サステナブル・ラボと乾汽船、国際海運分野のESG/SDGs価値の見える化に向けた基本合意のお知らせ

～配船効率化による温室効果ガス（GHG）削減効果等を可視化する取組み～

サステナブル・ラボ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：平瀬錬司、以下「当社」）は、乾汽船株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：乾康之、以下「乾汽船」）との業務提携に向けて基本合意したことをお知らせします。

 

 

当社の非財務（ESG/SDGs）データプラットフォーム「TERRAST（テラスト）β」を提供することで、乾汽船が提供するハンディサイズバルカー（ハンディ船）の配船効率化のための情報ネットワークシステム「Vessel Information Board（VIB）」利用者に対し、温室効果ガス（GHG）削減等データの可視化を可能にし、国際海運分野のESG/SDGs価値向上に貢献します。
 

• 本基本合意の背景および狙い

商流がグローバル化・複雑化し、サプライチェーン全体のリスク・機会のマネジメントが必要な時代となっているなか、グローバル物流の幹である海運業界のESG/SDGs 価値（環境・社会インパクト）を見える化することは大きな意義があります。

特に、地球温暖化への対処が世界的に喫緊の重要課題となっており、国際海運の分野でも、早期のGHGゼロエミッション実現等が国際的な目標とされていることから、乾汽船は、外航海運の実業者としてGHG削減にいかに貢献すべきかを検討してきました。乾汽船が提供するVIBは、荷主やブローカーと船舶の空き情報を共有することで、ハンディ船の空荷航海を減らし、環境負荷及びコストの削減に資する情報ネットワークです。

当社は、非財務データ専門家集団として乾汽船と連携することによって、国際海運のESG/SDGs価値の見える化に取り組み、サステナブルな社会の実現に貢献します。

イメージ図：配船効率化による温室効果ガス（GHG）削減効果等を可視化する取組み

 

 

• サステナブル・ラボ株式会社

「あらゆるサステナビリティを認め合える世界に / Towards the world appreciating all sustainabilities」をビジョンに掲げ、定性的に語られやすい企業の環境・社会貢献度をビッグデータとAIを用いて定量化する非財務データプラットフォーム「TERRAST（テラスト）β」を開発。データサイエンス × サステナビリティ × 金融工学領域の出身者による、日本で唯一のSDGs/ESGに特化した非財務ビッグデータ集団。

▶︎日経×金融庁共催によるイベント「FIN/SUM 2022」で三菱地所賞を受賞（2022年3月）
▶︎ジャフコ グループ株式会社よりPre-A資金調達を実施（2022年3月）
▶SAPジャパンと「真の企業価値の可視化サービス」連携の検討を開始（2022年1月）

会社名：サステナブル・ラボ株式会社
代表取締役：平瀬錬司
所在地：東京都千代田区大手町2丁目6-2 日本ビル4階
事業内容：ESG/SDGに特化した企業の非財務ビックデータ情報プラットフォームの提供および非財務を含めた企業価値に係る研究開発
設立年月：2019年1月
公式HP：https://suslab.net/
プレスリリース一覧：https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/52578
 

• 乾汽船株式会社

会社名： 乾汽船株式会社（東証スタンダード・9308）
代表取締役社長：乾康之
所在地：東京都中央区勝どき一丁目13番6号　プラザタワー勝どき
創業年月： 1904年4月
設立年月： 1925年10月
事業内容： 外航海運事業、倉庫事業及び不動産事業
公式HP：https://www.inui.co.jp/