ノバルティス、小児・AYAがん経験者の就職活動支援動画およびがん経験者の社会復帰をサポートするためのウェブサイトを公開
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:綱場 一成)は、小児・AYA世代(adolescents and young adults:思春期と若年成人)の就職活動支援動画およびがん経験者の社会復帰をサポートするウェブサイト「Cライフプラス」を公開いたしました。
2009-2011年の統計では、人口10万人あたりAYA世代のがん罹患率は15~19歳で14.2人、20歳代で31.1人、30歳代で91.1人であり、日本全体の人口に当てはめると、1年間にがんと診断される人数は、15~19歳で約900人、20歳代で約4,200人、30歳代で約16,300人と推計されています[1]。AYA世代は、年代によって、就学、就労、生殖機能等の状況が異なり、患者視点での教育、就労等に関する情報・相談体制等が十分ではないという課題があります[2]。また、がん医療の進歩により、日本における全がんの5年相対生存率は、56.9%(2000-2002年)、58.6%(2003-2005年)、62.1%(2006-2008年)[1]と年々上昇しており、より多くのがん患者さん・経験者が治療を受けながら働ける可能性が高まっています。
小児・AYA世代のがん患者さん・経験者の多くは、がん克服後の就労や経済的なことに対して不安を抱えているほか[3]、がん患者さん・経験者はがん治療中および治療後に生じる外見の変化による苦痛が社会復帰するうえで障壁となっているといわれています[4]。がん対策基本法に基づき策定された「第3期がん対策推進基本計画」でも「がん患者等の就労を含めた社会的な問題」は課題として掲げられており、ノバルティスでは、こうした課題を抱えるがん患者さん・経験者をサポートするために、小児・AYA世代のための就職活動支援動画、およびがん経験者が社会復帰するうえで重要とされるアピアランスケアや日頃の食生活の悩みを軽減するためのウェブサイトを制作しました。
ノバルティス・オンコロジー・ジャパン・プレジデントであるブライアン・グラッツデンは、次のように述べています。「ノバルティスは革新的な医薬品の提供を通じて、がん治療を変革するだけにとどまらず、このような活動を通して、がん患者さんやがんを克服した方が、より充実した毎日を過ごせるよう邁進してまいります」
小児・AYA世代のがん経験者の就職活動支援動画
小児・AYAがん経験者にとって、将来の安定した経済基盤を築く上で就職は非常に重要なライフイベントです。しかし、特に若い世代のがん経験者においては、就労継続よりも新規就労もしくはキャリアが浅い時期の就労の問題に対する支援が十分でない可能性が示唆3されています。
ノバルティスでは、一般社団法人 CSRプロジェクト、公益財団法人 がんの子どもを守る会、株式会社 資生堂のご協力のもと、小児・AYAがん経験者が、初めて就職活動する際の参考にしていただくことを目的として、基本的な心構え・知識・スキルや、小児・AYAがん経験者の就職活動体験談などを紹介した、11本の動画を公開しました。
または、「AYAがん就活」で検索
がん経験者生活情報サポートウェブサイト「Cライフプラス」
がん経験者が社会復帰する時に感じる悩みや不便に、ちょっとした情報を‘プラス’することで‘プラスになれる’毎日を送っていただくための生活情報サイトです。本サイトでは、国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター長 野澤 桂子 先生、および東京聖栄大学 健康栄養学部管理栄養学科 教授 宮内 眞弓 先生による監修、および美容ジャーナリストの山崎 多賀子氏やその他団体・企業*のご協力のもと、脱毛・メイク・スキンケアなど、患者さんががんや治療によって生じる外見変化に関する悩みを解決するためのアピアランスケアや、患者さんが抱える食の悩みを軽減するための情報を提供します。今後、さらにコンテンツを充実していく予定です。
または、「Cライフプラス ノバルティス」で検索
*協力団体・企業(五十音順)
一般社団法人キャンサーペアレンツ、株式会社アートネイチャー、株式会社アデランス、株式会社おいしい健康、株式会社 資生堂、株式会社スヴェンソン、株式会社リネアストリア、公益財団法人がん研究振興財団、特定非営利活動法人 全国福祉理美容師養成協会、マーシュ・フィールド株式会社
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置く医薬品のグローバルリーディングカンパニー、ノバルティスの日本法人です。ノバルティスは、より充実したすこやかな毎日のために、これからの医薬品と医療の未来を描いています。ノバルティスは世界で約10万5千人の社員を擁しており、7億5千万人以上の患者さんに製品が届けられています。詳細はホームページをご覧ください。
https://www.novartis.co.jp
以上
参考文献
