ログビルド、積水ハウスのCVCファンドから資金調達、業務提携を締結
提携の背景と目的
現場管理は建築領域における重要な基盤です。しかし、多くの現場監督が過重な業務負荷に直面しており、施工品質や安全管理の基準が不十分であるため、企業は現場管理の生産性向上に頭を悩ませています。現場監督の業務を効率化し、現場管理の質を向上させるためには、建築現場の遠隔管理プラットフォームが不可欠です。
ログビルドは、施工現場の品質管理・安全管理・進捗管理をリモートで実現するソリューションを提供し、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。当社はアプリケーションの提供(SaaS事業)に加え、建設DXコンサルティング、標準図面の作成代行、品質管理や安全管理のチェックシートやマニュアルの提供、リモート現場管理代行(BPaaS事業)など、幅広いサービスを展開しています。
積水ハウスでは、2024年2月から一部を除く全国の施工現場で当社のLog Walk(VR 現場空間)を導入しており、業務効率化と現場の可視化を実現しています。今回の業務提携により、両社の協力関係は一層強化され、より高度なリモート施工管理の実現を通して、建築業界が抱える労働力不足や属人的な品質管理体制などの社会課題の解決に寄与することを目指します。
ログビルドの概要
遠隔で「品質管理・安全管理・進捗管理」が可能なリモート施工管理プラットフォーム「Log System」は、遠隔施工管理を実現するためのサービスをオールインワンで提供。
▼ソフトウェア提供(SaaS事業)------------
・360度のVR現場空間:Log Walk(ログウォーク)
・遠隔臨場・リモート立ち会い(ビデオ通話立ち会い):Log Meet(ログミート)
・ノーコード報告書アプリ:GENBA.R(ゲンバ ドット アール)
▼建設DXコンサル・BPO------------
・標準施工要領書(手引き書)の作成代行
・リモート現場管理代行
・リモートチェックリストやマニュアルの雛形提供
・DXコンサル
スーパーゼネコンやハウスメーカー、大型ビルダーから小規模工務店まで活用され、現在までに35,000以上の現場で活用が進んでおります。
※日本初:遠隔施工管理に必要な「VR現場空間・ビデオ通話による遠隔立会い・標準図面の作成代行・リモート現場管理代行・DXコンサル」など、リモート体制を構築する上で必要なサービスを全て提供している企業として、日本初。自社調べ 2024年7月時点
代表プロフィール
株式会社 log build
代表取締役 中堀 健一
KENICHI NAKABORI
1971年生まれ。神奈川の高校を卒業後、会社員を経て都内の工務店で勤務し、26歳で独立。自ら職人と現場監督を経験したことから、建築業界における課題を見出す。自然素材の建築会社、株式会社ecomoを経営する傍ら、業界の未来を見据えた新しい仕組みを構築。2020年2月、AI や VR Photo の開発、リモート施工管理プラットフォームなどを展開する株式会社 log build を立ち上げる。建築業界に携わり約30年、業界DXの始め方や仕組みを伝えるべく、全国の建設会社への講演も多数。
会社概要
会社名:株式会社log build(ログビルド)
代表者:中堀 健一
設立:2020年2月20日
事業:AI、VR、遠隔臨場、リモート現場管理プラットフォーム、スマート記録アプリ、Smart Builder
資本金:457,559,216 (資本準備金含む)
所在地:
・WeWork みなとみらいオフィス:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 WeWork オーシャンゲートみなとみらい8F
・湘南オフィス:神奈川県藤沢市城南4-1-9
会社HP:https://www.log-build.com/
補足
・株式会社ecomoについて
湘南の建築会社(本社:神奈川県藤沢市城南4-1-9、代表取締役:中堀 健一)
テクノロジーにより新しい働き方を実現するSmart Builders(スマートビルダーズ)を発足し、業界のDX化を牽引。全国でも一番デジタルシフトが進み、オンライン体制が整っており、自社のノウハウを日本全国に広げる活動を実施。大手建材メーカー主催のセミナーや業界団体にて特別講師として登壇。
URL:https://www.ecomo-life.com/
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社 log build
COO 國吉 慶太 (Kuniyoshi Keita)
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