蜷川実花氏が監修するパラスポーツと未来を突き動かすグラフィックマガジンGO Journal 3月13日(水)最新号を発刊
~3号のテーマは“ブラインド”~
日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ)は、蜷川実花氏がクリエイティヴ・ディレクターとして監修する、パラスポーツと未来を突き動かすグラフィックマガジンGO Journal 3号を2019年3月13日(水)に発刊します。
3号は、パラリンピック競技ならではの視覚障がいのある選手にフォーカスした“ブラインド”をテーマに、パラリンピック5大会メダリストの柔道・藤本聰選手と、ロンドン2012パラリンピックで金メダルを獲得したゴールボール・浦田理恵選手が表紙を飾り、ブラインドサッカー日本代表キャプテンの川村怜選手とJリーグJ3アスルクラロ沼津所属、サッカー解説者としても活躍する中山雅史氏の対談を掲載します。また、カルチャーページには、国内外で活躍する辻井伸行氏(ピアニスト・作曲家)が出演し、蜷川実花氏が撮り下ろした写真と、ジャズピアニストであり数学者として1996年に国際数学オリンピックインド大会で日本人女性初の金メダルを獲得した中島さち子氏を聞き手に迎えたインタビュー記事を展開。今号より、全国の蔦屋書店(7店舗)に加え、ロフト(10店舗)でも無料配布します。
また、今年お披露目されたばかりの渋谷区新庁舎(渋谷区宇田川町1-1)の15階にて開催中の日本財団「スポーツの力」写真展(主催:渋谷区、日本財団/会期:開催中~4月25日まで/入場無料)内にてGO Journalの写真を展示、3号を配布します。
詳しくはこちら → https://www.parasapo.tokyo/topics/14239
■GO Journalクリエイティヴ・ディレクター 蜷川実花氏コメント
GO Journalの3号目が発刊になりました。「この本が、パラスポーツ、パラアスリート、障がい者を取り巻く環境や意識がかわるキッカケになれたら本当にうれしい」という創刊の思いは、変わらないどころかますます強くなっていると同時に、続けていくことの大切さを実感しています。これからも、彼らのかっこよさを伝え続けていきたいと思います。
蜷川実花|写真家、映画監督
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映画『さくらん』(2007)、『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』『人間失格』(ともに2019年公開予定)監督。映像作品も多く手がける。2008年、「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回。台北、上海などアジアを中心に大規模な個展を開催し、動員記録を大きく更新するなど人気を博し、世界的に注目を集めている。2018年熊本市現代美術館を皮切りに、個展「蜷川実花展—虚構と現実の間に—」が全国の美術館を巡回中。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任。
https://www.ninamika.com/
■GO Journal(ゴージャーナル) 3号
主催:日本財団パラリンピックサポートセンター
発行:2019年3月13日|価格:無料|部数:25,000部
判型:A3タブロイド判型|ページ数:48p
協賛:キヤノン株式会社、全日本空輸株式会社、大日本印刷株式会社、東京地下鉄株式会社
■3号出演者プロフィール
藤本聰|ふじもと・さとし|Satoshi FUJIMOTO
1975年、徳島県出身。視覚障害者柔道男子66キロ級日本代表。B2(弱視)クラス。幼い頃に事故で左目を負傷し、現在、左目の視力はゼロ に等しい。5歳から柔道を始め、徳島県立盲学校高等部に進学したのを機に、視覚障害者柔道へと転身。21歳で初出場した1996年のアトランタパラリンピックから3大会連続で金メダルを獲得。2008年の北京大会で銀メダル、2012年のロンドン大会は出場を逃すも、2016年のリオ大会で銅メダル獲得。2020年、東京大会を目指す。
写真=蜷川実花
浦田理恵|うらた・りえ|Rie URATA
1977年、熊本県出身。ゴールボール女子日本代表候補。ポジションはセンター。20歳の時に網膜色素変性症を患い、両目を失明。一時はそのショックから引きこもるも、ゴールボールに出合いその魅力にのめり込む。競技を始めてわずか3年の 2008年、北京大会でパラリンピック初出場を果たすと、2012年のロンドン大会で金メダル獲得。2016年のリオ大会では5 位入賞。守護神として活躍する。2016年までは日本代表のキャプテンとしてもチームをまとめた。
写真=新津保建秀
川村怜|かわむら・りょう|Ryo KAWAMURA
