東京都主催イベント「捨てない!甦る!江戸東京 衣の循環の知恵」で NewMakeが親子向けアップサイクルワークショップとクリエイター作品展示を企画・実施

「楽しさ」や「創造」から始まる衣の循環。ワークショップは予約開始2日で満席・満足度約98%

株式会社STORY&Co.

株式会社STORY&Co.(本社:東京都千代田区、代表取締役:細川 拓、以下「STORY&Co.」)が手がける循環型クリエイティブコミュニティ「NewMake(ニューメイク)」は、2026年1月24日(土)・25日(日)の2日間、玉川髙島屋S.C.(東京都世田谷区)で開催されたイベント「捨てない!甦る!江戸東京 衣の循環の知恵〜みんなではじめよう!服のセカンドライフ」(主催:東京都環境局、運営:株式会社ジェイコム東京)に参画し、展示およびワークショップの企画・制作を担当しました。

本イベントは、江戸東京に根づく「もったいない」の精神を現代につなぎ、衣類のリユース・リペア・アップサイクルをテーマに開催されたものです。NewMakeでは、イベントのメインビジュアル制作に加え、循環型社会への理解を深める体験プログラムの企画や、クリエイターによる作品展示を行いました。

お直しとワッペンのお店「PATCH&PLAY」でも活躍するクリエイターを起用したメインビジュアルの制作や、親子で楽しめるアップサイクル体験ワークショップ「リカちゃんのアップサイクルアトリエ」を企画・実施。さらに、クリエイティブコミュニティNewMakeがセレクトしたクリエイター5組による作品展示も行いました。ワークショップは全3回開催され、計34名が参加。事前予約は受付開始からわずか2日間で全枠が満席となりました。3回目は当日抽選受付としたところ、多くの来場者が抽選券を手に開始を待つ姿が見られるなど、高い関心を集めました。また、参加者アンケートでは満足度「星5つ」が98%と、非常に高い評価を得ました。

■「楽しさ」で環境課題に向き合う

本イベントは、東京都が推進する「ゼロエミッション東京」の取り組みの一環として実施されたものです。環境問題への理解を深めることを目的に、毎年テーマを設けて番組やイベントが展開されており、今回は「衣料回収」をテーマに実施され、New Makeの企画ではカルチャーやものづくり体験を掛け合わせた参加型プログラムを展開しました。環境課題を「正しいこと」として伝えるのではなく、「楽しさ」を入り口に体験を通して自然と素材の価値に気づく設計です。

環境省の推計によると、日本国内で新たに供給される衣類は年間約82万トン。そのうち約7割にあたる約56万トンが手放され、多くが焼却などで処理されています。東京都では「2050東京戦略」の一環として衣類の循環促進を掲げていますが、生活者にとって衣類廃棄の問題は日常生活から距離のある課題でもあります。本企画では「アップサイクルは難しい」という先入観という心理的ハードルを、遊びや創作体験へと転換することを試み、楽しみながら手を動かす体験を通して素材の価値に気づき、意識の変化が自然に生まれる導線を考えました。楽しさをきっかけに関心が芽生え、循環というテーマが日常の暮らしへとつながっていくことを目指しました。

■「ゴミ」から「捨てられなくてよかった」へ

ワークショップでは、体験を通して素材の見え方が変化する場面も見られました。今回使用した布やリボンは、まだ十分に使える状態でありながら、廃棄される予定だった素材です。ワークショップの冒頭でスタッフがその背景を紹介し、これらの素材を使って作品づくりを行うことを参加者に伝えました。その後、撮影スタッフから「これは元々何だったかわかる?」と尋ねられた子どもが「ゴミ!」と答える場面もありました。しかしワークショップ終了後、同じ素材で作られたリカちゃんの衣装を前に、親子からは「捨てられなくてよかったね」という声が聞かれました。体験を通じて、素材の価値や見え方が変わる瞬間が生まれていました。

■参加者満足度平均98%「楽しい」「好き」が意識変容のきっかけに

N=34名/STORY&Co.調べ

また参加者アンケートでは、全体満足度平均98%と非常に高い評価を得ました。参加理由として最も多かったのは「リカちゃんが好きだから」(44%)で、親しみのあるキャラクターを入口に体験へ導く設計が参加の動機につながっていることがうかがえます。

「良いと思ったポイント」では、「スタッフや周囲の人との交流が楽しかった」が50%で最も多く、「制作したアイテムの可愛さ」(38%)が続きました。ものづくり体験そのものだけでなく、会場で生まれるコミュニケーションも満足度につながっていることが分かります。

