災害現場と関連所管部署をつなぐリアルタイム情報共有システム 実証実験を通じ効果的な状況把握の知見を収集
横浜市は株式会社ブイキューブ(東京都港区)と行った実証実験において、「災害時における迅速・円滑な状況把握と情報管理に向けた映像等の活用」をテーマに、映像によるリアルタイム情報共有システムの実用性を、複数のシチュエーションで検証しました。
実証実験を通し、システムの実用性のほか、ウェアラブルカメラ等のデバイスの耐久性や使い勝手、混雑環境下における通信速度を検証し、災害現場の状況をより効果的に把握するための知見を得ることができました。
実証実験を通し、システムの実用性のほか、ウェアラブルカメラ等のデバイスの耐久性や使い勝手、混雑環境下における通信速度を検証し、災害現場の状況をより効果的に把握するための知見を得ることができました。
位置情報・映像共有クラウドサービスの活用
位置情報・映像共有クラウドサービスにより、災害現場と緊急対策課の職員間で、リアルタイムに情報を共有するシステムを構築し、実証実験を行いました。災害現場への人員派遣から、現場映像共有、報告等の手順を6から3へ削減できることを実証実験で確認しました。
ウェアラブルカメラの実用性の検証
職員が災害現場で、使いやすいカメラを検証するため、3種類のウェアラブルカメラを試用し、現場映像を本部に共有することで使用感を確認しました。
混雑状況下における通信速度の検証
混雑状況下での通信の可用性を検証するため、混雑が発生する大規模イベント(横浜市消防出初式、横浜市成人式)をフィールドに設定し、映像品質の変化、通信速度や通信状況への影響について検証しました。画面のカクつきが大きく、コマ落ちやフリーズをするシーンがありましたが、キャリア毎の違いは大きな差が認められませんでした。
今回の実証実験を通し、災害現場の状況をより効果的に把握するための知見を得ることができました。得られた成果をもとに、横浜市の今後の防災体制をよりよくしていくうえで、大変有意義な実験となりました。
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