新株予約権付融資を活用した シリーズAエクステンションラウンドでの資金調達を実施
スタートアップとしてデットファイナンスを成長投資のために積極利用
資金調達の背景
あおぞら企業投資とは、2022年10月よりにベンチャー企業向けデットファンド「あおぞらHYBRID2号投資事業有限責任組合」(GP:あおぞら企業投資株式会社(代表取締役社長:久保 彰史、あおぞら銀行100%出資))からの資金調達について、当社の成長ステージに合わせた通常のエクイティによる資金調達よりも株式の希薄化を抑制した最適なデットファイナンスの実現を模索してきました。
そしてこの度、今後の更なるプロダクト開発、サービス改善およびそれを支える採用強化のための資金需要に対し、「新株予約権社債」のスキームによる資金調達を実現することができました。一般的な増資に比べて、長期的な資本政策上の観点から希薄化を抑制できることや、手続き等を含め機動的に実行できることがベンチャー企業にとっての大きなメリットです。
今回の資金調達の主な資金使途となる当社の主軸プロダクト、Study Worksについて
Study Works:https://product.puzz.app/lp/sw/
治験実施医療機関向けに開発された治験業務管理システム。
治験の実務を担う治験コーディネーター(以下、CRC)を中心に関わるステークホルダー(製薬企業・CRO・患者・医療機関内の他部門等)との業務管理がワンストップで可能です。
日本では年間800本ほど、毎年新規の治験届が申請されています。このうち60%〜70%は計画通りに治験を終えることができていません。この背景には、治験の計画から承認申請まで長いプロセスの中にさまざまな課題が発生していることが関係しています。
治験が開始された段階で重要となってくる医療機関内で発生する膨大な治験管理業務を、Study Worksの機能で一元管理することで工数を削減します。主にCRCが担う治験業務、製薬企業との進捗管理や登録患者状況のやり取り、担当患者管理を一元化し、医療機関内の他部門間業務(請求管理・検査依頼等の支援)の効率化が可能となります。そして、重要な患者エントリーの支援においてはStudy Works内のオプション機能で地域住民、周辺医療機関/医師への治験情報共有、関連病院(紹介専門のサテライトサイト)等からの患者紹介管理が可能なため、患者登録の促進にも大きく寄与します。
Study Worksの描く未来は治験業務管理や被験者募集促進に留まらず、DCT(Decentralized Clinical Trial:分散型臨床試験)のワンストップツールとしても今後対応していきます。
Study Works:https://product.puzz.app/lp/sw/
会社概要
会社名:株式会社 Buzzreach
設立年月日:2017年6月23日
資本金:8億9,032万5,015円(資本準備金含む)
代表取締役 CEO:猪川 崇輝
所在地:〒108-0071 東京都港区白金台3丁目19-1興和白金台ビル
HP:https://www.buzzreach.co.jp/
事業内容:
◦製薬企業向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS 開発
◦医療機関向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS 開発
◦臨床試験被験者募集に関する支援業務
◦患者向け医療情報マッチングサービス
◦患者向け SNS アプリサービスの開発/運用
◦患者主観情報(ePRO)サービスの開発/運用
◦スマートフォン及びパーソナルコンピューター向けアプリケーションソフトウェアの開発及び販売
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社 Buzzreach 広報担当:石塚
Tel:03-4590-0258 Email:contact@buzzreach.co.jp
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