参加者からは「捨てるはずだった素材で、こんなに可愛いものができるんですね」「家でもやってみたい」といった声も多く寄せられました。制作に使用した素材を持ち帰り、別の作品づくりに使いたいと話す子どもの姿も見られ、体験が「もう一度やってみたい」という気持ちにつながっている様子がうかがえました。

また「5歳児にサステナブルを理解させるのは難しいと思っていましたが、少しずつ意識を持つきっかけになったと感じました」という声も寄せられました。環境課題を知識として伝えるのではなく、遊びやものづくりの体験を通して素材や物の価値を感覚的に伝えることで、参加者の言葉として表れていました。

本イベントでは行政・企業・生活者がそれぞれの立場から「衣の循環」という社会課題に向き合う場となりました。NewMakeでは、体験設計とクリエイティブの力を通じて、社会課題を生活者にとって身近な体験へと翻訳する取り組みを行っています。今後も「正しさ」を伝えるだけではなく、「楽しさ」や「創造」を入り口に人が自然と関わりたくなる体験を生み出すことで、循環の視点が日常の暮らしへと広がる社会を目指していきます。

“捨てない”という選択肢が特別なものではなく、文化として当たり前になる未来に向けて。NewMakeはこれからも、楽しさと創造の力で「捨てない選択肢」が自然に広がる社会づくりに取り組んでいきます。

実施内容

①親子で楽しむアップサイクル体験:「リカちゃんのアップサイクルアトリエ」

誰もが親しみのある存在である、着せ替え人形「リカちゃん」(発売元:株式会社タカラトミー)を入り口に、「サステナブル」や「循環」といった言葉への心理的なハードルを和らげながら、遊びやものづくりを通して自然にアップサイクルに触れられる体験を企画しました。

着せ替え人形「リカちゃん」(発売元:株式会社タカラトミー)

ワークショップ内容

■リカちゃんとファッションデザイナー体験
廃棄予定のリボンを使用し、台紙の上にオリジナルのリカちゃん衣装をデザイン。選ぶ・貼る・描く工程を組み合わせて作品を制作します。(対象年齢3歳以上)

■リカちゃんのスカートをつくろう
企業から提供された端材を活用し、実際にリカちゃんが着用できるスカートを制作するプログラム。(対象年齢6歳以上)

親子で同じテーブルを囲み体験を共有することで、その経験が家庭の中でも話題や習慣として続いていくことを意図しています。未就学児から参加できるよう制作工程では「選ぶ、切る、貼る、描く」で完結する構成とし、形やサイズがばらばらな廃棄予定素材も「自由に使える素材」として再編集することで、子どもでも扱いやすい創作体験へと落とし込みました。会場では、子どもたちが素材を選びながら親子で相談し、世界に一つだけの作品を制作。ワークショップを通じて「これもまだ使える」「捨てる前に工夫できるかも」といった気づきが生まれ、素材や衣類の価値を見直す小さな意識変容が、親子の対話の中で自然に広がっていきました。


②人形服作家・ryoko氏によるアップサイクルドール服展示

人形服作家・ryoko氏による作品。子どもの成長とともに着られなくなった洋服を素材として活用し、ドール服2点を制作・展示しました。かつて子どもが身につけていた服は、小さなドール服として新たな姿に生まれ変わります。「思い出が詰まった一着が、別のかたちで再び物語を紡ぎ始める。」本展示では、「思い出の服が別の形で生き続ける」という循環を、もっとも身近で想像しやすいスケールで可視化しています。

左:【花柄トレンチコート】/右:【Sleeping Forest】

【花柄トレンチコート】

出産祝いのワンピースにキュロット、お気に入りのボディシャツにカーディガン。

娘が幼い頃に愛用していた思い出の服をリカちゃんの洋服へとアップサイクルしました。

大切な思い出をそのまま閉じ込めた小さな服たちは、ただの布ではなく心のアルバムのよう。

思い出を新しい形で受け継げる喜びを感じました。

【グリーンの衣装:Sleeping Forest】

買い物、公園、旅行。どこへ行くにも絶対に娘が手放さなかったブランケット。

家の中で長い時を共に過ごしたパジャマ。

成長とともに手放されたものを主役にアップサイクルしました。

使い込まれた質感や色あせた模様には、寄り添い合った時間の温もりが宿っています。

形を変えても、家族の記憶はそっと息づき続けます。

ryokoプロフィール

人形服作家。SNS総フォロワー数6.3万人のインフルエンサー。人形遊びの楽しさを発信する傍ら、ドール服ブランド「mimi décor」の運営・展示用衣装制作・講師活動等行う。

