「タクシー決済サービス」が新決済端末と連携開始

クレジット・各種電子マネーに加え、新たにコード決済・クレジットタッチ決済にも対応

株式会社日立ソリューションズ・クリエイト

2025年7月29日 11時00分

　株式会社日立ソリューションズ・クリエイト（本社：東京都品川区、取締役社長：南章一、以下、日立ソリューションズ・クリエイト）は、セイコーソリューションズ株式会社（本社：千葉県千葉市、代表取締役社長：関根淳、以下、セイコーソリューションズ）製の新タクシーメーター連動決済端末「CREPiCO（クレピコ）AT-P100」（以下、「AT-P100」）と日立ソリューションズ・クリエイトのタクシー業界向け決済サービス「タクシー決済サービス」（以下、本サービス）の新たな連携を開始します。

　これまでのクレジット・各種電子マネーに加え、新たに各種コード決済にも対応する「AT-P100」と連携することで、多様な決済手段が利用可能となり、利用者の利便性を向上させるとともに、タクシー会社の事務負担を大幅に軽減します。

　日立ソリューションズ・クリエイトでは、2001年から20年以上にわたり、タクシー業界向けに決済端末および本サービスを提供しており、100社以上のタクシー会社に導入、タクシー専用決済カードであるCABカード※は3,000社以上に活用され、タクシー業界の決済サービスの一翼を担っています。

　その中で、タクシー業界での人材不足に対応するための従業員の事務負担軽減や、近年増加するインバウンド客向けに、決済方法の多様化などを求める声が大きくなっています。

　このたび、セイコーソリューションズが開発した新タクシーメーター連動決済端末「AT-P100」と、日立ソリューションズ・クリエイトが提供する「タクシー決済サービス」が連携します。これにより、多様な決済手段が利用可能になり、タクシー利用者の利便性が向上することで、タクシー利用のさらなる機会創出を支援します。また、本サービスでは、日立ソリューションズ・クリエイトがクレジットカード会社、鉄道会社の包括代理加盟店として決済金額補正などの事務作業を代行することで、タクシー会社の負担軽減を図り、昨今の人材不足といった課題解決もバックアップします。

※CABカード：従来の紙のタクシーチケットをICカードへ代え、ペーパーレス決済をご提供するタクシー専用の決済カードです。

新タクシーメーター連動決済端末「AT-P100」と「タクシー決済サービス」連携構成

■本サービスの導入メリット

1．多様な決済手段に対応

　本サービスでは、これまで提供してきたクレジットカード・CABカード、交通系ICカード、iD・QUICPay＋・WAON・nanacoに加え、新たに国内および海外の各種コード決済サービス、クレジットカードのタッチ決済に対応します。これにより、利用者の利便性が向上するほか、近年増加する海外インバウンド需要にも対応できます。

２．メーター連動により誤決済を防止

　タクシーメーターと決済端末が連動することで、打ち間違いなどによる誤決済を防ぎます。さらにメーターと本サービスが双方向でデータ連携しているため、自動日報を利用されている場合は、日報への決済種別の連携も可能です。これにより、タクシー会社の事務負担軽減も可能にします。

３．タクシー会社の事務負担軽減

　日立ソリューションズ・クリエイトはクレジットカード会社、鉄道会社の包括代理加盟店のため、契約の簡素化、決済金額補正、入金の一本化が可能です。これにより、タクシー会社が個別でこれらの事務作業を行う必要がなくなり、事務負担軽減が可能です。

４．取り引き翌日に決済データの提供

　本サービスを利用した場合、全ての取引明細データを取り引きの翌日にインターネット上で確認できます。タクシー会社は、ダウンロードした帳票での決済データの消込処理も可能です。

５．長年の実績と手厚いサポート体制

　日立ソリューションズ・クリエイトは、長年にわたり決済サービスを提供してきており、タクシーに特化した細やかなサービスを提供可能です。また、本サービスと連携するセイコーソリューションズの決済端末も、セイコーソリューションズによる手厚いサポートが行われるため、２社による強力なサポート体制の下、タクシー会社を支援します。

■本サービスの内容・価格