RECOTECH、国内最大級のリゾート型ショッピングモールに、資源循環のデータインフラ「pool」を導入

軽井沢・プリンスショッピングプラザで、テナントごとの廃棄物計量管理、分別の見える化、環境レポート化を推進

レコテック株式会社

レコテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:野崎 衛、以下「RECOTECH」)は、軽井沢・プリンスショッピングプラザにおいて、資源循環のデータインフラ「pool」を活用した廃棄物管理DXおよび資源循環スキーム構築に向けた取り組みを開始しました。本取り組みでは、施設内の廃棄物排出をテナント単位で可視化し、品目別の排出量や分別状況をデータとして把握することで、テナントが主体的に分別へ参加できる仕組みづくりを進めます。

軽井沢・プリンスショッピングプラザ。1995年の開業から30年を迎えた、敷地面積約260,000㎡・約240店舗を擁する国内最大級のリゾート型ショッピングモール。画像提供:株式会社西武不動産プロパティマネジメント

本取り組みでは、施設内の廃棄物排出をテナント単位で可視化し、品目別の排出量や分別状況をデータとして把握することで、テナントが主体的に分別へ参加できる仕組みづくりを進めます。テナントごとの環境レポートの提供、リサイクル率向上に向けた新たな分別スキームの実装を目指します。

軽井沢・プリンスショッピングプラザは、1995年の開業から30年を迎えた国内最大級のリゾート型ショッピングモールです。自然豊かな軽井沢に立地し、多様なテナントが集積する同施設で資源循環の高度化に取り組むことは、商業施設におけるサステナブルな運営モデルを構築する上で重要な意義を持ちます。

RECOTECHは本取り組みを通じて、商業施設を「廃棄物が発生する場所」から「再生資源の供給拠点」へと進化させるモデルづくりを支援していきます。

取組概要

施設名: 軽井沢・プリンスショッピングプラザ
所在地: 長野県北佐久郡軽井沢町
規模: 約240店舗、敷地面積約260,000㎡
運営主体: 株式会社西武不動産プロパティマネジメント
開業: 1995年(2025年に開業30周年)
取組開始: 2026年4月より順次
取組範囲: テナント別廃棄物計量、分別状況の可視化、環境レポート化、新分別スキーム実装の検証
活用システム: RECOTECH「pool」(資源循環のデータインフラ)

軽井沢・プリンスショッピングプラザで取り組む意義

軽井沢・プリンスショッピングプラザは、自然豊かな軽井沢に立地する国内最大級のリゾート型ショッピングモールです。観光、買い物、食、滞在体験が一体となった施設であり、多くの来場者とテナントが集まる大規模な消費拠点でもあります。

本取り組みの意義は、単なる廃棄物管理の改善にとどまりません。

第一に、地域性。自然環境と観光資源が施設価値の基盤となる地域において、環境負荷の低減に取り組むことは、施設運営そのものの持続可能性に直結します。

第二に、テナントを巻き込む難易度。商業施設では、施設運営者だけが環境施策を進めても限界があります。日々廃棄物を排出するテナントが参加し、分別や排出削減に取り組める仕組みを設計することが不可欠です。

第三に、横展開可能なモデルとしての意義。大規模商業施設で、テナントごとの計量管理、分別状況の可視化、環境レポート化、新たなリサイクルスキームの検討までを一体で進められれば、アウトレットモール、駅ビル、複合商業施設、観光施設、ホテル、テーマパークなど、全国のさまざまな施設に応用できるモデルとなります。

開業30周年という節目で本取り組みを開始することは、次の30年に向けて、商業施設のあり方を「消費の場」から「資源が循環する場」へと再定義する試みです。

本取り組みの特徴

1. テナントごとの排出量を可視化する

本取り組みでは、テナントごとにICカードを付与し、廃棄物排出時の計量データとテナント情報を紐づけます。これにより、施設全体の廃棄物量だけでなく、テナント別・品目別の排出実態を把握できるようになります。従来見えにくかった排出構造をデータ化することで、分別改善やリサイクル率向上に向けた具体的な施策立案が可能になります。