ryoko:https://www.instagram.com/ryoko_licca/

③「素材の見方が変化する」NewMakeがセレクトしたクリエイターによるアップサイクル作品展示

NewMakeがセレクトした4組のクリエイターによる作品も会場に展示しました。端切れや古着、靴など、本来であれば役目を終えた素材が、クリエイターの手によって新たな価値を持つ作品へと生まれ変わります。その展示は、ワークショップに参加した親子だけでなく、通りがかりの来場者の足も止め、「素材の見方が変わる」体験を会場全体へと広げるものとなりました。ものづくりの過程や完成した作品に触れることで、「使い終わったもの」にもまだ可能性があることを感じてもらうこと。展示は、体験プログラムとともに、素材の価値を見つめ直すきっかけを来場者に届けました。

(※左から:COMPLUX・MIKA SAKAI・イマイサヤカ・Aki)

COMPLUX (コンプルクス)

COMPLUX「Upcycled Collection : Denim Dress」

作品名

「Upcycled Collection : Denim Dress」

クリエイターコメント

「使用したのは役目を終えた衣服や、少しの綻びや傷で人々に届くことのなかったB品です。

膝裏のシワ状の色落ち、アタリと呼ばれる擦れなど、時間を感じさせるディテールが活きるよう再構築しました」

COMPLUX プロフィール:デザイナーYuzuka OkamotoとHiroto Katsukiによる共同プロジェクト。「崇高な奔放」を旗印に、主に一点もののファッションアイテムを制作。

Instagram:https://www.instagram.com/complux_official/

MIKA SAKAI(サカイ ミカ)

MIKA SAKAI「パッチワークチェア」

作品名:「パッチワークチェア」

クリエイターコメント

「アップサイクルの意味を考えた時、新しい物を付け加えることは違うと思い、捨てられるもの同士を組み合わせて捨てる部分が無いように残布を出さないように新たな形に作ろうと思い制作。

廃棄スニーカーと廃棄イスとの組み合わせで新たな生をいれた作品に仕上げました。

膝掛にソールを使用したのもポイントです。」

MIKA SAKAI プロフィール:服飾専門学校のクリエイター科を卒業し現在はアパレル企業で働きながらも、靴のカスタマイズやスニーカーの製作を行うショップRECOUTURE(リクチュール)との出会いを通じ、靴作りをスタート。23年4月東急プラザ表参道原宿にて開催された「100Sneakers100NewMakers 2023"Journey"展」で出展作品がグランプリを受賞。

Instagram:https://www.instagram.com/09mika90/

イマイサヤカ

イマイサヤカ 左から「アズール/チュチュ/ミア」

作品名:「アズール/チュチュ/ミア」

クリエイターコメント

アップサイクルぬいぐるみブランド『Kireppa(キレッパ)』を展開する作者が、アパレルメーカーの服を再生し生まれ変わらせたぬいぐるみ達。袖の装飾をそのままぬいぐるみの首元に使うなど流用しながら、上質な布だからこそ実現する曲線的フォルムを生かしたデザインに仕上げています。

■イマイサヤカ プロフィール:ハギレからぬいぐるみを生み出し、ソフト・スカルプチュアとして独自の世界を表現。2005年にぬいぐるみブランド「Chikro circus」を設立し、様々な企業とのコラボなど幅広く活動。

Instagram:https://www.instagram.com/brown_bobbin/


Aki

Aki 左から「Sensu (Marble)/Bag (Seashell)/Bag (Marble)」

作品名:「Sensu (Marble)/Bag (Seashell)/Bag (Marble)」

クリエイターコメント

廃棄されたビニール傘が全ての作品の主素材です。使い捨て感覚で使用されるビニール傘は、新品同様で捨てられることも多く、約8000万本の傘が年間で廃棄されながらも、構造上リサイクルが難しいのが現状です。着色は一切せず、使用感の異なる傘を組み合わせることで、アップサイクルならではの模様が生まれます。

■Aki プロフィール:2019年、廃棄されたビニール傘をバッグにアップサイクルする「10年後になくなるべきブランド PLASTICITY」を始め、バッグの主素材として「GLASS RAIN」生地を考案。GLASS RAINを中心とする作品や企業とのタイアップなどの制作活動を続ける。

