ヤギ、シタテルと、海外アパレルの国内生産受発注サービス「YAGI SOURCE ENGINE(ヤギ ソース エンジン)」をリリース
株式会社ヤギ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:八木 隆夫、以下:ヤギ)は、シタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野 秀和、以下:シタテル社)とともに、海外アパレルブランド向けに、日本に衣服生産をオンラインで受発注できるサービス「YAGI SOURCE ENGINE(ヤギ ソース エンジン)」をリリースいたしました。
【YAGI SOURCE ENGINE(ヤギ ソース エンジン)】
ヤギが運営するYAGI SOURCE ENGINEは、海外アパレルブランドがインターネット上でオーダーできるシステムで、会員登録をするとMADE IN JAPANの商品を容易にカスタムオーダーが可能。受注生産の工程を効率化し50着からの小ロットにも対応できる。
困難だった、日本の衣服生産技術の海外展開に挑む
これまで日本の縫製産業は高い技術力と品質を持ちながらも言語や商習慣の違いにより海外展開が進んでいませんでした。また海外アパレルブランドが、日本の生産拠点を探す場合も、同様の障壁がありました。
ヤギは、米国Los Angelesにある縫製工場SOCAL GARMENT に2013年に出資し、以前より米国では日本の高い衣服生産技術や高品質な生地へのニーズが高いこと、また日本の産地の活性化を実現すべく、オンラインによる受発注システムの検討を進めてまいりました。
そのような中、シタテル社との出会いにより、8月に開催された全米最大のアパレル見本市「MAGIC」において、「YAGI SOURCE ENGINE」を発表いたしました(シタテル社との資本業務提携の詳細につきましては、2019年6月19日付リリース「シタテル株式会社との資本業務提携に関するお知らせ」をご覧ください。)。
「YAGI SOURCE ENGINE」は、国内生産者と海外アパレルブランドをつなぐスムーズな受発注サービスです。近年のアパレル業界では、中国やベトナムなどで安く大量生産を行うのが一般的ですが、本サービスを利用いただくことで「MADE IN JAPAN」という高付加価値を求める海外アパレルブランドが、日本の衣服生産技術や高品質な生地に50着程度の小ロットからアクセスできます。
第一弾は、岡山デニムを米国のアパレル見本市MAGICで展開 (2019年8月)
第一弾として、海外で評価が高い岡山県のデニムと加工技術を提供します。ヤギとシタテル社は全米最大のアパレル見本市「MAGIC」において「YAGI SOURCE ENGINE」の発表を行うと同時に、同システムを活用した岡山デニムと加工技術のOEM生産を紹介しました。
今後はカットソーやシャツなどアイテム数を増やしていく予定です。
本件が当社業績に与える影響は軽微であります。今後、業績に重要な影響を与える見込みが生じた場合は、その内容を速やかに開示いたします。
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