経済産業省・国土交通省オブザーバー参画の「フィジカルインターネット成熟レベル検討ワーキンググループ」レビュー委員に選定
AI・DXの観点から物流革新を支援、産学官連携の加速
株式会社アイディオット(本社:東京都渋谷区、 代表取締役:井上智喜 以下、当社)は、一般社団法人フィジカルインターネットセンター (東京都中央区、理事長:森 隆行、以下「JPIC」)が設立した「フィジカルインターネット実現コンソーシアム」における「PI成熟レベル検討ワーキンググループ(WG)」のレビュー委員に、当社代表取締役 井上が選定されたことをお知らせいたします。

■ 背景
物流業界では、慢性的な人手不足やCO₂排出削減の要請を背景に、サプライチェーン全体の効率化が急務となっています。これに対しJPICでは、サプライチェーン全体の生産性を向上させることを目的としてフィジカルインターネット(PI)の実現を推進しています。その取り組みの一環として設立されたコンソーシアムでは、PI実現に向けた活動の情報共有と進捗管理を行っています。コンソーシアムの傘下には複数のワーキンググループが設置されており、「PI成熟レベル検討WG」はそのうちの一つです。
■ PI成熟レベル検討WGとは?
PIに関しては多様な解釈・実証実験が存在するが、「どの取組みがどの程度PIに近いのか」を比較・評価する基準がなかったため、実装度合いを定量的に把握し、業界全体で共有できる「ものさし」が必要となり、WGが設置されました。
本WGは、産学官が連携して運営され、経済産業省および国土交通省がオブザーバーとして参画しています。
・目的
PIの普及を目標としてPIモデルのプロセス成熟度を評価し、プロセスの成長のためのガイダンスを提供することとなります。
・参加者
検討メンバー:一般社団法人フィジカルインターネットセンター、株式会社野村総合研究所
委員:学識経験者、企業経営層
・オブザーバー:経済産業省、国土交通省
・事務局:一般社団法人フィジカルインターネットセンター
■ 当社の主な貢献領域
井上はレビュー委員として、特に AI・DXを活用した評価と知見提供を担います。
・データ活用度・デジタル度:標準化されたデータ連携やリアルタイム可視化の進展度を評価
・AIによる予測・最適化:需要予測、在庫配置、輸配送ルートの最適化などへの適用可能性を検討
・DXによる業界連携の推進:異業種間の情報共有・連携を加速する仕組みの有効性を検証
これにより、物流のデジタル化を加速させ、持続可能かつ競争力あるサプライチェーンの実現に貢献いたします。
■ 代表 井上より
フィジカルインターネットの実現には、標準化・デジタル化・業界横断の連携が欠かせません。PI成熟度モデルの検討においては、特にAI・DXの視点から、データ標準化や需要予測、輸配送最適化といった取り組みの有効性を評価し、現場に即した提案を行ってまいります。
産学官が一体となって取り組む本WGに参画できることを大変光栄に思います。
■ 今後の展望
当社は今後も、物流効率化・脱炭素化・デジタル化に資する取組みを積極的に推進し、サプライチェーン全体の最適化と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■ 株式会社アイディオットについて
2014年11月創業。”データプラットフォームを用いてビジネスの価値を最大化・最適化する” をミッションに掲げ、データ・AIを利活用することであらゆるサプライチェーンデータやネットワークを管理し、DX推進において最も核となる部分をインハウス化することでノウハウの蓄積・ワンストップでの価値提供を実現しております。
物流にかかわる在庫管理や配送などを可視化、最適化し、それらのデータを活用し需要予測などのシミュレーションを行うツール「ADT(AidiotDigitalTwin)」の開発や、これまでの経験と強みをベースにした、ワークショップ型新規事業支援などを展開し、日本を代表する大手企業のDX支援、国⺠にとって真に必要な社会的課題や日本経済再生に寄与できるような世界を先導する課題に取り組んでいます。
■ 会社概要
会社名:株式会社アイディオット
代表者名:代表取締役 井上智喜
本社:東京都渋谷区神南1-12-16アジアビル6F
設立:2014年11月
メンバー:約72名(パート・業務委託含む)
【代表SNS】
Twitter:https://twitter.com/AidiotC
Facebook:https://www.facebook.com/satoki.inoue.5
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アイディオット
広報担当:町田
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-12-16 アジアビル6F
Email: pr@aidiot.jp | Web: https://aidiot.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像