「ひよこフィルター」スマホ版、実現不可能に思われたが開発成功｜メンタルの弱い社長が作った、苦手な言葉をひよこに変えるアプリ

開発当時、普及していなかった新技術によって実現

bondavi株式会社（神奈川県横浜市）の、苦手な言葉をひよこに変換してメンタルを守るサービス「ひよこフィルター」(先週8/25発表) が、スマートフォンで使えるようになりました。
iPhone版は技術的に開発が難しいと思われていましたが、PC版の公開後、｢スマホでも使いたい｣ という要望が多く寄せられたため、改めて技術的可能性を検討。その結果、PC版の開発当時、一般に普及していなかった新技術を発見し、iPhone版 (Safari ブラウザ版) の開発に成功しました。
また、Androidでも使うためのアップデートも対応。
スマホ版もPC版と同様、｢苦手な言葉に悩む人のためになれば｣ と、完全無料での公開としています。

iPhone版が実現不可能に思われた理由
｢ひよこフィルター｣ を開発した社長は、スマホ版の開発は難しいと考えていました。
PC版を開発した当時、それを実現するための技術が普及しておらず、いくら探しても情報が見つからなかったためです。

｢ひよこフィルター｣ は元々、社長の個人的な悩みを解決するために作られており、しばらく公開はしていなかったものの、開発したのは一年近くも前のことでした。(開発自体は2日ほどで概ねできていたものの、一般公開せず、しばらく個人利用に留まっていた)
その当時、スマホ版の実現可能性についても調査しましたが、それを実現する技術は見つかりませんでした。

それから月日は流れ、紆余曲折を経てPC版を公開。
すると、｢スマホで使いたい｣ との声が殺到しました。
難しいとは思いつつ、再度調査してみると、Google Chrome ではなく、Safari (iPhone で最も使われているブラウザ) なら、実現できる可能性が見つかりました。
実現の鍵となった "Safari extensions" は、2021年9月公開のiOSから利用できる新技術で、PC版開発当時はほとんど情報がなかったため、当初は ｢実現する技術はない｣ と思われたのでした。

今でも情報は少ない（日本語ではさらに）

 

 

より日常的に、プライベートでも活用しやすく
｢ひよこフィルター｣ PC版では、主にメールや仕事での情報収集など、ビジネスシーンでの利用が想定されていました。
それに加え、今回のスマートフォン対応によって、SNSや日常的な調べものなど、より気軽に、プライベートでも活用しやすくなると考えられます。

元々は ｢傷つくメールからメンタルを守りたい｣ という社長の個人的な悩みを解決するためのマイナーなツールでしたが、｢切実に使いたい｣ ｢特にSNSで｣ といった声によって公開することとなった ｢ひよこフィルター｣ 。
ユーザーの声によって、個人的なツールが、多くの人の役に立てる可能性を持つソフトに成長する形となりました。
｢言葉の問題に悩んでいる人がいたら、誰にでも使ってほしい｣ と、スマホ版も完全無料での公開としています。

 

 

Safariなら何でも変換可能

SNSでも可

iPhoneでの使い方
1. App Store で ｢ひよこフィルター｣ をダウンロードする (iOS 15以上でダウンロードできます)
https://itunes.apple.com/app/apple-store/id6443337009?mt=8

2. ダウンロードしたアプリを開き、手順に沿って設定する (以下のページの内容です)
https://bondavi.jp/support/hiyoko

App Store からダウンロード

アプリ内に設定方法が表示される

Androidでの使い方
Android は、PC版をスマホにインストールする形式になります。(Android でも動作するよう、今回PC版をアップデートしました)
｢Kiwi｣ というブラウザを使うことで、｢ひよこフィルター｣ をご利用いただけます。
設定方法については、以下の記事 (4thsight.xyz 様) などをご参照ください。
https://4thsight.xyz/20060

* Android の一部端末では、動作が安定しない場合がございます。
その場合はアップデートで対応しますので、｢ひよこフィルター｣ 内のメールよりご報告いただけますと幸いです。


ひよこフィルター概要
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000066061.html


bondavi株式会社
住所 : 神奈川県横浜市青葉区荏田西1丁目12番地39
代表取締役 : 戸田 大介 (とだ だいすけ)
広告代理店出身の社長が創業したアプリ開発ベンチャー。資本主義に疑問を感じがちな社長のこだわりから、広告掲載やアプリ内課金をおこなわず、｢ユーザーの善意 (寄付) ｣ のみによる黒字化に挑戦している。国内No.1習慣化アプリ ｢継続する技術｣ 、No.1集中アプリ ｢集中｣ などを提供し、有料プロモーションを一切せず、アプリの品質向上のみで400万ダウンロード数を突破している。
https://bondavi.jp