KnowBe4、SAYA Universityの日本発トレーニングコンテンツ6タイトルを公開 -日本企業を狙う標的型攻撃への対策を支援
SAYA Universityの6タイトルを追加リリースすることで、日本発トレーニングコンテンツをさらに拡充
東京 (2021年6月1日発) --世界のセキュリティ意識向上トレーニング市場をリードするKnowBe4社(本社:米国フロリダ州タンパベイ、創立者兼CEO:Stu Sjouwerman (ストゥ・シャワーマン)は、日本のセキュリティ意識向上トレーニングコンテンツ業界をけん引するSAYA Universityが提供する日本発のトレーニングコンテンツ6タイトルをKnowbe4 の世界最大のセキュリティ意識向上トレーニングライブラリーModStoreに公開したことを発表します。
- Googleカレンダーを使ったフィッシング攻撃
- ビジネスEメール詐欺にご用心
- SNSと不正競争防止法
- SNSとスピアフィッシング
- 日本年金機構の情報流出とその対策
- 改正個人情報保護法
2021年に入り、サイバーセキュリティ犯罪は激化し、その手口は日々進化しています。また、GDP(国内総生産)世界第3位の日本市場を標的とするサイバー攻撃も増加し続けています。サイバー攻撃は愉快犯的なものから組織的なものまで多岐にわたっていますが、今やサイバー攻撃は麻薬犯罪に匹敵する闇のビジネスになっています。米国連邦捜査局(FBI)は、CEO詐欺またはビジネスメール詐欺(BEC)が2019年に23,000件を超え、その被害額は17億米ドルに達し、2020年にサイバー犯罪者や詐欺師の攻撃によって起きた被害は、41億ドル(約4400億円)を超えたと報じています。同様に、日本市場においても、サイバー攻撃被害も年々深刻化しています。サイバー攻撃について従業員を教育することは、日本企業にとって必須の要件となっています。
KnowBe4は、今年度1月にSAYA Universityと日本語トレーニングコンテンツの提供に関してパートナーシップを締結しました。そのパートナーシップの背景には、日本企業を狙う標的型攻撃が激増していることがありました。KnowBe4の日本企業のお客様の多くが、世界で発生しているサイバー攻撃に加えて、いま日本市場で起きているサイバー攻撃の実態を学習したいと切望しています。KnowBe4はこの要望に応えるべく、SAYA Universityとのパートナーシップを締結しました。今日本市場で起きているサイバー攻撃の実例を学習するために、今年度1月以降にSAYA Universityの最新トレーニングコンテンツ6タイトルを5月までにリリースしました。その中、日本企業を狙うサイバー攻撃は日々進化しています。KnowBe4では、さらに、今後数か月以内に、順次、次のレーニングコンテンツ6タイトルを公開し、日本発トレーニングコンテンツをさらに拡充していきます。
- テレワークと水飲み場攻撃
- コロナウイルスワクチンのハッキング
- USBドロップ攻撃とランサムウェア
- メールの誤送信
- テレワークとBYOD
- SNS拡散動画に潜む罠
KnowBe4 Japan合同会社の日本代表マネージングディレクターである根岸正人は、KnowBe4の日本発トレーニングコンテンツ拡充について次のようにコメントしています。
「日本企業におけるセキュリティトレーニングの実施状況は、まだ夜明け前と言えるのではないでしょうか。多くの日本企業では、残念ながら、年に数回のITリテラシー教育の一環としてセキュリティトレーニングを実施している現状です。また、セキュリティトレーニングの実施内容も巷に溢れる退屈な教育コンテンツによる旧態依然のセキュリティ教育です。その中で、明らかに、日本企業を狙う標的型攻撃は増加しています。KnowBe4のチーフハッキングオフィサーであるケビンミトニックは日経新聞のオンラインインタビューで「狙われやすい業種や企業、特に警戒が必要な分野はあるでしょうか」という質問に、「インターネットにつながっている限り、すべての企業や団体が例外なく標的にされていると考えておくべきだ」と答えています。さらに「企業であれば、危機意識を社員と共有するためのトレーニングは欠かせない。攻撃者がどのようなテクニックを使い、どういった手口で人をだますのか事前に学んでおくことは非常に重要だ」とセキュリティトレーニングの重要性を明言しています。今回の日本発トレーニングコンテンツ拡充によって、印象的な体験談あるいはエピソードを物語風に展開して、受講者の記憶に刷り込むことで、理解しにくいサーバー攻撃の手口を効果的に学ぶことを支援します。セキュリティトレーニングの質がますます重要になります。KnowBe4が提唱する「新しい学び方」こそが、これを実現するものです。引き続き、受講者の興味を引くワクワクする印象的なトレーニングコンテンツを提供していきます。」
SAYA Universityの共同設立者であるジョナサン・ヒロシ・ロッシ氏は、「SAYAのセキュリティ啓発モジュールは、日本の従業員向けに特別にカスタマイズされています。 私たちのe-ラーニングコンテンツは、日本の従業員の知識を高め、サイバーセキュリティ詐欺を見分けるための能力を向上してくれると確信しています。 日本の企業がセキュリティ意識に真剣に取り組み始めている中、KnowBe4とのパートナーシップにより、より多くの従業員に当社のコンテンツを届けることができます」と述べています。
KnowBe4のセキュリティ意識向上トレーニングの詳細については、https://www.knowbe4.jp/knowbe4-training-modules-overview/をアクセスしてください。
SAYA Universityについてさらに知りたい方は、https://www.sayauniversity.com/ja/をアクセス、またはsafety@sayauniversity.com までお問い合わせください。
<KnowBe4について>
KnowBe4は、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーです。KnowBe4は、IT/データセキュリティ・エキスパートであるStu Sjouwerman(ストゥ・シャワーマン)によって2010 年8 ⽉に米国フロリダ州タンパベイで設立され、セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員ひとり一人のセキュリティに対する認識を高めることで、「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御することを支援しています。世界で最も著名なサイバーセキュリティ・スペシャリストであるKevin Mitnick(ケビン・ミトニック)がCHO(Chief Hacking Officer)を務めています。同氏のハッカーの視点に立った知見をベースにKnowBe4のトレーニングプログラムは組み立てられています。2021年4月現在、3万7千社を超える企業や団体がKnowBe4を採用して、防御の最終ラインとして「人」による防御壁を構築しています。また、日本においては、2019年11月にKnowBe4社の100%出資日本法人「KnowBe4 Japan合同会社」を東京都港区に設立し、2020年2月1日付けで日本代表マネージングディレクター 根岸正人が就任し、日本国内での本格的な販売及びマーケティング活動を開始しました。 https://www.knowbe4.jp/
<SAYA Universityについて>
SAYA Universityは、サイバーセキュリティ、データプライバシー、コンプライアンスをテーマとした多言語のeラーニングコンテンツを制作しています。 SAYAのコンテンツは、日常生活に存在する一般的なサイバーセキュリティのリスクに対して、企業の社員や一般の人々の知識を高めることを目的としています。 国際的な専門家からなる多様なチームによって設立され、デジタルトランスフォーメーションの旅が安全で生産的なものになるように、サイバーセキュリティをすべての男性、女性、子供の意識の中に高めることを使命としています。 1億2600万人の全国民に届くことを目指し制作された日本オリジナルシリーズは、オンデマンドのeラーニングプラットフォームとして日本で配信される最も包括的なライブラリーです。https://www.sayauniversity.com/ja/
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