東京大学との共同研究により、メンタル不調のリスクを示唆するエンジン「CogEvo For Mental」を開発
― 年間7.6兆円の経済損失「プレゼンティーズム」を解決。人事系SaaSへのOEM提供を開始し、健康経営の質的転換を支援 ―
株式会社トータルブレインケア(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:河越眞介、以下「当社」)は、東京大学大学院医学系研究科 社会連携講座「デジタルメンタルヘルス講座」(特任教授:川上憲人)との共同研究成果に基づき、メンタルヘルスの基盤となる認知機能を計測し、メンタル不調のリスクを示唆するエンジン「CogEvo For Mental(コグエボ・フォー・メンタル)」を開発いたしました。
本エンジンは、HRテクノロジーおよびウェルビーイング・プラットフォームを展開する事業者が自社サービスに組み込める「分析エンジン」として提供されます。これにより、従来の主観的アンケートでは捉えきれなかった“不調のリスク”をデータで可視化し、人的資本経営の核心である従業員の生産性向上に寄与します。

■ 開発の背景:日本企業の課題「見えない経済損失 7.6兆円」
現在、日本企業は深刻な「メンタル不調による生産性低下」に直面しています。
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プレゼンティーズムの深刻化: 最新の研究によると、メンタル不調による日本の経済損失は年間約7.6兆円(GDPの約1.1%)に達します。そのうち、欠勤(アブセンティーズム)による損失は約0.3兆円に対し、出勤しながらも不調により生産性が低下している状態(プレゼンティーズム)による損失は約7.3兆円と、全体の約95%以上を占めています(※1)。
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健康経営2026の基準変更: 「健康経営優良法人2026」の認定基準では、単なる施策の実施(Output)から、データに基づいた改善結果(Outcome)が厳格に問われるようになりました。
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主観サーベイの限界: 従来のアンケート型調査は回答者の主観に依存するため、自覚症状がない段階の客観的な可視化や、意図的な回答の操作を捉えることが困難でした。
■ 共同研究の成果:認知機能の変化が「不調の先行指標」に
当社と東京大学デジタルメンタルヘルス講座は、1回5分で認知機能をチェックできる『脳体力トレーナーCogEvo』を活用し、職域におけるメンタルヘルス状態の可視化について研究を重ねてまいりました。その結果、「注意維持」や「判断力」といった認知機能の微細な変化が、メンタル不調が表面化する前の客観的な変化を捉えられるエビデンスを確認しました。
■ 新エンジン「CogEvo For Mental」の特徴
本エンジンは、東京大学・川上憲人教授のエビデンスに基づく評価スケールを搭載した、SaaS事業者向けのプラットフォームです。
客観的な不調リスク: 認知機能という「脳の動作(記憶や判断など日常の『できること』を支える働き)」を測定するため、本人の自覚や主観に左右されない精度の高いコンディション把握が可能です。
柔軟なカスタマイズ性(BtoBtoBモデル): 各SaaS事業者の既存のUI/UXにAPIでシームレスに連携できるよう設計。出力結果の表現方法やフィードバック内容は、サービスブランドに合わせて自由に変更できます。
先行製品「マインドメーター」による体験: 本エンジンの実際の挙動や測定アルゴリズムについては、先行して商品化されている『マインドメーター』にて、その導入効果とユーザー体験を事前に検証いただけます。




「マインドメーター」に搭載されるタスク
■ HRテクノロジーおよびウェルビーイング・プラットフォームを展開する事業者様へのメリット
本エンジンの導入により、既存の勤怠管理やタレントマネジメントシステムに「エビデンスに基づいたメンタル不調リスクの可視化」という強力な付加価値を付与できます。
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他社との圧倒的な差別化: 「東大との共同研究に基づくアルゴリズム」という信頼性は、大手企業への導入において極めて強い競争力となります。
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顧客企業の「健康経営2026」対応を支援: プレゼンティーズムの可視化と改善に向けたPDCAを、客観的データに基づいて支援可能になります。
■株式会社トータルブレインケアについて■
株式会社トータルブレインケアは、「認知機能の見える化」で、人々が主体的に QOL の向上と真の健康を手に入れ、生涯現役を実現すると共に、医学・医療・介護分野で培ったエビデンスと実績により、健康経営・ヒヤリハット・スポーツ分野においても、様々なソリューションと共に次世代型ヘルスケアビジネスを創造し続けます。
*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
■本件に関するお問い合わせ先■
株式会社トータルブレインケア
担当:藤原
TEL :078-335-8467
E-Mail : info@tbc410.com
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