スペイン、ビエルソ地区のRaul Perez(ラウル・ペレス)正規代理店販売を6月5日(月)開始

メンシアというマイナー品種で一大ムーブメントを起こした、生きる伝説

株式会社フィラディス

株式会社フィラディス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:石田大八朗)は、2023年6月5日(月)より、スペイン、カスティーリャ・イ・レオン州ビエルソ地区の生産者Raul Perez(ラウル・ペレス)の正規代理店として、ワインの取り扱いを開始いたします。今後日本の輸入代理店としては、フィラディスのみでの取り扱いとなります。

https://firadis.co.jp/product/producer-info/?producerid=4882

  • 唯一無二の生産者、生きる伝説ラウル・ペレス 


1752年からビエルソでのブドウ栽培の歴史を持つ家系にラウル・ペレスは生まれました。バレンシアの醸造学校で学んだ後、実家であるボデガ・カストロ・ベントーサに参画。衛生管理の向上に加え、単一区画の概念を導入します。そして少量生産に方向転換を行い、短期間での品質向上を成し遂げました。

2007年には自身のドメーヌとなるボデガス・イ・ビニェドス・ラウル・ペレスを設立。メンシアとゴデーリョから生み出す唯一無二のワインは、瞬く間に多くのワイン評論家・愛好家の心を掴みました。

世界中のワインジャーナリストからも「天才醸造家」と賞賛されており、スペインのワイン専門誌『シバリタス』からマン・オブ・ザ・イヤーに選出されたり、イギリスの『デキャンター』誌で「スペインの最もエキサイティングな生産者」の筆頭に挙げられたりと、非常に高い評価を得ています。


  • ラウル・ペレスの哲学


ラウルの哲学は、畑や品種などのルーツを重要視し、原点となるブドウ畑と土地への深い理解を常に追求し続けることにあります。栽培・醸造では「自然をリスペクトし、ブドウに与える影響を最小限にする』がモットーです。畑は馬を使って耕し、醸造では各区画の個性が発揮されるよう最低限のSO2のみを添加、オークのニュアンスがワインを覆わないよう新樽は使用しません。『欠陥のあるワインは失敗作だ』と語るラウルの作品は、正確性と透明感を兼ね備えています。そしてそれこそが「ラウル・ペレスは典型的なワイナリーではない。それぞれのヴィンテージが独自に変化するようにし、標準的でないワインをつくる」と各方面で言われる所以です。


  • D.O.ビエルソについて

ビエルソはカスティーリャ・イ・レオン州の西側に位置しており、山々が立ちはだかり、急峻な斜面にブドウ畑が点在します。一つの生産者が小さな区画を何十ヶ所も所有しているため、「スペインのブルゴーニュ」と例えられています。

黒ブドウ品種のメンシアと白ブドウ品種のゴデーリョが有名で、特に2000年以降、若手の醸造家がメンシアを使用した高級ワインを競って生産するようになり、プリオラートと並ぶ注目の新興地域として世界中の熱い視線を浴びています。


  • テクニカルデータ

オーナー/醸造責任者: ラウル・ペレス

所有畑面積: 50ha

土  壌: 粘土質土壌、砂質土壌、粘土石灰岩など複数のミクロクリマを持つ

栽培方法: 畑仕事では、ブドウの木のケアに特別な注意を払いながら、常に持続可能性を主眼に置いている。これを実現するために、ブドウ畑は伝統的な手法で、馬を使って耕され、それぞれのブドウの木の状態を高く維持している。

醸造方法: 醸造は、各ワインが造られる各区画の純真性、個性を常に維持するよう、注意を払って行われている。赤ワインの醸造はシンプルで、ブドウは木製タンクで発酵させ3〜5ヶ月間マセラシオン。最後にバリックで12ヶ月間熟成させる。白ワインはバリックまたはフードルで発酵。


