ベトナム航空、スカイチーム主催の「サステナブル・フライト・チャレンジ」で「Boldest Move(果敢な取り組み)」を受賞

外部企業と連携し機内食の余剰分をベトナムの地域や家庭へ寄付

ベトナム航空 日本支社

ベトナム航空(日本支社 所在地:東京都千代田区、日本地区総支配人:ゴー・シー・アイン)はこのたび、世界的な航空連合であるスカイチームが主催する「サステナブル・フライト・チャレンジ2023」にて、「Boldest Move(果敢な取り組み)」賞を受賞し、2023年10月3日にアメリカ・アトランタで開催された授賞式にて表彰されました。シリアルやスナックなど、乗客に配布せずに余った機内食を、フードロスや困窮など社会課題に取り組むベトナム企業、ベトハーべスト社に寄付したことが高く評価されての受賞となりました。寄付された機内食は厳格な品質保証プロセスを経て、ベトナムの生活に困窮する地域・世帯に配布される仕組みとなっています。ベトハーベスト社は2022年6月から、良質な余剰食品を回収しベトナムの恵まれない地域で配布するなど社会課題に取り組んでいます。


さらに当社は、「サステナブル・フライト・チャレンジ2023」の「Best Cleaning Waste Management Solution(優秀清掃廃棄物管理ソリューション)」部門でも3位に入賞しました。


「サステナブル・フライト・チャレンジ」は、スカイチームが2022年、各航空会社による環境に配慮した革新的な取り組みを推奨するため開始したコンテストです。第2回となる2023年は航空会社22社が参加し、2022年より50便多い計72便による350以上の環境に配慮した取り組みが審査の対象となりました。王立オランダ航空宇宙センターやPAコンサルティングなどを含む専門機関、国際的に活躍する航空産業やサステナビリティなど幅広いバックグラウンドをもつ専門家がこれらの取り組みを審査し、メインカテゴリー7分野、サブカテゴリ―25分野で受賞航空会社を決定・表彰しています。


また「サステナブル・フライト・チャレンジ2023」の一環として、ベトハーべスト社との取り組みに加え、ベトナム航空はハノイ発フランクフルト(ドイツ)行きのVN37便でサステナビリティに注力したさまざまな取り組みを実施しました。例えば、服飾品のアップサイクル事業を行うベトナム企業リムループ社と協力し、使用不可能となった救命胴衣からハンドバッグを製作して機内で配布したり、アメリカ大豆輸出協会(USSEC)と提携し、持続可能な方法で栽培された大豆や季節の食材を使用した機内食を提供しました。


【ベトナム航空 代表取締役副社長:ダン・アン・トゥアン コメント】

「この賞は、食料廃棄、飢餓、貧困の削減、そしてベトナムにおける持続可能な食文化とエコシステムの構築に対するベトナム航空のコミットメントを示すものです。私たちは、意識を高め、革新的なアプローチを模索するだけでなく、世界中の航空会社と力を合わせ、2050年までにネット・ゼロ・エミッションを達成するという航空業界の目標達成に向け、尽力していく所存です。」

【スカイチームについて】

スカイチームは、1,050 以上の就航都市からなる広範なグローバルネットワークを通じて数百万人のお客様をお繋ぎするため、全加盟航空会社が協力し、シームレスでより責任あるカスタマージャーニーを実現することに尽力しています。

加盟航空会社:アエロフロート航空(運休中)、アルゼンチン航空、アエロメヒコ航空、エールフランス航空、チャイナ エアライン、中国東方航空、チェコ航空、デルタ航空、ガルーダ・インドネシア航空、ITA エアウェイズ、ケニア航空、KLM オランダ航空、大韓航空、ミドルイースト航空、サウディア、タロム航空、ベトナム航空、ヴァージン・アトランティック航空、廈門航空。


【サステナブル・フライト・チャレンジについて】

各航空会社による環境に配慮した革新的な取り組みを推奨し評価する「サステナブル・フライト・チャレンジ(TSFC)」は、世界中の航空会社が加盟する大手航空連合であるスカイチームにより、2022年に初めて開催されました。2023年は5月15日~5月28日に開催され、航空会社 22 社が参加し持続可能なソリューションを実施し、32 のカテゴリーで賞を競いました。フライトと地上業務を含むこのチャレンジは、より持続可能な未来に向けた航空業界の新たな一歩です。


<ベトナム航空について>

ベトナム航空(スカイチームアライアンスメンバー)は、1993年にベトナム国営航空会社として設立しました。

現在ベトナム国内21、海外29の都市を結ぶ計100路線で、ボーイング787-9、ボーイング787-10、エアバスA350-900 XWB、エアバスA321neoといったアジアで最新鋭の機材を運航しています。日本路線は、東京成田・東京羽田・名古屋・大阪・福岡の5つの空港から、ハノイおよびホーチミンへ、さらに東京成田からダナンへ運航しており、日越間の最大輸送を誇ります。

最新機材の導入と革新的なデジタル化への取り組みが評価され、航空産業の格付け会社Skytrax社による4スター、「AirlineRatings.com」による2023年世界の航空会社トップ20、APEX(Airline Passenger Experience Association)による2024年の「5スター航空会社」に認定されました。

今後は、ベトナムの伝統文化がトレードマークの現代的な航空ブランドとして、世界的な知名度を確立することで、アジアトップクラスのエアラインとなることを目指しています。
https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/home


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会社概要

ベトナム航空 日本支社

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業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞ヶ関ビル6F
電話番号
03-5157-7405
代表者名
ゴー シー アイン
上場
未上場
資本金
-
設立
1994年10月