GitLabがGitLab 16.5をリリース
コンプライアンス標準準拠レポートやマージリクエストへのターゲットブランチのルール作成機能が追加
最も包括的なAIを活用したエンタープライズDevSecOpsプラットフォームでソフトウェアイノベーションを実現するGitLab(本社:米サンフランシスコ、読み方:ギットラボ、NASDAQ:GTLB, https://about.gitlab.com/ja-jp/ )は、 GitLab 16.5のリリースを発表しました。GitLab 16.5では、コンプライアンス標準準拠レポート(https://about.gitlab.com/releases/2023/10/22/gitlab-16-5-released/#compliance-standards-adherence-report)、マージリクエストのターゲットブランチ設定ルール(https://about.gitlab.com/releases/2023/10/22/gitlab-16-5-released/#create-rules-to-set-target-branches-for-merge-requests)、イシュースレッドの解決(https://about.gitlab.com/releases/2023/10/22/gitlab-16-5-released/#resolve-an-issue-thread)、Fast-forwardマージトレインへのセミリニアのコミット履歴線形履歴による早送りマージのトレイン(https://about.gitlab.com/releases/2023/10/22/gitlab-16-5-released/#fast-forward-merge-trains-with-semi-linear-history)をはじめとする機能が追加されました。
GitLab 16.5で加えられた主な機能追加や改善点は以下の通りです。
コンプライアンス標準準拠レポート
コンプライアンスセンターに、標準準拠レポート用のタブが新しく追加されました。同レポートは、GitLabにおけるベストプラクティス標準が含まれており、グループ内のプロジェクトが標準に含まれるチェック要件を満たしていない場合に、それを特定し、表示します。初期状態で表示される準拠性チェック項目は、以下の3種類です。
マージリクエストには少なくとも2人の承認者が必要
マージリクエストの作成者によるマージを禁止
マージリクエストのコミッターによるマージの禁止
レポートには、各チェックのステータス詳細がプロジェクトごとに記載されます。また、チェックの最終実行日、チェックが適用された基準、特定された問題点の修正方法なども示されます。将来的に、さらに多くのチェックが追加され、規制や基準が拡大される予定です。さらに、ユーザーが組織にとって最も重要なプロジェクトや基準に集中できるよう、GitLabではレポートのグループ化やフィルタリング機能も追加していく予定です。
マージリクエストのターゲットブランチを設定するルールの作成
プロジェクトによっては、developやqaといった長期稼働用ブランチを複数使用して開発を行っています。そのようなプロジェクトでは、ユーザーはプロジェクトの本番状態を表すmainブランチをデフォルトにしておきたいと考えるでしょう。しかし、開発作業では、マージリクエストのターゲットをdevelopやqaにすることが望ましい場合があります。ターゲットブランチルールにより、マージリクエストがプロジェクトと開発ワークフローに適切なブランチを対象とするよう確認できます。
マージリクエストを作成すると、ターゲットブランチルールによってブランチ名がチェックされ、ブランチ名がルールと一致していた場合は、ルールで指定されたブランチが自動的にターゲットとして選択されます。ブランチ名がルールに一致していない場合、マージリクエストはプロジェクトのデフォルトブランチをターゲットとします。
イシュースレッドの解決
多くのスレッドを伴う長期間にわたるイシューは、読みにくく追跡しにくいことがあります。、今回のリリースで、ユーザーはディスカッションのトピックを終了する際に、イシューのスレッドを解決できるようになりました。
セミリニアのコミット履歴によるFast-forwardマージのトレイン
GitLabは、バージョン16.4でFast-forwardマージトレイン(https://about.gitlab.com/releases/2023/09/22/gitlab-16-4-released/#fast-forward-merge-support-for-merge-trains)をリリースしましたが、今後もあらゆるマージメソッド(https://docs.gitlab.com/ee/user/project/merge_requests/methods/)のサポートを充実していきたいと考えています。今回のリリースでは、ユーザーがセミリニアのコミット履歴を維持したい場合に、セミリニアFast-fowardマージトレインを使用できるようになりました。
上記は、今回のリリースに含まれる25個以上の追加機能の一部です。更新内容の詳細はこちら(英語、https://about.gitlab.com/releases/2023/10/22/gitlab-16-5-released/)から確認できます。
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