「理想の自社ビル」を、木造で叶える。建築家のいる工務店・テラジマアーキテクツ、木造ビル建築事業を始動
大規模建築にも採用実績のある耐震構法SE構法により、5階までの木造ビル計画に対応
高耐震木造住宅を数多く手掛けてきた設計施工一体の建築会社、株式会社テラジマアーキテクツ(本社:東京都目黒区、CEO:深澤彰司、以下「テラジマアーキテクツ」)は、耐震構法SE構法を活かした「木造ビル建築事業」を本格的に開始いたします。
事業開始の背景
カーボンニュートラル、都市の再生、コストとスピードへのニーズの高まりを背景に、中小規模のビル建築において木造という新たな選択肢が注目されています。大手ゼネコンがすでに手掛け始めている分野でありながら、柔軟な設計力と一貫対応を強みとする中小規模の設計施工チームが取り組むことで、「建てる側の想いが反映されやすい」プロジェクトが実現可能になります。
テラジマアーキテクツでは、これまで培ってきた木造建築への深い知見と、デザイン性・居住性・安全性の融合力を活かし、これからの都市のあり方に応える「木造ビル」という新たな建築形態を提案してまいります。
小規模チームだからできる、経営者目線の自社ビル建築
医療施設・オフィス・賃貸併用・店舗併設など、ビル建築のニーズは千差万別。
私たちは、「木造だからこそ柔軟にできる」という設計思想のもと、用途・構成・ライフサイクルを見据えた最適解をご提案します。
テラジマアーキテクツでは、全てのプロジェクトに対して、設計・施工管理・コンサルタントがチームを組み対応します。また、施工は創業以来ともに高品質な住まいづくりを担ってきた熟練の職人集団・建心会を中心に、ビル建築の知見のある職方により行います。設計施工からアフターメンテナンスまで社内で一気通貫に対応することで、高品質な建築と迅速な対応を実現。また、顔の見える体制により、責任の所在を明らかにし、安心してお任せいただけるサービスを実現しています。




耐震構法SE構法で建てるビル 設計の自由度と環境面・コスト面の優位性を両立
構造には、木造の常識を超える耐震性能を実現する「耐震構法SE構法」を採用。
体育館などの大規模建築に採用されることもある木造構造である「耐震構法SE構法」は、5階建てまでのビルの建築に対応可能です。構造計算に裏付けられた強靭な骨組みに加えて、居住快適性など、木造ならではの利点も活かした設計が可能です。
「耐震構法SE構法」は、構造用集成材と専用金物を組み合わせた高性能木造工法です。一般的な木造と異なり、一棟ごとに構造計算を行うことで、優れた耐震性能と設計の自由度を両立しています。この構法の採用により、高い耐震性能を確保しながらも、オフィスビルや店舗に必要な大空間や大開口を実現します。
さらに、特に4階建てまでのビルにおいては、木造の軽量性を活かした基礎工事の簡素化や、工期短縮によるコスト削減も可能となります。

≪参考情報≫
■木造ビルの環境面におけるメリット
1. 環境面での効果
木造建築の建設時CO₂排出量は、鉄筋コンクリート造の約3分の1に抑えられると報告されています。(国立環境研究所「建築物の構造別CO₂排出量に関する調査結果」2024年1月25日より)
2. カーボンストック効果
木材は成長過程でCO2を吸収し、建材として利用されている間も炭素を固定し続けます。木造住宅は鉄骨プレハブ住宅や鉄筋コンクリート住宅と比較し、約4倍の炭素を貯蔵します。(林野庁「森林・林業白書」令和元年度版より)
■木造ビルのコスト面におけるメリット
<事務所建築における構造別坪単価(全国平均)>

構造 |
2025年4月時点の坪単価 |
特徴 |
木造 |
84.2万円/坪 |
温かみのある空間、環境負荷が少ない |
鉄骨造(S造) |
140.5万円/坪 |
設計の自由度が高い |
鉄筋コンクリート造(RC造) |
142.4万円/坪 |
耐震性・防音性に優れる |
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) |
171.0万円/坪 |
高層化に適するが高コスト |
出典: 国土交通省「建築着工統計調査」をもとに作成(2023年データ)
<SE構法採用による木造ビル建築のコスト優位性>
特に4階建てまでのビル建築において、耐震構法SE構法はコスト面で有利になります。
1. 基礎コストの大幅削減
木材の軽量性により、鉄骨造と比較して基礎工事費を約50%削減可能です。
一般的な木造の基礎と比較しても、耐震構法SE構法では構造計算に基づく合理的な基礎設計が可能です。
2. 建設工期の短縮によるコスト削減
プレカット工場での加工により、現場施工期間を短縮できます。(木造:10日、RC造:30日、鉄骨造:20日)工期短縮による仮設関連費用や人件費の削減効果があります。
3. 税制上の優位性
法定耐用年数:木造の場合24年(鉄骨造38年、RC造50年)
早期減価償却により、事業収支によい影響を及ぼします。
テラジマアーキテクツは未来への投資として「都市の木造化」に貢献します
都市部における木造化は、これからの日本社会において避けて通れないテーマです。国の木材利用推進政策や、脱炭素化に向けた企業姿勢の一環として、自社ビルを木造で建てることが企業ブランディングにも直結する時代が到来しています。私たちは、この大きな時代の転換点に立ち、木造ビルという選択肢を通じて、持続可能な都市づくりと企業価値の向上に貢献してまいります。
木造で建てる。それは単なる建築方法の選択ではなく、未来への投資です。テラジマアーキテクツは、木の温もりと最先端の技術を融合させた木造ビルで、新たな都市景観と企業文化の創造に挑戦し続けます。
代表より
「これまで私たちは住宅を通じて“暮らしの自由度”を追求してきました。これからは都市空間の自由度にも挑戦します。当社の木造ビル建築事業は、環境への配慮と経済性を両立する先進的な取り組みです。木の温もりと快適性で、都市の新たな可能性を切り拓いていきます。」
─ テラジマアーキテクツ CEO 深澤 彰司
事業担当者より
「世界に誇れる日本の木造建築が、現代において確かな技術と日本人ならではのきめ細やかな施工によってより高層化が可能な時代となりました。
SE構法を熟知した我々の経験と知識を注ぎ込み、お客様の期待に応えてまいります。」
─ テラジマアーキテクツ ゼネラルマネージャー 今村 修一郎
経営者の皆様へ: 「木造で建てる」という選択が、新しい企業価値を生み出します
現在、木造ビル建築をご検討中の企業様・クリニック・事業者の皆さまからのお問い合わせを受け付けております。初期段階からのご相談、プラン提案、構造検討など、ワンストップで対応可能です。
是非お気軽にご相談ください。
木造ビル・店舗等の設計のご相談は以下URLよりお申込みください。
https://www.kenchikuka.co.jp/contact/#enquiry

株式会社テラジマアーキテクツについて
・CEO:深澤彰司
・本店所在地:東京都目黒区自由が丘2-10-4 ミルシェ自由が丘6F
・設立年:1958年
・主な事業内容:建築工事及び土木工事の請負、設計・施工・管理及び監督、建築企画のコンサルティング、地域の総合開発の企画・立案
・資本金:3,000万円
・社員数:33名
・平均年齢:41歳
本件に関するお問い合わせ先
株式会社テラジマアーキテクツ 営業企画部 広報担当
TEL:03-5726-9933 FAX:03-5726-9903
E-mail:pr@terajima.co.jp
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