直近1年以内に新たな分野を学び始めたプロ人材が61.9%職種と年収で違う?「プロ人材の学習方法」を調査
〜「プロ人材になるためのキャリア形成とリスキリング習慣調査」調査速報〜
20,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田 雅俊、以下サーキュレーション)は、登録プロ人材303名に対して「プロ人材になるためのキャリア形成とリスキリング習慣調査」を行いました。本日以降、3つのテーマに分けて調査結果の速報をお伝えします。
■調査結果サマリー
- プロ人材の約8割は業務外での学習が習慣化している
- 年収が高い人たちほど毎日の学習習慣が定着している
- プロ人材が選ぶ学習手段1位はやはり圧倒的に読書。オンライン学習も上位にランクイン
- 61.9%のプロ人材が直近1年以内に新たな分野の学習を始めている
- 職種で異なる2つの学習タイプ「短期サイクル型」と「継続学習型」
プロ人材の約8割は業務外での学習が習慣化している
専門分野の技術やスキル向上、知識の習得を目的として業務外で学習や能力開発などの取り組みを行っていると回答したプロ人材は約8割でした。全く何もしていないのは1.7%で、残りの18.5%は業務を通じて習得するという回答でした。
年収が高い人たちほど毎日の学習習慣が定着している
総務省統計局の「平成 28年社会生活基本調査」※1によると、有業者が「学習・自己啓発・訓練」に充てる時間の平均値は一日にわずか6分でした。一方今回はプロ人材の学習頻度をたずねており、年収が高い層ほど学習頻度は高くなりました。市場価値の高い人材ほど、日常的なインプット習慣が身についていることが伺えます。
プロ人材が選ぶ学習手段1位はやはり圧倒的に読書。オンライン学習も上位にランクイン
プロ人材の学習手段について、最も多かったのは「専門書」「ビジネス書」などの読書でした。その次に約3割程度がオンラインコンテンツを活用していると回答しています。
61.9%のプロ人材が直近1年以内に新たな分野の学習を始めている
また、現在学習中の分野に取り組んでいる期間についてたずねたところ、 61.9%が直近1年以内に新たな分野を学習していることが分かりました。プロとして活躍し続けるため、常に幅広いインプットを怠らない「連続的学習」を実践している姿が伺えます。
一方、28.9%は3年以上の長期間に渡って同じ分野を学習し続けており、特定分野の専門性を高め続ける「継続的学習」戦略をとるプロ人材もいると想定されます。
職種で異なる2つの学習タイプ「短期サイクル型」と「継続学習型」
専門分野ごとに見ると、大きく2つの学習タイプに大別できそうです。「現在学習している分野は1年以内に学習を始めた」と回答した人を、業務に活かす分野の更新が多く、直近のインプットテーマについて短期間で学習サイクルを回す意識の強い「短期サイクル型」、「3年以上前に学習を始めた」と回答した人を、業務の根幹となる1つの分野を中心にインプットを続ける「継続学習型」、それ以外を「バランス型」として見たところ、短期サイクル型と継続学習型どちらかに偏る分野(職種)が存在していました。専門分野ごとに、業務で活用する知見が次々に変わったり、逆に複数分野で共通の枠組みを活かしやすいなどの差があることも考えられます。
一方、年収別では学習タイプの分布差はほとんどありませんでした。
■調査概要
「プロ人材になるためのキャリア形成とリスキリング習慣調査」
調査期間:2022年7月11日(月)〜7月27日(水)
調査方法:インターネット調査(登録プロ人材へのメルマガ配信等)
調査対象:サーキュレーション登録プロ人材
有効回答数:303名
(※1)本調査の対象:調査時点で以下の業務を副業、フリーランス、起業を通して行っているサーキュレーション登録プロ人材
中期経営計画策定/組織戦略策定/M&A/業務資本提携/CVC/ファイナンス/IPO/新規事業開発・事業開発/人事戦略/人事制度設計/採用/人材育成/労務/人事規定/広報PR/コーポレートブランディング/マーケティング/事業ブランディング/代理店マネジメント/CRM/広告運用/データアナリティクス/ビッグデータ解析/機械学習/AI活用/営業戦略立案/営業組織マネジメント/インサイドセールス/カスタマーサクセス/新規販路開拓(人脈営業/トップダウン営業)/海外進出/EC/開発組織・プロジェクトマネジメント/開発ディレクション/システム開発/WEB開発/インフラ/業務改善/BPR/生産管理/工場運営/ファクトリーオートメーション/物流/経理/財務/IR/経営管理(内部監査・法務・コンプライアンス)/経営企画/事業企画/その他コンサル・アドバイザリー
■調査の背景
コロナ禍以降急速に、個人が1社の雇用に縛られない働き方への注目が高まり、2022年7月には厚労省も副業解禁に向けてガイドラインの改定を発表しました。その一方で、働き方の自由に伴うリスクも指摘されています。
独立後どうすれば活躍できるのか、そもそもプロ人材になるにはどんな習慣を身につければよいのでしょうか。
そこで、既に高い専門性を発揮して活躍している当社の登録プロ人材303名に「学習習慣」についての調査を行いました。
働き方や学習習慣に悩む方々に1つの参考としていただければ幸いです。
プロシェアリングを活用し最適なプロ人材と共に進めていくことで、社内のリソースだけでは解決できなかった経営課題を解決することが可能となります。サーキュレーションは、今後も外部のプロ人材を活用いただくことで、様々な経営課題を解決し、企業の変革の一助を担っていきます。
【企業概要】
会社名 株式会社サーキュレーション
公式HP https://circu.co.jp/
代表者 代表取締役社長 久保田 雅俊
設立 2014年1月6日
所在地 東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
20,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は 3,921社/11,769プロジェクトを数えます。(2022年7月末時点)
【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報/竹内
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
Email: public_relations@circu.co.jp
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