会議場/岩前 篤 氏(近畿大学建築学部長教授)
6月26日 大阪/ハービスHALL/岩前 篤 氏(近畿大学建築学部長教授)
7月1日 福岡/福岡国際会議場/松尾 和也 氏(パッシブハウスジャパン理事)
★7月3日 宮崎/都城圏域地場産業振興センター/早田 宏徳 氏(日本エネルギーパス協会理事)
★7月8日 愛媛/アイテムえひめ/早田 宏徳 氏(日本エネルギーパス協会理事)
★7月10日 福山/福山ビッグローズ/森 みわ 氏(パッシブハウスジャパン代表理事)
7月11日 広島/広島産業会館/森 みわ 氏(パッシブハウスジャパン代表理事)
<昨年度の開催実績 「APWフォーラム2013」>
会場数 :13会場(盛岡、秋田、仙台、新潟、長野、金沢、高松、岡山、広島、名古屋、大阪、東京、福岡)
来場者数 :約4,000名
<参考資料>
※世界における断熱基準比較(U値=熱貫流率)と樹脂窓の普及率
住宅部材の熱の通りやすさはU値という単位を使って示し、値が低いほど熱を通しにくく、断熱性能は高くなります。以下の表は世界の窓に対する省エネ基準を比較したものです。日本の省エネ基準(住宅部材に求められる断熱性能)は諸外国と比べて低いレベルに留まっているのが実情です。海外の住宅には高いレベルの断熱性能が求められることから、多くの住宅で断熱性能に優れる“樹脂窓”が採用されます。日本ではアルミサッシが一般的ですが金属は熱を通しやすいという特性があるため、海外では窓のフレームに樹脂を採用したエネルギーロスの少ない“樹脂窓”が普及しています。
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