楽しみながら、古典に親しむ! 初めて触れる人におすすめのあそび方を解説/保護者向け「冬休み! 百人一首とあそぼう」を公開
お正月のかるた遊びや学校の宿題などを通して、百人一首に触れる機会が多くなる冬休み。百人一首のかるた遊びは、小学生が古典に親しむためのよいきっかけにもなります。今回、百人一首について教えてくださるのは、2023年「小倉百人一首競技かるた」のクイーン戦で3連覇を果たした山添百合先生(洛南高等学校教諭)。百人一首の魅力やおすすめの親しみ方などをご紹介します。なじみのある人も、そうでない人も、今年の冬休みは、百人一首とあそんでみましょう!
「冬休み! 百人一首とあそぼう」
URL:https://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/kotoba-to-manabi/kosodate-ouen/2023-winter
「なじみのない人におすすめの親しみ方」の一部をご紹介!
・ステップ1 まずは自分だけの一首を見つける
山添先生:「自分の名前が入っている歌をまず覚えた」というのは、競技かるたの選手の中でもよく聞く話
です。例えば、知人のサキさんは、「さ」から始まる
「寂しさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮れ」(良暹法師)
がお気に入りの一首です。実は、百人一首の中で、「さ」から始まるのはこの歌だけなので……
・ステップ2 音や文字がおもしろい歌を見つける
山添先生:音や、取り札に書かれた文字がおもしろい歌を見つけるのも、一つの方法です。例えば、
「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山」(持統天皇)
の「衣干すてふ(ころもほすちょう)」や、
「このたびは幣も取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに」(菅原道真)
の「まにまに」などは、思わず声に出したくなる楽しさがあります。それから……
・ステップ3 声に出す
山添先生:百人一首をすべて覚えようと思ったら、やはり「暗唱できるまで声に出す」というのがよいように
思います。私もそうでしたが、リストを作って、覚えられたらシールを貼るというのも、楽しく取り組む工夫
としてよさそうです。それからこれは、かるた取りに限った話なのですが……
記事の中では、この他にも、おすすめの百人一首かるたやおすすめの遊び方、アプリなどのお役立ち情報など、盛りだくさんにご紹介しています。冬のおうち時間、百人一首を通して、楽しみながら古典に親しんでみませんか。
〈プロフィール〉 山添 百合(やまぞえ・ゆり) 洛南高等学校教諭。京都府生まれ。京都大学卒業後、現職。小学校1年生のときに百人一首に出会い、3年生で競技かるたを始める。かるた八段。2021年、小倉百人一首競技かるたの日本一を決めるクイーン位決定戦で勝利し、第65期クイーンを獲得。2022年、2023年も勝利し、3連覇を果たした。 |
会社概要
[商 号] 光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co.,Ltd
[代表者] 代表取締役社長 吉田直樹
[創 立] 1949(昭和24)年2月26日
[資本金] 3,000万円
[年 商] 82億6,481万円(2022年10月期)
[従業員数] 229名(2023年4月現在)
[所在地] 東京都品川区上大崎 2-19-9
[TEL] 03-3493-2111(代表)
[URL] https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
[事業内容] 小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行/一般書籍・教育書等の編集・発行/学習用ソフトウェアの企画・制作
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