スペインの電子式電力計、STのテクノロジーを採用
6年間で1300万世帯以上の電力計を高機能電力計へ交換
世界的な半導体メーカーの1社で、電源管理ソリューションのサプライヤとして
世界第1位であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
スペインで導入される新しい電子式電力計向け半導体部品のサプライヤとして、
イタリア最大の電力会社 Enel社に採用されたことを発表しました。この電力計は、
スペイン最大の電力会社 Endesa社が導入する新しい遠隔管理ソリューションの
主要部分となります。
従来の機械式電力計は、100年以上前のテクノロジーをベースとしており、これ
以上の大幅な進化は望めません。電子式電力計は、製造・校正・保守コストの削減
や精度の向上など、多数の大きな優位性を電力会社と消費者に提供します。そして、
最も重要なのが、消費者に対して自身の電気消費量に関する詳細な情報を提供し、
電力会社に対しては自身のサービス品質に関するデータを定期的に提供できる点
です。消費者は、例えば洗濯機/食器洗浄機/電気温水シャワーなどの家電製品を
電気代が最も安い時間帯に使用する等、より正確な消費電力のモニタと制御が可能
になります。また、電力会社は効率的な発電と配電が可能になるため、
両者にとって明確なメリットがあります。
Endesa社は、6年間(2010年~2015年)で、顧客世帯に設置されている1300万台
以上の従来型電力計を、Enel社の次世代高機能電力計へ交換する予定です。この
新システムは、Endesa社とその親会社であるEnel社が持つ専門技術を組み合わせた
成果であり、両社は欧州のエネルギー市場において第2位のグループを形成して
います。Enel社は、STのチップを使用した類似の遠隔管理システムの導入を既に
実現しており、イタリアにおいて3500万人以上の顧客にサービスを提供しています。
STのエグゼグティブ・バイズ・プレジデント 兼 インダストリアル&マルチ
セグメント部門(IMS)ジェネラル・マネージャであるCarmelo Papaは、次の様に
コメントしています。「Enel社、Endesa社およびSTは、この重要なプロジェクトで
大きな進歩を果たしました。Endesa社は、STの包括的なポートフォリオとノウハウ
を採用した高機能電力計を使用することで、消費者の電気代低減や電力業界の
効率向上を実現し、スペインの二酸化炭素排出量の低減に貢献します。」
STは、システムの中核である画期的な電力線通信用システム・オン・チップ
(ST758x)、高性能な32bitマイコン(STM32)、および革新的なパワー・デバイス
に加え、MOSFETおよびEEPROMを含んだ完全な高機能電力計ソリューションを、
Endesa社の新しい電力計の基盤として提供します。
また、Enel社は、この新世代の電力計遠隔管理ソリューションが採用している
電力線通信プロトコル(SITRED)を市場に公開すると発表しました。Enelグループ
により、全ての消費者と電力会社は、全世界の5000万台以上の電力計において
信頼性が実証された最初で他に類のない電力計遠隔管理ソリューションの利用が
可能になります。これは、スマートグリッド開発に向け、EC(欧州共同体)が
開始した標準化プロセスへの重要かつ明確なステップです。
STは、Enel社に対して長年に亘り革新的なコンポーネントを供給してきたことから、
Endesa社が近く行う電力計の初公開において、この新たなシナリオに
取り組む最初の企業として紹介されます。
STは、コスト効率に優れた高機能電力計の開発に必要となる全てのデバイスと
システム・レベルの専門技術を提供できる、世界でも数少ない半導体企業の
1社です。STのポートフォリオには、新しい機能を備えた電力線モデム・
プラットフォームに加えて、電力計の機能を制御する最先端のマイコン・
ファミリ、ノイズと堅牢性に関する厳しい規制に準拠する電源デバイス、
およびその他の最適なデバイスが含まれています。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/t2410d.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリ
オ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、
マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8218
世界第1位であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
スペインで導入される新しい電子式電力計向け半導体部品のサプライヤとして、
イタリア最大の電力会社 Enel社に採用されたことを発表しました。この電力計は、
スペイン最大の電力会社 Endesa社が導入する新しい遠隔管理ソリューションの
主要部分となります。
従来の機械式電力計は、100年以上前のテクノロジーをベースとしており、これ
以上の大幅な進化は望めません。電子式電力計は、製造・校正・保守コストの削減
や精度の向上など、多数の大きな優位性を電力会社と消費者に提供します。そして、
最も重要なのが、消費者に対して自身の電気消費量に関する詳細な情報を提供し、
電力会社に対しては自身のサービス品質に関するデータを定期的に提供できる点
です。消費者は、例えば洗濯機/食器洗浄機/電気温水シャワーなどの家電製品を
電気代が最も安い時間帯に使用する等、より正確な消費電力のモニタと制御が可能
になります。また、電力会社は効率的な発電と配電が可能になるため、
両者にとって明確なメリットがあります。
Endesa社は、6年間(2010年~2015年)で、顧客世帯に設置されている1300万台
以上の従来型電力計を、Enel社の次世代高機能電力計へ交換する予定です。この
新システムは、Endesa社とその親会社であるEnel社が持つ専門技術を組み合わせた
成果であり、両社は欧州のエネルギー市場において第2位のグループを形成して
います。Enel社は、STのチップを使用した類似の遠隔管理システムの導入を既に
実現しており、イタリアにおいて3500万人以上の顧客にサービスを提供しています。
STのエグゼグティブ・バイズ・プレジデント 兼 インダストリアル&マルチ
セグメント部門(IMS)ジェネラル・マネージャであるCarmelo Papaは、次の様に
コメントしています。「Enel社、Endesa社およびSTは、この重要なプロジェクトで
大きな進歩を果たしました。Endesa社は、STの包括的なポートフォリオとノウハウ
を採用した高機能電力計を使用することで、消費者の電気代低減や電力業界の
効率向上を実現し、スペインの二酸化炭素排出量の低減に貢献します。」
STは、システムの中核である画期的な電力線通信用システム・オン・チップ
(ST758x)、高性能な32bitマイコン(STM32)、および革新的なパワー・デバイス
に加え、MOSFETおよびEEPROMを含んだ完全な高機能電力計ソリューションを、
Endesa社の新しい電力計の基盤として提供します。
また、Enel社は、この新世代の電力計遠隔管理ソリューションが採用している
電力線通信プロトコル(SITRED)を市場に公開すると発表しました。Enelグループ
により、全ての消費者と電力会社は、全世界の5000万台以上の電力計において
信頼性が実証された最初で他に類のない電力計遠隔管理ソリューションの利用が
可能になります。これは、スマートグリッド開発に向け、EC(欧州共同体)が
開始した標準化プロセスへの重要かつ明確なステップです。
STは、Enel社に対して長年に亘り革新的なコンポーネントを供給してきたことから、
Endesa社が近く行う電力計の初公開において、この新たなシナリオに
取り組む最初の企業として紹介されます。
STは、コスト効率に優れた高機能電力計の開発に必要となる全てのデバイスと
システム・レベルの専門技術を提供できる、世界でも数少ない半導体企業の
1社です。STのポートフォリオには、新しい機能を備えた電力線モデム・
プラットフォームに加えて、電力計の機能を制御する最先端のマイコン・
ファミリ、ノイズと堅牢性に関する厳しい規制に準拠する電源デバイス、
およびその他の最適なデバイスが含まれています。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/t2410d.html
STマイクロエレクトロニクスについて
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ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリ
オ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、
マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
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品川インターシティA棟
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