【新サービス】アプリ不要・スマホでQRを読むだけで同時翻訳・議事録化。現場の「言葉の壁」をなくす「QR Talk」を提供開始【特許出願中】
シンガポールの国際展示会で実証済。通訳なしでの商談成功事例(eatas株式会社)も同時公開
「言葉の壁」と「属人化」を解消するAIソリューションを提供するワンミニッツ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小守谷 直毅、以下「当社」)は、建設現場や製造工場、自治体窓口など、PCを使わない「現場(デスクレス)」における多言語コミュニケーションを支援する新プロダクト「QR Talk(キューアールトーク)」を本日2025年12月11日(木)より提供開始いたします。 また、本サービスの活用事例として、シンガポールで開催された国際展示会におけるeatas株式会社の導入事例を公開いたしました。

■ 開発の背景:2040年問題と「現場」の現実
日本の労働市場は今、歴史的な転換点にあります。リクルートワークス研究所の推計によると、2040年には約1,100万人の労働供給不足が発生すると予測されており、外国人材の活用は不可避です。
実際、厚生労働省の発表では外国人労働者数が初の200万人を突破(2023年10月末時点)し、JICAの試算では経済成長維持のために2040年までに674万人の外国人労働者が必要とされています。
しかし、建設・製造・サービス業などの「現場」では、単純な翻訳ツールでは対応しきれない課題が残されています。
- 専門用語の壁: 業界特有の用語や、安全に関わる複雑な指示が汎用翻訳ツールでは伝わらない。
- デバイスの壁: ヘルメットや手袋を着用する現場で、専用端末やPCを持ち歩くのは非現実的。
- 導入の壁: 短期雇用のスタッフや来場者に、都度専用アプリをインストールしてもらうのはハードルが高い。
当社はこれまで、AI議事録ツール「One Minutes」で会議室の生産性向上を支援してきましたが、これらの「現場」の課題を解決し、日本社会のインフラを支えるため、新サービス「QR Talk」を開発いたしました。
■ 「QR Talk」の3つの特徴
1.アプリ不要・デバイス不要。QRコードを読み込むだけ
2.独自UIで特許出願中。会話ログが「資産」として残る
3.専門用語対応で、現場の「安全」と「品質」を守る
■ 先行導入事例:eatas株式会社(シンガポール「SWITCH 2025」)
本リリースに先駆け、ヘルスケア事業を展開するeatas株式会社に、シンガポールで開催されたアジア最大級の展示会「SWITCH 2025」にて「QR Talk」を導入いただきました。
- 課題: 通訳を雇う予算がなく、多国籍な来場者(多様な英語訛り・中国語等)への対応が不安だった。
- 活用: ブースにQRコードを設置し、自身のスマホで対応。
- 成果: アプリ不要の手軽さから多くの来場者が利用。通訳なしで商談を成立させ、コスト削減と機会最大化を実現しました。
▼ 導入事例の詳細は下記よりご覧いただけます

■ 今後の展望
今後は、外国人材の増加が著しい建設・製造業界、インバウンド需要が回復する観光・ホテル業界、そして多文化共生が進む自治体窓口などへの導入を推進します。「言葉の壁」による労働災害や機会損失をゼロにし、日本が世界中から選ばれる「働きやすい国」になるためのインフラとして機能強化を続けてまいります。
■ サービス概要
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サービス名: QRトーク
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提供開始日: 2025年12月11日(木)
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利用料金: 無料トライアルあり(詳細はお問い合わせください)
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対象: 建設、製造、ホテル、飲食、自治体、展示会など
■ 会社概要
会社名:ワンミニッツ株式会社(One Minutes Co., Ltd.)
代表者:代表取締役 小守谷 直毅
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
設立:2019年7月
事業内容:外国語コミュニケーション支援ツール「One Minutes」「QR Talk」の開発・運営、DXコンサルティング
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