「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」薬局店舗内オンライン服薬指導の正式提供開始
〜AI無人受付とオンライン服薬指導で“新しい薬局体験”を実現〜

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)の連結子会社である医療AIカンパニー、株式会社MG-DX(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:堂前紀郎、以下「当社」)は、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、AI無人受付と薬局店舗内で実施するオンライン服薬指導を組み合わせた新ソリューションの正式提供を開始いたしました。
本サービスは、AIエージェントを活用した無人受付と、店舗内でのオンライン服薬指導を一体化することで、患者さんと薬局双方にこれまでにない新しい薬局体験を提供します。現在、調剤薬局での稼働を開始しており、改善を重ねながら、今後は全国展開を進めてまいります。
背景
調剤薬局業界では、薬剤師の人材不足や収益性の低下といった問題が深刻化しています。患者さんの待ち時間削減や、店舗間での柔軟な人員配置は、薬局運営における効率化と患者満足度向上を両立するために欠かせない要素です。
当社は2024年に「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」の先行案内を行い、テスト運用準備を進めてまいりました。今回、薬局店舗内でのオンライン服薬指導を組み合わせた新ソリューションの正式リリースにより、受付から服薬指導までを無人化・遠隔化することで、薬局運営における次世代型オペレーションの確立を支援します。
サービス概要
患者さんが来局した薬局店舗内から、店内設置機器を通じて本部や別店舗などにいる薬剤師がオンラインで服薬指導を行う取り組みは、近年徐々に広がりを見せています。
「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」では、こうしたオンライン服薬指導の仕組みに加え、AI無人受付と一体化させることで、来局患者さんを対象に受付から服薬指導までの効率化と最適な人員配置を実現します。
なお、AI無人受付と店舗内でのオンライン服薬指導の組み合わせは調剤薬局業界初※の取り組みです。薬急便だからこそ実現できるシームレスな新しい薬局体験を提供します。
ご利用の流れ
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AI無人受付
来局した患者さんは受付端末で処方せん受付を行います。受付が完了すると、薬局店舗および遠隔店舗の双方に患者情報が即時に共有されます。
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店舗内オンライン服薬指導
店内の専用ブースを活用し、遠隔地(本部・別店舗など)の薬剤師がオンラインで服薬指導を実施します。患者さんが受付票の二次元コードを端末にかざすと、オンライン服薬指導が自動的に開始されます。服薬指導終了と同時に店舗へ通知が送られるなど、2拠点間のスムーズな連携が可能です。
また、万が一のトラブル時も店内スタッフが即時サポートに入れる仕組みを備え、患者さんに安心してご利用いただけます。
なお、本サービスは「処方せん事前送信サービス」との親和性が非常に高く、組み合わせることで患者さんの待ち時間を大幅に削減します。

今後の展望
当社は、「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」を通じて、調剤薬局の業務効率化と患者体験の向上を支援し、業界課題の解決に貢献して参ります。今後は導入店舗の拡大に加え、さらなる機能拡充や新サービスの開発も予定しています。
※2025年7月、自社調べ。国内調剤薬局業界の主要企業20社を対象に調査。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社MG-DX 広報担当 pr@mg-dx.co.j
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