「世界のおいしいを、進化させるパートナー。」のテックマジック、シリーズCラウンドで25.4億円を調達、累計調達額44億円
〜食産業の課題を解決し、ヒトの能力を拡張するパートナーロボットのロボットの開発を目指す〜
これにより創業からの第三者割当による累計調達額は44億円となります。
創業7年目を迎えたテックマジックは、「世界のおいしいを、進化させるパートナー。」という新たなビジョンの元、ロボットテクノロジーで人類の幸せの質を高めていけるような事業に今後も取り組んでまいります。
■TECHMAGICについて
テックマジックは「世界のおいしいを、進化させるパートナー。」というビジョンを掲げ、調理ロボット・業務ロボットを主軸とした事業を展開しています。クライアント様の課題を解決するため、高度にハードウェアとソフトウェアを融合させ、オペレーションを最適化するロボットソリューションを提供しています。省人化・効率化のために、ただ人の代わりに働くロボットではなく、人の手から生まれる幸せを人と一緒に生み出していく。幸福の質を高めていけるようなパートナーロボットを創って行きたいと考えております。
■資金調達の目的と今後の展開
今回の資金調達により、以下を行って参ります。
1. ハードウェア/ソフトウェア各種要素技術の研究開発強化
2. おいしいを進化させる新たな食体験創造を目的とした新規事業開発
3. 調理ロボットの量産化に向けた製造・保守メンテナンス体制構築
4. ①~③を具現化するための、開発、生産、営業をはじめとする各部門の採用強化
■各社様コメント
<キユーピー株式会社 取締役常務執行役員 渡邊 龍太氏>
テックマジック社との共創を通じて、 同社が保有するAI等のソフトウェア技術とハードウェアを高度に制御する技術から 「知能化されたロボット」が生まれるのを目の当たりにしてきました。 このことによって、労働力不足や高齢化が顕在化しつつある中においても、 当社が構想している「人とロボットが高い次元で協働し、より生産性を高める未来型食品工場」の実現に大きく踏み出すことができました。 この挑戦は、テックマジック社白木社長が掲げた「持続可能な食インフラを創る」という創業ビジョンと相まって、 食産業全体の課題解決に資する活動となると確信しており、今後さらに関係強化を進めて参ります。
<味の素株式会社 執行理事 食品事業本部 ソリューション&イングリディエンツ事業部長 三谷 仁孝氏>
国内のフードサービス業界における、慢性的な人手不足やコスト上昇は深刻な課題となっています。同業界では、オペレーション改善による効率性向上、 商品・サービスの付加価値向上が急務であり、新たなソリューションが求められます。テックマジック社との資本業務提携により、当社は「おいしさ設計技術®」に基づく、 独自の調味料、アプリケーションの開発を加速し、調理品質の向上・調理時間の短縮・小型化を実現する調理ロボットの進化を支え、イノベーションの共創に取り組んで参ります。
<株式会社フジマック 代表取締役社長 熊谷 光治氏>
テックマジックが業務用厨房業界にもたらすイノベーションは、まさしく未来を切り拓く存在です。 構造的に多くの問題を抱えるこの業界に、ロボットを活用した新しい価値を提供してくれると確信しています。 今後も順調にステップアップをするテックマジックを、フジマックは全力でサポートしていきます。
<株式会社オリエンタルランド・イノベーションズ 代表取締役社長 豊福 力也氏>
この度は、出資の機会を頂き光栄に思います。 テックマジック様が取り組まれる課題解決のインパクトは社会に大きな影響を与えるものと認識しており、大手飲食業を始めとした飲食関連企業とのコラボレーションもその証左だと捉えております。 ロボットによる生産性向上の先に、人が人にしかできない業務に従事することで顧客への提供価値を向上させるという思想を根底に持っている点にも共感しています。 テックマジック様の挑戦に少しでもお力添えできるよう、尽力してまいります。
<株式会社ウイング・キャピタル・パートナーズ 代表取締役 荒井 大氏>
足利銀行グループである当社は、栃木県を中心とした北関東を主な営業エリアとし、投資を通じた地域経済の発展を目指しております。このたび、人工知能の機械学習、ロボティクスなどの最先端技術を活用し、持続可能な食インフラ社会の実現を目指すテックマジック様に投資させていただくことを、大変嬉しく感じております。本投資を通じて、テックマジック様が更なる発展を遂げ、食品産業の革新に貢献されていくことを心より楽しみにしております。
