【光村推古書院】京都の老舗がコラボ! 伝統的な技法で作られた和のアート作品があしらわれた『京都手帖2021』が今年も発売!
京都の老舗出版社と木版工房が生み出す『京都手帖2021』は9月30日発売!
初回から原画デザインと摺りを担当しているのは、竹笹堂の摺師・原田裕子さん。独自のセンスにより生み出された作品は、やわらかな印象で見る者をやさしい気持ちにさせる。なかには、「え?こんなものをモチーフにするの?」と驚くデザインも。しかし実際に摺り上がり、『京都手帖』の月間カレンダー部分に収まれば自然となじみ、その月の「顔」となるから不思議だ。
- そもそも『京都手帖』ってなに?
また、京都のお菓子や旬のスポットを掲載したコラムページも見逃せない。毎月1~2ページあるこのコラムでは、編集部が厳選した期間限定のおいしいお菓子や、行ってみたくなる個性的なショップ、社寺などで見頃の花の情報、その季節に訪れると特別な体験ができる社寺などをピックアップして構成している。
- 木版画デザインを使用した表紙と月間カレンダー
先にふれた竹笹堂の木版画デザインの表紙。今年はさわやかなレモン柄だ。ところどころ、鹿の子模様のレモン柄があり、和のエッセンスを感じることができる。
毎年12の木版画が出揃ってから、今年の表紙にはどれを採用するかが協議される。「2021年は明るい年になってほしい」との願いから、使うたび心がパッと華やぐような色のデザインが選ばれた。
この表紙、リバーシブル仕様になっており、外側のビニールカバーを外して中の表紙を裏返すと、また違う顔があらわれる。裏面は黒を基調としたシンプルなデザインだ(こちらは木版画デザインではない)。かわいらしく、女性向けのイメージがある木版画デザインだが、裏返せば、男性でも気軽に使えるよう配慮されている。
月間カレンダーの木版画デザインは月ごとに変わる。1月から12月まで、12のデザインがあり、毎月マンスリーページの上部に配される。表紙のレモン柄は、2月の月間カレンダーのデザイン。他にも、3月にはひなあられ、5月には鯉のぼり、8月には向日葵、11月には紅葉、とその季節の行事や草花がモチーフになることが多い。伝統的なモチーフも彼女なりに昇華させたデザインは、目の肥えたシニア世代の支持も厚い。
- 「アート」と「京都」がいつも手元にある毎日を
『京都手帖』にはほかにも、地図や鉄道路線図、祇園祭・葵祭の地図などが掲載されていたり、社寺の所在地や拝観時間などを記した350件以上のデータ、自由に書き込めるメモページもたっぷりとある。京都のガイド本のような役割も果たしつつ、実用的に使うこともできるのが魅力だ。
京都で暮らす人や、京都に観光で来る人にしか意味がないかと思われるかもしれないが、そんなこともない。遠出がままならないこの時期、スケジュール帳を開けば、「ああ、今日の京都ではこんな行事をやっているんだな」と、京都に思いを馳せることができる。withコロナ時代に、いつでも京都を近くに感じることができるスケジュール帳だ。
『京都手帖2021』
編 光村推古書院編集部
体裁 182㎜×128㎜ 224頁 ビニールカバー巻(ポケット付)
価格1500円+税
ISBN978-4-8381-0606-6
発売日 2020年9月30日(水)
発行 光村推古書院株式会社 http://www.mitsumura-suiko.co.jp/
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