2009-2011年の統計では、人口10万人あたりAYA世代のがん罹患率は15~19歳で14.2人、20歳代で31.1人、30歳代で91.1人であり、日本全体の人口に当てはめると、1年間にがんと診断される人数は、15~19歳で約900人、20歳代で約4,200人、30歳代で約16,300人と推計されています[1]。AYA世代は、年代によって、就学、就労、生殖機能等の状況が異なり、患者視点での教育、就労等に関する情報・相談体制等が十分ではないという課題があります[2]。また、がん医療の進歩により、日本における全がんの5年相対生存率は、56.9%(2000-2002年)、58.6%(2003-2005年)、62.1%(2006-2008年)[1]と年々上昇しており、より多くのがん患者さん・経験者が治療を受けながら働ける可能性が高まっています。
小児・AYA世代のがん患者さん・経験者の多くは、がん克服後の就労や経済的なことに対して不安を抱えているほか[3]、がん患者さん・経験者はがん治療中および治療後に生じる外見の変化による苦痛が社会復帰するうえで障壁となっているといわれています[4]。がん対策基本法に基づき策定された「第3期がん対策推進基本計画」でも「がん患者等の就労を含めた社会的な問題」は課題として掲げられており、ノバルティスでは、こうした課題を抱えるがん患者さん・経験者をサポートするために、小児・AYA世代のための就職活動支援動画、およびがん経験者が社会復帰するうえで重要とされるアピアランスケアや日頃の食生活の悩みを軽減するためのウェブサイトを制作しました。
ノバルティス・オンコロジー・ジャパン・プレジデントであるブライアン・グラッツデンは、次のように述べています。「ノバルティスは革新的な医薬品の提供を通じて、がん治療を変革するだけにとどまらず、このような活動を通して、がん患者さんやがんを克服した方が、より充実した毎日を過ごせるよう邁進してまいります」
小児・AYA世代のがん経験者の就職活動支援動画
小児・AYAがん経験者にとって、将来の安定した経済基盤を築く上で就職は非常に重要なライフイベントです。しかし、特に若い世代のがん経験者においては、就労継続よりも新規就労もしくはキャリアが浅い時期の就労の問題に対する支援が十分でない可能性が示唆3されています。
ノバルティスでは、一般社団法人 CSRプロジェクト、公益財団法人 がんの子どもを守る会、株式会社 資生堂のご協力のもと、小児・AYAがん経験者が、初めて就職活動する際の参考にしていただくことを目的として、基本的な心構え・知識・スキルや、小児・AYAがん経験者の就職活動体験談などを紹介した、11本の動画を公開しました。
https://www.novartis.co.jp/our-work/support-for-patients/AYA-movie
または、「AYAがん就活」で検索
がん経験者生活情報サポートウェブサイト「Cライフプラス」
がん経験者が社会復帰する時に感じる悩みや不便に、ちょっとした情報を‘プラス’することで‘プラスになれる’毎日を送っていただくための生活情報サイトです。本サイトでは、国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター長 野澤 桂子 先生、および東京聖栄大学 健康栄養学部管理栄養学科 教授 宮内 眞弓 先生による監修、および美容ジャーナリストの山崎 多賀子氏やその他団体・企業*のご協力のもと、脱毛・メイク・スキンケアなど、患者さんががんや治療によって生じる外見変化に関する悩みを解決するためのアピアランスケアや、患者さんが抱える食の悩みを軽減するための情報を提供します。今後、さらにコンテンツを充実していく予定です。
https://www.c-lifeplus.com/
または、「Cライフプラス ノバルティス」で検索
*協力団体・企業(五十音順)
一般社団法人キャンサーペアレンツ、株式会社アートネイチャー、株式会社アデランス、株式会社おいしい健康、株式会社 資生堂、株式会社スヴェンソン、株式会社リネアストリア、公益財団法人がん研究振興財団、特定非営利活動法人 全国福祉理美容師養成協会、マーシュ・フィールド株式会社
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置く医薬品のグローバルリーディングカンパニー、ノバルティスの日本法人です。ノバルティスは、より充実したすこやかな毎日のために、これからの医薬品と医療の未来を描いています。ノバルティスは世界で約10万5千人の社員を擁しており、7億5千万人以上の患者さんに製品が届けられています。詳細はホームページをご覧ください。
https://www.novartis.co.jp
以上
参考文献
- 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター 2018年 最新がん統計https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
- 第3期がん対策推進基本計画(平成30年3月9日閣議決定)
- 清水千佳子(2017)思春期・若年成人(AYA)世代の がんの現状と課題
- 野澤桂子(2016)国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター3年報告会 資料
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