<八十二インベストメント株式会社 代表取締役 前田 剛彦氏>
食産業における人手不足や生産性の改善は、地方にとっても大きな課題です。テックマジック社の手掛けるロボットが、地方においても人手不足を解消し生産性の高い食産業の実現に大きく貢献できると確信しております。 テックマジック社の手掛けるロボットの普及により地域の食産業の持続的な発展につながるよう、八十二銀行グループのネットワークも最大限に活用しサポートして参ります。
<りそなキャピタル8号投資事業組合/ りそなキャピタル株式会社 代表取締役社長 相原 直也氏>
りそなキャピタルは社会課題の解決に取り組み、より良い未来を作るベンチャー企業へ出資を行っています。テックマジックが生み出すプロダクトは、人手不足とコスト高に苦しむ外食産業などに革新的な解決方法を提供し、「食」にまつわる世界に新たな「当たり前」をもたらすものと確信しています。 今後もりそなグループのネットワーク・機能を活かし、「世界中に、調理・業務ロボットを提供する」 テックマジックのミッションをともに実現していきます。
<西武しんきんキャピタル株式会社 代表取締役 宇佐美 大典氏>
人口減少による労働力人口の減少は食産業に対して既に大きな影響を及ぼしており、効率的な運営を求められています。テックマジックの「調理ロボットと業務自動化ソリューション」は食産業の課題を解決し社会に貢献すると確信し、出資させていただくことになりました。今後は西武信用金庫全体でテックマジックのサービスが、地域の中小企業にも広く普及し、食産業全体の課題解決となるよう多方面からご支援させていただきます。
<株式会社商工組合中央金庫 執行役員 本店営業部長 矢沢 文浩氏>
昨今の飲食業界の課題である「働き手の不足」に対して、TECHMAGIC株式会社様が提供する調理・業務ロボットは、調理現場における「省人化」、「業務効率化」、「品質安定化」を 実現しています。商工中金は、TECHMAGIC株式会社様の取組みが、飲食業界の生産性向上や人手不足への対応に繋がるものと考え、関係機関と連携の上、必要な資金を融資しました。商工中金は、今後もスタートアップ企業の皆さまへの積極的なサポートを通じて経済の発展に貢献してまいります。
■TECHMAGIC株式会社 会社概要
社名: TECHMAGIC株式会社
本社: 東京都江東区青海2‐5‐10 テレコムセンタービル西棟19階
設立: 2018年2月1日
代表者: 代表取締役社長 白木 裕士
URL: https://techmagic.co.jp/
テックマジックは、「テクノロジーによる持続可能な食インフラ社会を実現する」ことをビジョンとして、2018年2月に設立。食を取り巻く多くの企業が直面する人手不足を解消し、人がより付加価値の高い業務に従事し、生産性の高い社会を実現するために、最新のAIやロボット技術を高度に融合した各種プロダクトの企画、設計、販売、保守を行っています。
■TECHMAGIC株式会社 事業内容
1. 調理ロボット事業
主に大手飲食チェーン店の厨房内における一連の調理工程を、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合して自動化します。料理の味やおもてなし品質はそのままに、調理工程に付随する人件費を抑制し店舗生産性を高めます。業務軽減でなく、スタッフ一人単位の省人化を既存店舗でも導入可能なコンパクト且つ高効率なプロダクトで実現。顧客の用途に応じ、幅広い調理方法・提供プロセスに対応します。
2. 業務ロボット事業
セントラルキッチンや食品工場等で発生する、洗浄後の食器仕分け・不定形物を含む食品の定量盛り付け・食品加工・運搬等の単純作業をロボットにより自動化します。これにより、業務軽減と労務費用の削減だけでなく、施設業務全体のスループットを最大化し生産性向上に貢献します。
■本件に関するお問い合わせ
TECHMAGIC株式会社 広報
pr@techmagic.co.jp
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