施設バックヤードに設置されたpoolの計量ステーション。計量器・タブレット・ラベルプリンタが連携し、テナント別IDで廃棄物の排出量を記録する。

2. テナントと分別の状況を共有する

分別を定着させるためには、ルールを掲示するだけでは不十分です。テナントが「分別に取り組む意味」を理解し、日々の業務の中で無理なく参加できる仕組みが必要です。

本取り組みでは、テナントごとの排出量や分別状況をデータとして可視化し、施設運営者とテナントが同じ情報をもとに分別へ取り組める状態をつくります。排出実態をテナント自身が把握できるようにすることで、分別ルールの定着と、施設全体での主体的な分別参加を後押しします。

3. 商業施設特有の廃棄物を資源化する

商業施設では、一般的な可燃ごみ・不燃ごみに加えて、衣類カバー、ハンガー、生ごみ、廃食油など、業態ごとに特徴的な廃棄物が発生します。これらは、適切に分別し、リサイクル先を設計することで、再資源化の可能性を持つ品目です。

本取り組みでは、現状の分別状況、処理方法、排出量を把握し、リサイクル率向上に向けた新たな分別・回収スキームの実装可能性を検証します。

4. リサイクル先を動的に最適化する

資源循環において重要なのは、一度リサイクル先を決めて終わりにしないことです。リサイクル技術や再生材の需要は変動するため、複数の処理事業者・リサイクル先を動的に選択し、施設にとって最適な循環ルートを継続的に更新する設計が求められます。

RECOTECHは、廃棄物の排出データや素材情報をもとに、品目ごとの循環可能性を検討し、施設にとって最適な資源循環スキームの構築を支援します。

5. テナントごとのダッシュボードを提供

企業におけるサステナビリティ開示(ISSB/SSBJ準拠の開示要請等)や環境対応の重要性が高まる中、テナント側にとっても、自社の廃棄物排出量やリサイクル状況を把握するニーズは高まっています。

本取り組みでは、テナントごとの排出量、分別状況、リサイクル実績などを可視化し、環境レポートとして提供します。施設運営者だけでなく、テナント企業にとっても、自社の環境対応を具体的なデータで把握・発信できる基盤となります。

pool のダッシュボード。排出量・リサイクル量・最終処分量・リサイクル率・CO2排出量や、品目別・処理方法別の内訳を可視化し、環境レポートとして活用できる。

RECOTECHが支援すること

RECOTECHは、単に計量システムを提供するだけではありません。商業施設における廃棄物管理の現場では、データを取得する前に、排出場所、分別ルール、テナントへの説明、回収導線、リサイクル先の調整など、複数の運用課題を整理する必要があります。

RECOTECHは、資源循環のデータインフラ「pool」を活用しながら、以下を一体で支援します。

  • 廃棄物置き場や排出導線の現状把握

  • テナントごとの計量管理オペレーション設計

  • 品目別の排出量・分別状況の可視化

  • 分別ルールとテナント向け運用設計

  • テナントへの分別データ共有の仕組みづくり

  • リサイクル率向上に向けた対象品目の抽出

  • 再資源化先・循環スキームの探索

  • テナントごとの環境レポート化に向けたデータ基盤整備

これにより、商業施設は、廃棄物管理を単なる管理業務ではなく、環境価値と施設価値を高める経営施策として位置づけることが可能になります。

資源循環のデータインフラ「pool」について

「pool」は、RECOTECHが提供する資源循環のデータインフラです。廃棄物・資源物の排出、計量、回収、再資源化、調達に関わる情報をデータでつなぎ、これまで分断されてきた資源循環のプロセスを可視化します。