1989年、大阪府生まれ。Avanzareつくば所属。5歳でぶどう膜炎により視力が低下。小学生ではサッカーを、中高では陸上に汗を流した。筑波技術大学に進学後ブラインドサッカーを開始。全盲と診断された2013年に日本代表に初選出。いきなりブラジルからゴールを奪った。2016年より主将を担う。
写真=今井智己
中山雅史|なかやま・まさし|Masashi NAKAYAMA
1967年、静岡県藤枝市生まれ。藤枝東高、筑波大を経て1990年に日本リーグのヤマハ発動機(現・ジュビロ磐田)に入団。J1では通算157ゴール、4試合連続ハットトリックなどを記録した、日本が誇るストライカー。W杯日本人初ゴールも成し遂げている。現在はJ3のアスルクラロ沼津に所属。サッカー解説者でもある。
辻井伸行|つじい・のぶゆき|Nobuyuki TSUJII
ピアニスト・作曲家。1988年、東京生まれ。10歳でオーケストラと共演してデビュー。2005年に最年少でショパン国際ピアノ
コンクールに出場し「批評家賞」。2007年にデビュー・アルバム『début』を発売。2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて日本人で初優勝を飾る。国内外のリサイタルや作曲など、精力的な音楽活動を行っている。
写真=蜷川実花
中島さち子|なかじま・さちこ|Sachiko NAKAJIMA
ジャズピアニスト、数学者。1979年生まれ。幼少の頃よりピアノ・作曲に親しむ。1996年に国際数学オリンピックインド大会で日本人女性初の金メダル獲得。東京大学で数学を学びながら、音楽活動を開始。現在、ジャズピアニストとして活動をする傍ら、数学研究者としてワークショップや講演を行っている。著書に『音楽から聴こえる数学』(講談社)など。
■配布場所(無料、五十音順):
キヤノンデジタルハウス銀座(中央区銀座)/キヤノンプラザS品川(港区港南)/キヤノンデジタルハウス大阪(大阪市北区)/渋谷区新庁舎15F スペース428/DNPプラザ(新宿区市谷田町)/蔦屋書店(銀座、代官山、中目黒、京都岡崎、梅田、広島、六本松)/日本財団ビル(港区赤坂)/ロフト*(渋谷・銀座・吉祥寺・札幌・仙台・名古屋・梅田・神戸・岡山・天神)ほか
*ロフトは3月25日(月)から
詳しくはこちら → https://www.parasapo.tokyo/topics/14230
※送料負担にて、ご指定のお届け先に配送も可能です。GO Journal公式サイトよりお申し込みください。
■その他プロモーション情報:
・全国公立および大学図書館(1,000館)、全国高等学校(約5,000校)への寄贈
・3月18日(月)~31日(日)まで東京メトロ各駅にポスターを掲出
■GO Journalとは
GO Journalは、パラスポーツの興奮とパラアスリートたちの息づかいとそれを取り巻くカルチャーとの交錯点を伝えるフリーマガジンです。そこから目指すのは、パラスポーツ観戦のボトルネックとなっている「先入観」───障がい者はかわいそう、なじみが薄い、そもそも分からない、スポーツそのものの興奮がない、などといった見方・認識───を揺さぶり、転覆させ、ひいては2020年以降のインクルーシブ社会の発展に向けて、一人一人の行動を喚起するためのトリガーとなることです。
http://www.parasapo.tokyo/gojournal/
■写真展について:
【SHIBUYA オリンピック・パラリンピック Special Weeks ~日本財団「スポーツの力」写真展~】
会場:渋谷区役所15Fスペース428 (渋谷区宇田川町1-1)
会期:2019年2月19日(火)~4月25日(木) ※日・祝日を除く
時間:10:00~17:00(月~金) 12:00~17:00(土)
入場料:無料
主催:渋谷区、日本財団
SHIBUYA オリンピック・パラリンピック Special Weeks ~日本財団「スポーツの力」写真展~に関するお問い合わせ
渋谷区オリンピック・パラリンピック推進課
TEL: 03-3463-1849
■日本財団パラリンピックサポートセンターとは
日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)は、2015年5月に設立されました。東京2020パラリンピック競技大会およびパラリンピックスポーツ環境の発展のため、パラリンピック競技団体の体制整備、パラリンピックスポーツの教育・普及啓発事業、そして、インクルーシブ社会の実現へ向けた事業を展開しています。日本財団ビル4階(港区赤坂)には、パラリンピック競技団体(28団体)や関係団体との共同オフィスを設け、スタッフ、パラアスリートと共有しています。小中高校向けのパラスポーツ体験型出前授業「あすチャレ!School」、障がい当事者講師によるダイバーシティセミナー「あすチャレ!Academy」、パラスポーツを取り入れた運動会プログラム「あすチャレ!運動会」などの事業も全国に展開しています
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