アボットが次世代薬剤溶出ステントXIENCE Alpine®(ザイエンス アルパイン)を日本で発売開始
• XIENCE Alpine® 薬剤溶出ステントは、国内を含む豊富な実臨床データを持つXIENCE®ステント製品群の安全性を継承した、次世代エベロリムス薬剤溶出ステント(EES)
• さらなるデリバリー性能を追求し、ステントデリバリーシステムの先端部にGood Positioning System (GPS)を導入
• 業界唯一の3.25mmサイズ(注2)を含めた幅広いサイズ展開
• さらなるデリバリー性能を追求し、ステントデリバリーシステムの先端部にGood Positioning System (GPS)を導入
• 業界唯一の3.25mmサイズ(注2)を含めた幅広いサイズ展開
2015年4月3日 —アボットは、日本の三大死因の一つである心臓疾患において、特に冠動脈疾患(CAD)(注1)の治療を適応としたXIENCE Alpine® 薬剤溶出ステント(販売名:XIENCE Alpine 薬剤溶出ステント、医療機器承認番号:22600BZX00529000)の国内販売を開始したと発表しました。
冠動脈疾患(CAD)は、脂肪成分等の動脈硬化性物質が血管内で蓄積されることにより、酸素を豊富に含む血液の共有が不足し発症します。ステントは金属性の網状チューブでできており、バルーン(風船)が付いたカテーテルに装着された状態で血管の狭くなった部位まで挿入され、狭窄した血管を拡げて血流を回復させ、血管を内側から支え続け血流を確保します。ステントは心臓発作時の患者の生命を救い、また、心臓へ供給される血流不足により発症する胸痛(狭心症)に苦しむ患者の、クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)の改善をもたらすことが示されています。
今回アボットが新たに発売するXIENCE Alpine 薬剤溶出ステントは、国内を含む豊富な実臨床データを持つXIENCE®ステント製品群の安全性を継承した、次世代エベロリムス薬剤溶出ステント(EES)です。 アボットは薬剤溶出ステント(DES)のさらなるデリバリー性能を追求し、ステントデリバリーシステムの先端部にGood Positioning System (GPS)をXIENCE Alpine 薬剤溶出ステントに導入しました。 GPSは、蛇行した血管内でのガイドワイヤーバイアスを血管中心に寄せることにより、治療難易度の高い症例においても、 カテーテルの病変到達をより円滑にすることが期待される設計です。 デリバリーシステムが改良された本製品は、CAD治療にあたる医師の日々の手技をサポートしていきます。 また、XIENCE Xpedition® 薬剤溶出ステントから導入した、業界唯一の3.25mmサイズ(注2)を含めた幅広いサイズ展開で、医師の治療選択肢を広げ、より至適なステント留置をサポートします。
アボット バスキュラー ジャパン株式会社 代表取締役社長のマシュー・シュミットは次のように述べています。「XIENCE Alpine 薬剤溶出ステントは、2010年に本邦での販売を開始したアボットのDESの4代目となる次世代DESです。 初代のXIENCE V®を含めたXIENCE薬剤溶出ステント製品群の豊富な臨床データは、業界トップクラスの安全性と有効性を一貫して示しており、このXIENCE Alpine 薬剤溶出ステントもまた、従来のXIENCE製品群の安全性と有効性を継承する製品です。 アボットは今後も、心臓疾患を持つ患者様の治療を通じて、患者様のクオリティー・オブ・ライフの改善と、より活動的な生活の実現に取り組んで参ります。」
本製品は、世界的に実施された100以上の臨床試験に加え、本邦においても3,000名以上の心臓疾患を持つ患者を対象にアボットが支援する5つの臨床試験が実施されている世界でトップクラスの薬剤溶出ステントです。その他にも、国内でのXIENCE V 薬剤溶出ステント発売以降実施されている多数の医師主導型臨床試験を含め、XIENCEは、本邦において安全性と有効性を示す最も多くの臨床データをもつ薬剤溶出ステントの一つです。
XIENCE Alpineに関するさらなる情報は、http://www.abbottvascular.jp/xiencealpine.html をご覧下さい。
エベロリムスはNovartis Pharma AG により開発されました。同剤の薬剤溶出ステントへの使用に関して、アボットは、ノバルティス社よりライセンスを取得しています。エベロリムスはその細胞増殖抑制作用により、冠動脈ステント内の新生内膜増殖を抑制することが明らかにされています。
(注1) Coronary Artery Disease. National Heart, Lung and Blood Institute. May 2011
http://www.nhlbi.nih.gov/health/health-topics/topics/cad/
(注2) 当社調べ(2015年3月現在、日本で販売されている4社11製品の製品仕様を参照)
アボットについて
アボット社は、広範囲のヘルスケアに基盤を置くグローバルヘルスケア企業であり、人々の生活を向上させるために製品や技術を開発しています。主要な事業内容は、科学的知見に基づいた診断薬・機器、医療機器、栄養剤そしてブランドジェネリック医薬品を提供しています。グループ総従業員数約73,000人を擁し、世界150カ国以上で営業活動を行っています。