「pool」は、排出・回収・調達の三者を、ひとつのデータ基盤でつなぐ資源循環のデータインフラ。

排出事業者は、廃棄物の排出量や処理状況を正確に把握し、分別改善、排出削減、環境報告に活用できます。回収・再資源化事業者は、回収実績や素材情報をデータとして管理し、より効率的で透明性の高い資源循環の実現につなげることができます。

「pool」は、収集運搬事業者と連携しながら、都市、商業施設、自治体、大型拠点など、資源が大量に発生する場所を、再生資源の供給拠点へと転換する取り組みを推進しています。

RECOTECHの主な実装実績

RECOTECHは、自治体・商業施設・官公庁領域で「pool」の実装実績を積み重ねています。

  • 横浜市1,200施設での廃棄物管理DX(2026年4月から本格稼働)

  • 玉川髙島屋S・C(東神開発)でのテナント計量管理

  • 渋谷マークシティでのテナント計量管理 & テナントごとのマニフェスト自動発行

  • 自動車Tier 1工場での部署ごとの計量管理

軽井沢・プリンスショッピングプラザは、国内最大級のリゾート型ショッピングモールとして、観光・滞在体験と一体化した商業施設における資源循環DXの先行事例として位置づけられます。

よくあるご質問

Q. 軽井沢・プリンスショッピングプラザでの「pool」導入はいつから始まりましたか?
A. 2026年4月より、テナントごとの計量データ取得を順次開始しています。分別状況の可視化、新たな分別スキームの検証は、段階的に拡張していく予定です。

Q. テナントごとの計量はどのように行うのですか?
A. テナントごとにICカードを付与し、廃棄物排出時に計量データとテナント情報を紐づけます。これにより、テナント別・品目別の排出量や分別状況を把握できます。

Q. 商業施設特有の廃棄物にはどのように対応していますか?
A. 衣類カバー、ハンガー、生ごみ、廃食油など、業態ごとに特徴的な廃棄物について、現状の分別状況・処理方法・排出量を把握し、リサイクル率向上に向けた新たな分別・回収スキームの実装可能性を検証します。

Q. RECOTECHの他の導入事例は?
A. 横浜市1,200施設、玉川髙島屋S・C(東神開発)、渋谷マークシティ、自動車Tier1工場など、自治体・商業施設・工場での実装実績があります。

Q. リゾート施設・観光地への展開可能性は?
A. 軽井沢・プリンスショッピングプラザでの取り組みは、観光・滞在体験と一体化した商業施設における資源循環DXの先行事例として位置づけられます。本モデルを起点に、アウトレットモール、駅ビル、複合商業施設、観光施設、ホテル、テーマパークなどへの展開を見据えています。

商業施設・複合施設の廃棄物管理・資源循環に関するご相談について

RECOTECHでは、商業施設、複合施設、オフィスビル、ホテル、観光施設、自治体関連施設などを対象に、廃棄物管理DXおよび資源循環スキーム構築に関する相談を受け付けています。

現状の廃棄物管理における課題整理から、テナントごとの計量管理、分別ルールの見直し、リサイクル率向上に向けた品目調査、環境レポート作成に向けたデータ基盤整備まで、施設の状況に応じてご提案します。

お問い合わせ先: https://recotech.co.jp/contact/

会社概要

会社名:レコテック株式会社
代表者:代表取締役 野崎 衛
所在地:東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5階KSフロア
事業内容:資源循環のデータインフラ「pool」の開発・提供(pool for 排出事業者/pool for 収集運搬事業者/pool for 調達事業者/Circularity Design Consulting)
URL: https://recotech.co.jp / https://pool.recotech.co.jp

本件に関するお問い合わせ

レコテック株式会社
Email:info@recotech.co.jp

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会社概要

レコテック株式会社

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URL
https://www.recotech.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階KSフロア
電話番号
050-5433-8035
代表者名
野崎 衛
上場
未上場
資本金
3100万円
設立
2007年05月