AI顔認証アクセス制御端末「SAFR SCAN®」株式会社サイエンスアーツの新社屋に採用

〜新社屋への移転に伴いオフィスセキュリティの強化へ〜

リアルネットワークス株式会社

2023年9月20日 10時00分

リアルネットワークス株式会社（本社：東京都渋谷区、アジア太平洋地区副社長高村徳明、以下リアルネットワークス）は、株式会社サイエンスアーツ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：平岡秀一）の新社屋の入退管理ゲート（以下本システム）に、「SAFR SCAN®」（セイファースキャン）が採用されたことを発表いたします。

本システムの導入に際してサイエンスアーツは、物理セキュリティと利便性の両立の実現をめざされており、なりすまし防止やICカードをかざす必要がなく入室できる点を評価いただき、採用に至りました。

本システムは、サイエンスアーツ本社が入居するMFPR渋谷ビル5階のエントランス、会議室など計4基設置されており、関係者以外の入退室制限はもちろん、限定された社員のみが入室できるエリアなど、より高いレベルでのセキュリティ強化に活用されています。

株式会社サイエンスアーツ　代表取締役社長　平岡秀一様　コメント

これまでICカードを使用した入退館システムを使用していました。しかし、ICカードを忘れた際、社員同士で貸与しあうと入退館記録が取れず、監視カメラの映像と突き合わせる必要がありました。こうした作業の時間を削減すること、さらに移転に伴うセキュリティの強化を目指し、「SAFR SCAN®」を導入しました。

カードを使用せずに入退室できること、マスク着用時でも認識率が高く、スピーディーという点が、社員にも好評です。

弊社が提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom（バディコム）」では、「SAFR®︎」の顔認証を使用したセキュリティ強化機能を提供しています。こうした面も含め、今後もリアルネットワークス社との連携を強めていきたいと考えています。

リアルネットワークス株式会社　アジア太平洋地区　副社長　高村徳明　コメント

この度弊社の新製品「SAFR SCAN®」が、サイエンスアーツ様の新社屋に採用されました事を大変うれしく思います。従来のカードキーとは違い、手ぶらでドアの開閉が可能で、カード紛失リスク低減、さらにスマホアプリの「SAFR Key」を使うことでBluetoothによる２要素認証を行い、カードの使いまわしや不正利用も高度に防ぐことが可能です。社員の皆様や関連社員の方々が安全に素早く、便利に顔認証アクセス端末をお使いいただくことで、ビジネスの効率化に貢献できます事を心より願います。今後はこのような事例をもとに、AI顔認証技術の社会実装がより増えていくことを期待いたします。

【「SAFR SCAN」について】

「SAFR SCAN®」は、厚生労働省の健康保険証対応マイナンバーカードリーダーに採用された顔認証ソフトウェア「SAFR®」を使った、世界最高水準のアクセス制御端末です。

逆光や暗闇、マスクにも対応し、IP65（防水防塵）のため建築現場やドライブスルーでの入退管理といった屋外でも使用可能です。3次元の判定により写真や動画によるなりすまし防止、共連れ入室防止にも対応しています。既存の電子錠に連携をさせて使用でき、最大５万人の登録が可能です。Bluetoothを用いた二要素認証スマートフォンアプリ「SAFR Key（セイファーキー）」が実装されています。

【「SAFR®」について】https://safr.com/ja/home/

「SAFR®」は認証速度が速いことで多数の人物の瞬時の識別を実現し、自動改札・入館ゲート等での渋滞なく認証を可能にします。高速・低遅延の5Gネットワークとの相性に優れ、ビルや工場などでの入退室（場）管理（セキュアーアクセス）、セキュリティー監視、迷子検索や徘徊の見守り（ウォッチリスト）、個人を特定しない、性別、年齢、表情などからの店舗やデジタルサイネージなどでの属性分析（デモグラフィック分析）、電子決済や、e-KYC（オンライン本人確認）など、幅広い用途に活用が容易になります。

健康保険証対応マイナンバーカードリーダーにも採用されています。

（プレスリリース参照：健康保険証対応マイナンバーカードリーダーに「SAFR®」が採用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000046740.html ）

「SAFR®」は画像や個人を特定できるデータではなく、数値化された顔の特徴点データのみを保持しており、そのデータから顔画像を復元することはできません。さらに、すべての画像と顔データは、AES256を用いて暗号化されています。また、「SAFR®」は、顔データがインターネット上で転送されないことを保証するオンプレミスモデルや、保持の期間や方法を制御できる柔軟な機能があります。

2022年11月、工業会日本万引防止システム協会(JEAS)推奨の顔認証に認定されました。

【リアルネットワークス株式会社について】

リアルネットワークス株式会社は、アメリカに本社を置く日本法人。1995年に発売された「RealPlayer®」（リアルプレーヤー）のメーカーとしてよく知られています。市場の生体認証ニーズの高まりから、この長年の動画再生技術を元に、ディープラーニングを用いたAI顔認証ソフト「SAFR®」を2017年に開発。コロナ禍において特に非接触需要が増加、顔認証の市場が急速に拡大する中、「SAFR®」をコアの技術としてオープンソースを使ったシステム開発/提案を頂けるインテグレーションパートナー連携など多くのチャレンジを推進。顔認証の技術は社会のDXを進める上で一つの要素技術と考え、この技術を使った、連携企業様のビジネス変革のサポートや付加価値向上を目指し、社会に貢献していきたいと考えています。

【会社概要】

商号：リアルネットワークス株式会社

代表者　：アジア太平洋地区　副社長　高村徳明

所在地　：〒150‐0022　

東京都渋谷区恵比寿南1－1－1ヒューマックス恵比寿ビル８F

事業内容：動画再生ソフトウェア、顔認証ソフトウェアの販売、技術サポート

設立日　： 1996年11月28日

URL ：https://safr.com/ja/home/