アボット ジャパンについて
日本国内では、従業員約2,200人が栄養剤、診断薬・機器、栄養剤と糖尿病、バスキュラーおよびビジョンケア製品を含む医療機器に関する研究、開発および販売とマーケティングに従事しています。東京、千葉を主要拠点としていています。
アボット社(www.abbott.com)、アボット ジャパン(www.abbott.co.jp)、ツイッター(@AbbottNews)も合わせてご参照ください。
冠動脈疾患(CAD)は、脂肪成分等の動脈硬化性物質が血管内で蓄積されることにより、酸素を豊富に含む血液の共有が不足し発症します。ステントは金属性の網状チューブでできており、バルーン(風船)が付いたカテーテルに装着された状態で血管の狭くなった部位まで挿入され、狭窄した血管を拡げて血流を回復させ、血管を内側から支え続け血流を確保します。ステントは心臓発作時の患者の生命を救い、また、心臓へ供給される血流不足により発症する胸痛(狭心症)に苦しむ患者の、クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)の改善をもたらすことが示されています。
今回アボットが新たに発売するXIENCE Alpine 薬剤溶出ステントは、国内を含む豊富な実臨床データを持つXIENCE®ステント製品群の安全性を継承した、次世代エベロリムス薬剤溶出ステント(EES)です。 アボットは薬剤溶出ステント(DES)のさらなるデリバリー性能を追求し、ステントデリバリーシステムの先端部にGood Positioning System (GPS)をXIENCE Alpine 薬剤溶出ステントに導入しました。 GPSは、蛇行した血管内でのガイドワイヤーバイアスを血管中心に寄せることにより、治療難易度の高い症例においても、 カテーテルの病変到達をより円滑にすることが期待される設計です。 デリバリーシステムが改良された本製品は、CAD治療にあたる医師の日々の手技をサポートしていきます。 また、XIENCE Xpedition® 薬剤溶出ステントから導入した、業界唯一の3.25mmサイズ(注2)を含めた幅広いサイズ展開で、医師の治療選択肢を広げ、より至適なステント留置をサポートします。
アボット バスキュラー ジャパン株式会社 代表取締役社長のマシュー・シュミットは次のように述べています。「XIENCE Alpine 薬剤溶出ステントは、2010年に本邦での販売を開始したアボットのDESの4代目となる次世代DESです。 初代のXIENCE V®を含めたXIENCE薬剤溶出ステント製品群の豊富な臨床データは、業界トップクラスの安全性と有効性を一貫して示しており、このXIENCE Alpine 薬剤溶出ステントもまた、従来のXIENCE製品群の安全性と有効性を継承する製品です。 アボットは今後も、心臓疾患を持つ患者様の治療を通じて、患者様のクオリティー・オブ・ライフの改善と、より活動的な生活の実現に取り組んで参ります。」
本製品は、世界的に実施された100以上の臨床試験に加え、本邦においても3,000名以上の心臓疾患を持つ患者を対象にアボットが支援する5つの臨床試験が実施されている世界でトップクラスの薬剤溶出ステントです。その他にも、国内でのXIENCE V 薬剤溶出ステント発売以降実施されている多数の医師主導型臨床試験を含め、XIENCEは、本邦において安全性と有効性を示す最も多くの臨床データをもつ薬剤溶出ステントの一つです。
XIENCE Alpineに関するさらなる情報は、http://www.abbottvascular.jp/xiencealpine.html をご覧下さい。
エベロリムスはNovartis Pharma AG により開発されました。同剤の薬剤溶出ステントへの使用に関して、アボットは、ノバルティス社よりライセンスを取得しています。エベロリムスはその細胞増殖抑制作用により、冠動脈ステント内の新生内膜増殖を抑制することが明らかにされています。
(注1) Coronary Artery Disease. National Heart, Lung and Blood Institute. May 2011
http://www.nhlbi.nih.gov/health/health-topics/topics/cad/
(注2) 当社調べ(2015年3月現在、日本で販売されている4社11製品の製品仕様を参照)
アボットについて
アボット社は、広範囲のヘルスケアに基盤を置くグローバルヘルスケア企業であり、人々の生活を向上させるために製品や技術を開発しています。主要な事業内容は、科学的知見に基づいた診断薬・機器、医療機器、栄養剤そしてブランドジェネリック医薬品を提供しています。グループ総従業員数約73,000人を擁し、世界150カ国以上で営業活動を行っています。
アボット ジャパンについて
日本国内では、従業員約2,200人が栄養剤、診断薬・機器、栄養剤と糖尿病、バスキュラーおよびビジョンケア製品を含む医療機器に関する研究、開発および販売とマーケティングに従事しています。東京、千葉を主要拠点としていています。
アボット社(www.abbott.com)、アボット ジャパン(www.abbott.co.jp)、ツイッター(@AbbottNews)も合わせてご参照ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像