生成AIを活用した独自のCRE提案システム開発着手のお知らせ

企業不動産（CRE）戦略事業のスタートアップ企業であるククレブ・アドバイザーズ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：宮寺之裕、以下「当社」）は、自社でストックしている事業会社の経営戦略資料や財務諸表、過去の適時開示資料などの大量のデータと、これまで当社が事業会社向けに行ってきた様々なCRE提案のノウハウを組み合わせた、独自の生成AIを活用した新システムの開発に着手致します。

CRE×デジタル

開発するシステムでは、すでに展開している不動産テックである“CCReB AI”と“CCReB CREMa”のそれぞれの分析エンジンを活用し、個別企業の経営課題と保有不動産のデータを基礎に、今回新たに当社にてこれまで提案・解決してきた個別企業への成功提案のパターンをデータ化し、複数のデジタル技術を組み合わせ、ChatGPTを始めとする生成AIも組み込みながら新システムの開発を行います。

ククレブ不動産テック×提案ノウハウ×生成AI

具体的には、企業名や財務課題（Ex.●●株式会社の資本効率向上のためのCRE提案は？）を入力することで、当該企業に対しての最適なCRE提案のポイントを瞬時にチャットボットが回答します。

これにより、CRE提案から案件組成までのリードタイムの短縮のみならず、CRE提案の経験が浅いメンバーでも、過去の成功事例に基づく提案書作成のポイントが導き出されることから、新規ジョインメンバーの収益寄与までのリードタイムも短縮することが可能になると考えております。また、合わせて当社CREアドバイザリー事業におけるコンサルティングメンバーの能力の向上にも寄与することを企図しております。

なお、当システムはプロトタイプ版を今秋目途に開発、その後来年3月から本格運用を想定しております。当社のCREアドバイザリー事業、コンパクトCRE事業での活用を経て、更なるAI学習を重ねることで商用展開が可能と判断した場合には、将来的に当社が展開する不動産テック製品への組み込みも検討して参ります。

現在事業会社を取り巻く環境は依然として不透明であり、企業側は資本効率の向上を株式市場から強く求められている状況です。そうした中で、今後ますます事業会社側では、自社の保有資産を活用したCRE戦略が重要になっていくものと思われます。

今後も当社はCREにおけるプラットフォーマーを目指し、あったらいいなという製品をスピーディーに開発・運用して参ります。

＜本リリース関するお問い合わせ＞

ククレブ・アドバイザーズ株式会社

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