仙台市のスケッター実証事業 応募件数は半年間で2000件超え 8割が介護未経験者層 海外から視察も
〜令和時代の互助インフラ構築へ〜
介護・福祉領域に特化した謝礼付きボランティアの地域互助プラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは、2025年2月から仙台市との実証事業としてスケッターを展開。事業開始から半年間で、仙台市内の事業所への応募件数は2000件を超え、多くの地域住民が介護事業所と繋がりました。登録者の79%が介護未経験者で、介護人材の裾野拡大に寄与しました。

プラスロボと仙台市は、2024年10月に連携協定を締結。「スケッター」を通じて、地域資源を掘り起こし介護事業所の人手不足解消と高齢者の社会参加促進(孤独・孤立防止)、地域共生社会の実現を目指しており、仙台市は2025年の2月から市民に対して大規模周知を開始していました。スケッターから介護職員の採用につながった事例も既に複数事業所で確認でき、介護人材の確保にも役立っています。
海外の研究者らが視察にくるなど、様々な機関が注目しています。

■事業所の声まとめ
●主な参加理由(上位)
・業務負担軽減(職場環境改善)
・採用広報力(魅力発信)の強化
・地域住民(関心層)との接点構築
・利用者のQO L向上(サービスの質向上)
●実際にトライアルに参加してみて良かったこと(効果)
・業務負担軽減(職場環境改善)
・事業所の魅力を発信してくれた(広報力向上)
・生産性向上に繋がった(介護職の専門性発揮)
●9割の事業所が「様々な地域の人を手軽に呼ぶことができるツールと感じた」と回答。
●9割の事業所が「スケッターが来てくれたことで、助かった(助けられた)と感じた」と回答。
●全ての事業所が「これからも地域の方との接点づくりをしたい」と回答。
●スケッターとは
「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされた地域互助プラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが最大の特徴。
登録者約のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種。「地域の役に立ちたい」という福祉マインドのあるユーザーが多く、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。
学生や10〜30代の若者をはじめ、60〜70代のアクティブシニアも活躍するなど多様な世代の地域人材が関わっており「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけている。
「スケッター」▼
スケッターは、各自治体との連携が加速しており、東京都中野区、東京都品川区、東京都港区、東京都目黒区、埼玉県川口市、福岡県北九州市、神奈川県小田原市、熊本県熊本市、神奈川県川崎市、茨城県大子町などとも連携している。
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