国内アパレル工場、製造機械100台をIoT化~人手不足の製造業で生産性を上げるITの活用~

西菱電機株式会社

西菱電機株式会社(本社事務所:大阪府大阪市、代表取締役社長:西岡 伸明、以下「西菱電機」)は、第一ニットマーケティング株式会社(本社:新潟県見附市、代表取締役社長:近藤 英雅、以下「第一ニットマーケティング」)に、ニット製造機械(横編機)100台分のIoTサービスを導入いたしました。
ニット製造機械が停止した場合、従来は、作業者は各機器に設置された信号灯を目視で確認をして作業をしていましたが、IoTで次に作業が必要な機械が判別されるようになったことで、技能の習熟度に依存せず作業ができるようになりました。製造機械の停止状態である「チョコ停」(※1)の時間を減らすことで、稼働率が上がり、生産性の向上が見込まれます。

 

プレスリリースイメージ(中)プレスリリースイメージ(中)

■導入内容
ニット製造機械「横編機」のIoT 化のため、「信号灯状態検知ユニット」を採用しました。特長は、今ある工場機械に後付けができ、センサー単独では電源がいりません。信号灯から機械の稼働状態を「稼働中」、「停止中」、「異常停止」の3 つに判別し、工場内に設置したモニターに表示することで、作業者は、次に作業するべき機械が分かるようになります。これにより、製造機械の停止状態である「チョコ停」の時間を減らすことができ、稼働率が上がり、生産性の向上が見込まれます。

※1 「チョコ停」とは、製造機械が何らかの理由で短時間に繰り返し停止すること

 

■第一ニットマーケティング
新潟県見附市は、新潟県の中央に位置し、産業では全国有数の総合繊維産地です。その中で第一ニットマーケティングは、昭和26年に織物製造会社として事業を始め、ニット製品の企画・製造・販売事業、ニット用原糸販売事業、原糸仮撚加工事業を行っています。同社は、ハイゲージニットの製造技術を中心に実績を重ね、その分野で高い評価を得ています。

■西菱電機株式会社
IoTサービスを中心とする「IoT事業」、携帯情報通信端末の販売及び修理再生などを手がける「情報通信端末事業」、情報通信機器及びシステムの開発、販売、保守、運用を手がける「情報通信システム事業」を展開する ICT ソリューション企業です。

■「Seiryo Business Platform(SBP)」とは
「Seiryo Business Platform(SBP)」では、「ITで仕事をポジティブに、そして生活を豊かに」をサービスコンセプトとして、業務効率化や生産性向上のためのサービスを提供しています。例えば、産業機械の稼働状況の可視化、圃場の環境の可視化、社内の屋内環境の可視化などのIoTサービスや、業務報告ツール「Check-in(チェックイン)」、IPトランシーバーアプリ「Transceiver(トランシーバー)」、インカムアプリ「Incom+(インカムプラス)」などのコミュニケーションサービスなどを提供しています。

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会社概要

西菱電機株式会社

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URL
http://www.seiryodenki.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区堂島2丁目4番27号 JRWD堂島タワー
電話番号
-
代表者名
西井 希伊
上場
東証スタンダード
資本金
5億2301万円
設立
1966年12月