誰でも簡単に設置・操作ができる!カメラ映像のAI解析ツール「RiNoCA」のプレ販売を開始

~建設・建築現場での利用から、将来的に小売業界への拡大を目指す~

株式会社Ridge-i

 AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i(東京都千代田区:代表取締役社長 柳原 尚史、以下「リッジアイ」)は、専門知識がなくてもPCやタブレットから監視したい状況と対象エリアを設定するだけで、カメラ映像から対象物や人の行動を検知するノーコード動画解析AIツール「RiNoCA」を9月20日よりプレ販売を開始します(正式販売は2023年1月予定)。
 AIなどの専門知識がなくてもAI監視ツールが導入できることが特長で、人材及びコスト負担を軽減させる監視システムとして、安全映像監視のニーズを持つ鉄鋼業を始め製造業全般及び、小売業にむけた監視システムとして展開し、活用いただくことを目指します。

▲RiNoCA画面(イメージ)
カメラ映像から監視対象行動の設定を行い、検知したらアラートを発出。検知した動作の種類や回数などの時系列レポート表示機能も搭載。
 

 

■RiNoCA 提供開始の背景
 デロイト トーマツ ミック研究所の調査※1によると、ビジネス・アナリティクス及びビジネス・インテリジェンス市場は、2019年度に3,484億円、2020年度は前年度比114.2%の3,977億円と好調な伸びを示しており、コロナ禍でのサービス形態や需要変化により2025年度までに7,368億円規模になると予想されています。 今年5月に業務提携した、防犯カメラ・監視カメラのクラウドサービスを提供するセーフィー社※2と建築・建設業界に注目して実証実験を経た結果、ただ保存用として監視カメラを利用するだけでなく、有事の際にアラートを発出したり、業務改善ポイントを検出できることが確認されました。

■RiNoCA (リノカ)概要
 あらかじめ設定された検知機能から必要機能を選択して利用することができます。
操作は3ステップと簡単で、①PCやタブレット上で動画を確認しながら検知エリアを選択、②選択したエリア内で対象と感知したい動作を選択し、③通知手段を選択する、といった手順ですぐに使うことができます。

左表)設定機能(基本設定) 右表)検知機能左表)設定機能(基本設定) 右表)検知機能

動作イメージ動作イメージ

■活用しやすい業種例
土木作業現場 / 建築現場 / 工事現場(死角エリア)
  ● プリセットの動作の種類に応じて介護現場 / 見守りサービスなどでも活用できます。
    ご希望のシーン、及び動作があればカスタマイズ対応も可能なのでご相談ください。

■今後の展望
 これまでAI監視カメラを導入する際は、専門知識を有する人材がレイアウトに合わせたカメラの設置や、システム上で座標及びマップ調整など画角調整を行う必要があり、現場や店舗のレイアウトの変更に合わせた再調整などで人的・コスト負担が発生することが、導入障壁の1つになっていました。リッジアイではユーザー自身で設定できるノーコードシステムを提供することで、現場が抱えるこのような課題解消に努め、利用促進を後押ししていきたいと考えます。また利用者からのフィードバックをもとに、プリセットされる動作も現在の5個から2023年末までに15~20個に増やすことで、より多くのシーンに対応できるよう開発を進めます。
 「誰でも設定できる」「現場に負担をかけない監視ツール」として建設現場や製造現場をはじめ、映像監視のニーズが高い衣服を取り扱う小売店舗など、様々な業界・現場への導入に対応していきます。

■RiNoCA概要

  • サービス名:RiNoCA(リノカ)
  • RiNoCA紹介サイト:https://ridgei-rinoca.com/
  • プレ販売開始日:2022年9月20日(火曜)
  • 販売価格:オープン価格
  • 問い合わせ先: https://ri.ridge-i.com/form/rinoca
    • リッジアイのオフィスで9月20日よりRiNoCAのデモをご覧いただけます (東京都・大手町)。ご希望の方は、上記問い合わせ先フォームのコメント欄に『デモ見学希望』と入力してください。担当者から折り返し連絡いたします。


■RiNoCA申し込み~導入までの流れ
① 「RiNoCA」お問合せ
② ご要望ヒアリング
③ お申し込み
④ カメラ設置(カメラメーカーによって手順が異なります)
⑤ 「RiNoCA」システムとの連携
⑥ 検知エリア・動作の設定(ユーザー様にて設定可能)
⑦ 利用開始
 
※1 デロイト トーマツ ミック経済研究所:「ビジネス・アナリティクス市場展望 2020年度版」
※2 2022年5月25日「セーフィーとRidge-iが、カメラプラットフォームへのAI技術提供で業務提携~ノーコードでユーザーが設定可能な動画解析AIツールの実証実験を開始~」リリースより


■株式会社Ridge-i(リッジアイ)
 リッジアイは、AI・ディープラーニング領域において、社会課題・顧客課題に寄り添い、現場に入り込んだコンサルテーションに始まり、アセスメント、開発、導入、顧客による自走化までを一元的に提供するテックイノベーションファームです。特に、画像やセンサーデータの解析について、様々な技術とディープラーニングを始めとするAIを組み合わせた開発能力に強みを持ち、投資対効果が高く技術面において最適化されたソリューションの提供により、課題解決に取り組んでいます。顧客課題だけでなく、多くの社会課題に取り組み、JAXAより受託した土砂崩れ解析ディープラーニングで第4回宇宙開発利用大賞経済産業大臣賞と、SDGs課題と環境変化を衛星画像から発見する「GRASP EARTH」で第5回宇宙開発利用大賞環境大臣賞を連続して受賞しました。今後も技術の実用と研究の両立を追求し、社会・顧客が持続的に効果を実感できる最高のソリューションを提供します。

会社名: 株式会社Ridge-i
設立:  2016年7月
所在地: 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル438
代表:  代表取締役社長 柳原 尚史
資本金: 15億3,500万円(資本準備金含む)
事業内容:① AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発
     ② 共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発等によるプロダクトの提供
URL:  https://ridge-i.com
お問合せ:contact@ridge-i.com

 

 

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会社概要

株式会社Ridge-i

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URL
https://ridge-i.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1−6−1 大手町ビル 438
電話番号
-
代表者名
柳原 尚史
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2016年07月