伯東、新製品「フッ素イオン除去剤」を「JPCA Show 2025」に出展
~半導体、めっきなど電子産業向けフッ素含有排水の管理と環境基準順守を支援~
伯東株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:宮下環、証券コード 7433、以下 当社)は、東京ビッグサイトで開催される「JPCA Show 2025 第54回国際電子回路産業展」に出展し、そこに新製品の「フッ素イオン除去剤」を出展いたします。


【出展情報】
JPCA Show2025(https://www.jpcashow.com/show2025/)
会期:2025年6月4日(水)~6月6日(金)
会場:東京ビッグサイト 東展示場
当社ブースNo.:東5ホール 5E-01
当社ブースでは「ラミネーター」、「投影露光機」、「外観検査装置」をはじめ当社が得意とする幅広いプリント基板製造関連の装置を展示いたします。
一方、「フッ素イオン除去剤」は、本年5月初旬の新製品販売に関するプレスリリース以来、特に半導体、めっきをはじめとした電子産業の排水処理において、多くの問い合わせをいただいております。電子産業関連企業様からのニーズに応えるため、JPCA Show 2025 第54回国際電子回路産業展に「フッ素イオン除去剤」を展示することを急遽決定いたしました。
【製品仕様】
製品名:ハクトロン SC-100
形態:液体、 成分:特殊金属塩、 pH:2.6(25℃)、 粘性率:10mPa・s(25℃)、
比重:1.49(20/20℃)、 反応性・化学的安定性:安定
【フッ素イオン除去剤「ハクトロンSC-100」の主な特長】
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フッ化物イオン結合性に優れ、低濃度でも除去可能(下図、作用メカニズム参照)
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低粘度液体品のため、取り扱いが容易
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既存の排水処理設備で対応可能
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反応物は無機汚泥として処理可能
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当社高分子凝集剤(ハクトロンAシリーズ)との組合せでより効果的に回収可能
フッ素イオンの排水基準値は8mg/Lと非常に厳しく、規制値以下への確実な除去が求められます。当社のフッ素イオン除去剤「ハクトロンSC-100」は、この基準に対応した安全かつ効果的な製品です。本剤は、半導体工場やめっき工場など、フッ素イオンを含む排水を扱う幅広い現場にて、環境負荷の低減、排水処理コストの削減、工場の安定操業に貢献します。
従来法では、消石灰などのカルシウムを使用した処理だけでは規制値を下回ることが難しく、2段階処理をすることが一般的です。当社の新製品「ハクトロンSC-100」では、技術的に単一の処理段階でこの基準を達成でき、処理プロセスの簡素化、長期的な運用においての効率向上が期待されます。

【試験結果:ハクトロンSC-100によるフッ素イオン除去性能】
高濃度のフッ素を含む排水に対し、当社が開発したフッ素イオン除去剤「ハクトロン SC-100」を使用することで、右図のように排水中のフッ素イオン濃度を短時間で排水基準値以下に低下させることに成功しました。従来の処理方法に比べて効率的かつ即効性の高い処理が可能であることを示しており、特に高濃度フッ素排水に対しても強力な効果を発揮します。
今後の排水規制強化や環境基準の厳格化にも柔軟に対応できるソリューションとして、幅広い産業分野での活用が期待されます。

当社ブースでは、実際の使用例を映した分かりやすい動画を流し、その効果をご覧いただけます。具体的な製品情報や使用方法についてもブースで詳しくご説明いたします。フッ素含有排水処理に対する効果的な解決策をお探しの企業様や関係者の方々にとって、貴重な情報提供の場となることを期待しております。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
伯東株式会社について(https://www.hakuto.co.jp)
伯東は1953年の創業以来、最新の情報や最先端の技術をいち早くお客様へお届けする技術商社として、生産の効率化を図る工業薬品を生みだすメーカーとして、皆様のご愛顧とご支援により順調な発展を遂げてまいりました。
私たちが企業活動を通じて目指している未来は「人と技術と自然環境の共存」です。
先進のテクノロジーが人々の暮らし、そして地球に活力と潤いをもたらすことを信じ、より豊かな社会の実現のために邁進していきます。
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