HP:Aki

■「PATCH&PLAY」で活躍するクリエイターSAKIPONによるメインビジュアルデザイン

イベントのメインビジュアルおよびオリジナルワッペンは、ワッペンとお直しのお店「PATCH&PLAY」でも活躍するクリエイターSAKIPONとともに制作しました。環境課題=難しいという心理障壁をなくし、「楽しさ」や「創造」から新たな気づきが生まれる体験・発見をイベントを通じて表現しています。

SAKIPON プロフィール

2023年にイラストレーターとしての活動を開始。現在は広告・雑誌などのイラスト制作や、国内外のイベント出展など活動の幅を広げている。ポップでカラフルなゆるいタッチのイラストが特徴。

Instagram:https://www.instagram.com/gdc_skpn/

イベント概要

「捨てない!甦る!江戸東京 衣の循環の知恵 〜みんなではじめよう!服のセカンドライフ」

開催日:2026年1月24日(土)展示 / 25日(日)ワークショップ・トークショー

会場:玉川髙島屋S.C. 本館1F グランパティオ(東京都世田谷区玉川3-17-1)

主催:東京都環境局

運営:株式会社ジェイコム東京

企画・制作:株式会社STORY&Co.(NewMake / PATCH&PLAY)

■J:COM特別番組のお知らせ

当日のイベントの模様とNewMakeの取り組みを紹介する特別番組が放送されました。

以下、ご視聴可能です。

■東京都環境局公式YouTubeチャンネル

視聴はこちら:https://youtu.be/Xh3ElZZdx1w (※2026年3月7日〜6月6日まで視聴可能)

■J:COMチャンネル 地上デジタル11ch

放送日時【再放送】2026年3月20日(祝)10:00〜10:30(J:COMチャンネル 地上デジタル11ch)

■NewMakeについて

NewMakeは、株式会社STORY&Co.が手がけるクリエイティブコミュニティです。企業と個人が共創する約1,600名のクリエイターが在籍し、原宿を拠点とする「NewMake Labo」を中心に活動しています。国内外ブランドの余剰在庫や規格外品を活用したアップサイクルやリペア体験を通じて、「Repair, Renew, Continue」をコンセプトに、ファッションを起点とした循環型社会の実現を目指しています。人が集まり、手を動かし、学び合う場をつくること。それがNewMakeの根幹です。今回のワークショップの体験設計やクリエイターのセレクト、作品展示も、このコミュニティで培われた知見から生まれています。

【Website】https://storyandco.co/service/new-make

【Instagram】NewMake officialNewMake Labo

PATCH&PLAY

原宿を拠点に、2025年11月にオープンした「直す・足す・遊ぶ」で捨てない選択肢を日常に届けるリメイクブランド。ワッペンやお直しを通じて、服との関係を「消費」から「共創」に変えていくアトリエ

店舗名: PATCH&PLAY(パッチ・アンド・プレイ)

所在地: 東京都渋谷区神宮前6-6-2 原宿ベルピア104(NewMake Labo内)

営業時間: 11:00〜18:00(不定休)

Instagram: https://www.instagram.com/patchandplay_tokyo/


■株式会社STORY&Co.

社会課題を体験へと翻訳するクリエイティブを軸にクリエイティブコミュニティ「NewMake」の運営をはじめ、ワッペンやお直しを通じて服との新しい関係性を提案するショップ「PATCH&PLAY」、体験シェアリングサイト「AND STORY」の企画・運営を行っています。また、ブランディングやコンテンツプロデュース、デザインコンサルティングを通じて企業やブランドの価値づくりを支援するとともに、サステナブルプロジェクトの企画・推進など、クリエイティブの力で社会課題と生活者をつなぐ取り組みを展開しています。

会社名:株式会社STORY&Co.(ストーリーアンドカンパニー)

代表者:代表取締役 細川 拓

所在地:東京都千代田区丸の内一丁目1番3号 日本生命丸の内ガーデンタワー3階

設立:2016年 https://storyandco.co/

■お問い合わせ

【「リカちゃんのアップサイクルアトリエ」に関するお問い合わせ】

ご導入をご検討中の方、まずは話を聞いてみたい方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。「リカちゃんのアップサイクルアトリエ」お問い合わせフォーム

【NewMake/PATCH&PLAYに関するお問い合わせ】

E-mail : newmaketime@storyandco.co

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命ガーデンタワー3階
電話番号
-
代表者名
細川拓
上場
未上場
資本金
5336万円
設立
2016年02月