独自の端末特定技術と操作情報の活用で不正アクセスによる個人情報漏えいを防止
~不正アクセス検知サービス「O-MOTION」の検知技術が特許を取得~
■不正アクセス被害の実態
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から「新しい生活様式」やテレワークが浸透し、巣ごもり需要によるネット通販の利用が拡大する中、不正アクセス等のサイバー攻撃は増加の一途をたどっております。株式会社東京商工リサーチの調査(*1)によると、2012年から2020年までの期間、全上場企業の1割以上にあたる累計424社において個人情報の漏えい・紛失事故が発生し、その結果、漏えい・紛失した可能性のある個人情報はほぼ日本の人口に匹敵する累計1億1,404万人分に達しております。
また、警察庁、総務省及び経済産業省の公表(*2)によると、2020年における不正アクセス行為2,806件のうち、不正アクセス後に行われた行為は、インターネットバンキングでの不正送金等1,847件(65.8%)、インターネットショッピングでの不正購入172件(6.1%)など、オンライン取引やネット通販における不正行為が7割以上を占めております。
(*1)株式会社東京商工リサーチ「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査(2020年)
(*2)警察庁、総務省及び経済産業省「不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」
■不正アクセス検知サービス「O-MOTION」について https://frauddetection.cacco.co.jp/o-motion/
「O-MOTION」は、独自の端末特定技術とキータッチなどの操作情報の活用により、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本人による正常なアクセスなのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービスです。インターネットバンキングにおける不正送金対策やオンラインチケット販売サイトにおける不正転売対策等、金融サービスサイト(インターネットバンキング・ネット証券)、通販サイト、会員サイト等における不正アクセス/不正ログイン対策にご利用いただいております。
(特徴)
・端末特定技術とキータッチなどの操作情報を活用したかっこ独自の検知ロジック(特許6860156号)
・認証サービスとの連携により、正常なユーザーへは負荷をかけず、疑わしいアクセスにのみ認証を設定可能
・WEBサイトにコードを埋め込むだけで簡単に導入可能
・厳格なセキュリティ対策が求められる金融機関(大手ネット証券や銀行)が採用
また、「O-MOTION」は、着信認証やSMS認証などの認証サービスと組み合わせて対策することにより、認証サービス単体での対策と比べて、正常なユーザーには煩わしい認証作業を求めることなく、疑わしいアクセスにのみ認証を設定することができるため、ユーザビリティの維持とセキュリティの強化を同時に実現すること(リスクベース認証)が可能となります。
かっこは、今後も「O-MOTION」をはじめとしたセキュリティーサービスを提供することで、ユーザーの利便性はそのままに、不正アクセスによる個人情報漏えいなどの被害を未然に防ぐことで、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献してまいります。
■会社概要
かっこ株式会社
住所:東京都港区元赤坂一丁目5番31号
代表取締役社長CEO:岩井 裕之
設立:2011年1月28日
URL:https://cacco.co.jp/
事業内容:SaaS型アルゴリズム提供事業
(不正検知サービス、決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービス)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発アプリケーション・セキュリティ
- ダウンロード