ひとりの戦災孤児が持っていたメモから始まった活動。国際NGOプラン・インターナショナルは80周年を迎えます
1930年代後半、スペイン内戦による孤児を引き取った一人の英国人ジャーナリストの行動が、国際NGOプラン・インターナショナル(以下、プラン)誕生のきっかけとなりました。2017年3月で80周年を迎えるプランは、これからも世界中で子どもの権利を推進し、貧困や差別をなくすための活動に取り組み、世界に持続的で前向きな変化をもたらしていきます。
スペイン内戦の孤児支援から、貧困に直面する世界の子どもたちの地域の開発へ
1937年、激しい内戦が続いていたスペインにおいて、争いと苦しみの渦にまきこまれた子どもたち。内戦を取材していた英国人ジャーナリストのジョン・ラングドン=デービスは、プイグセルダの駅で、首から一枚のメモをぶらさげて佇んでいる一人の男の子を見つけました。
「この子の名前はホセ。私は父親です。サンタンデールが陥落すれば、私は殺されるでしょう。この子を見つけた方は、どうかこの子の面倒を見てあげてください」
首にかかっているメモを読んだラングドン=デービスは、この父親の願いを受け止めてこの5歳の少年を引き取り、スペイン内戦による戦災孤児のためのシェルターを立ち上げました。その行動が、プランの前身となる団体の創設へとつながっていったのです。
世界中で子どもの権利を推進し、貧困と差別をなくす活動を続けます
2017年3月、プランは80周年を迎えました。今では51カ国で活動する国際NGOとして、2016年度には、世界の5万以上の地域で3200万人以上の子どもたちを対象に支援を行っています。
80年にわたる活動で蓄積してきた知識と経験を活かして、これからも私たちは子どもの権利にもとづいて、貧困や差別など困難な問題への解決に挑戦します。そして、将来を担う、女の子や男の子の声に耳を傾けながら、子どもと若者、地域、そして理念を共有する人々とともに活動し、草の根的な地域団体から国際機関にいたるまで、さまざまな次元での連携によって世界に大きな変化をもたらしていきます。
1937年、激しい内戦が続いていたスペインにおいて、争いと苦しみの渦にまきこまれた子どもたち。内戦を取材していた英国人ジャーナリストのジョン・ラングドン=デービスは、プイグセルダの駅で、首から一枚のメモをぶらさげて佇んでいる一人の男の子を見つけました。
「この子の名前はホセ。私は父親です。サンタンデールが陥落すれば、私は殺されるでしょう。この子を見つけた方は、どうかこの子の面倒を見てあげてください」
首にかかっているメモを読んだラングドン=デービスは、この父親の願いを受け止めてこの5歳の少年を引き取り、スペイン内戦による戦災孤児のためのシェルターを立ち上げました。その行動が、プランの前身となる団体の創設へとつながっていったのです。
その後、第二次世界大戦期にヨーロッパ大陸において活動を拡大したプランは、朝鮮半島やコロンビアなどの紛争地域において避難民支援の活動を続けた後、さらに、貧困に直面する子どもたちの生活環境の改善に活動範囲を広げて、アジア、中南米、アフリカにおいて地域開発を行ってきました。
世界中で子どもの権利を推進し、貧困と差別をなくす活動を続けます
2017年3月、プランは80周年を迎えました。今では51カ国で活動する国際NGOとして、2016年度には、世界の5万以上の地域で3200万人以上の子どもたちを対象に支援を行っています。
80年にわたる活動で蓄積してきた知識と経験を活かして、これからも私たちは子どもの権利にもとづいて、貧困や差別など困難な問題への解決に挑戦します。そして、将来を担う、女の子や男の子の声に耳を傾けながら、子どもと若者、地域、そして理念を共有する人々とともに活動し、草の根的な地域団体から国際機関にいたるまで、さまざまな次元での連携によって世界に大きな変化をもたらしていきます。
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