  • ワインリスト

ワイン名: 2020 Ultreia Godello
(カナ):
 ウルトレイア ゴデーリョ
産地: D.O.Bierzo
ブドウ品種: ゴデーリョ 100%
熟成: バリックで12ヶ月
希望小売価格: 3,800円
テイスティングコメント: 
色調:金色を帯びた輝きのあるイエロー。
香り:複雑で力強い。
味わい:ミネラル豊かな酸味のあるエレガントで美味な味わい。フレッシュでアロマティック。

ワイン名: 2020 Ultreia Saint Jacques
(カナ):
 ウルトレイア サン・ジャック
産地: D.O.Bierzo
ブドウ品種: メンシア主体にアリカンテ・ブーシェ、トゥルソー、ドニャ・ブランカ、パロミノ
熟成: 75%バリック&25%トロンコニック型大樽で12ヶ月
希望小売価格: 3,800円
テイスティングコメント:
色調:力強いチェリーレッド。
香り:チェリーやラズベリーのようなフレッシュな赤系ベリーのアロマ。
味わい:ボディーのしっかりしたワインで、フレッシュでバランスの取れたタンニンがある。味わい深い美味なワイン。

ワイン名: 2021 La Vizcaina La del Vivo
(カナ):
 ラ・ビスカイナ ラ・デル・ビボ
産地: D.O.Bierzo
ブドウ品種: ゴデーリョ90%、ドニャ・ブランカ10%
熟成: ゴデーリョはフードル12ヶ月、ドニャ・ブランカはアンフォラでフロールと共に12ヶ月
希望小売価格: 5,300円
テイスティングコメント:
色調:グリーンがかったイエロー。
香り:リンゴや洋ナシのような白いフルーツのアロマとプラムのヒント。
味わい:非常にバランスのとれた、素晴らしいボディー。

ワイン名: 2020 La Vizcaina La Vitoriana
(カナ): 
ラ・ビスカイナ ラ・ビトリアナ
産地: D.O.Bierzo
ブドウ品種: メンシア主体で僅かにトゥルソー
熟成: フレンチオークの500L樽(3~4年使用樽)で12ヶ月
希望小売価格: 5,300円
テイスティングコメント:
色調:濃いチェリーレッド。
香り:力強い香り。熟した赤系果実や下草のヒント。
味わい:フレッシュな果実のニュアンスに満ちた、素晴らしいボディーの力強いワイン。

ワイン名: 2020 La Vizcaina El Rapolao
(カナ): 
ラ・ビスカイナ エル・ラポラオ
産地: D.O.Bierzo
ブドウ品種: メンシア 100%
熟成: フレンチオークの500L樽(3~4年使用樽)で12ヶ月
希望小売価格: 5,300円
テイスティングコメント:
色調:鮮やかなチェリーレッド。
香り:レッドベリーのアロマとフローラルのノート、スパイスのヒント。
味わい:しっかりとしたタンニンが、果実味豊かな長い余韻のフィニッシュを持つパワフルなワインにしている。


※価格は税抜です。


<フィラディスの理念>

株式会社フィラディスは、2003年の創業以来、稀少性の高いオールドヴィンテージワインを日本に輸入するとともに、150を超える世界各地の優良ワイナリーの正規代理店として、選び抜かれた価格以上に価値のあるワインを日本にご紹介しています。更に、2019年にはオリジナルブランドである『Because, ワインシリーズ』を発売。2021年にはワインセラーブランド『フォルスタージャパン』を買収するなど、ワインライフを充実させる包括的な事業展開を目指しています。

『日本に成熟したワイン文化を根付かせる』という企業理念のもと、これまで以上に幅広い方々に美味しいワインをお届けするために、新しい時代を創るような革新的な取り組みを積極的に行ってまいります。


<会社概要>

会社名: 株式会社フィラディス  Firadis Ltd.

所在地: 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3 横浜コネクトスクエア11階

ホームページ: http://www.firadis.co.jp/

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会社概要

株式会社フィラディス

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URL
http://www.firadis.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい14階
電話番号
045-222-8871
代表者名
石田 大八朗
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2003年08月