セルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test」の有効性について、慶應義塾大学病院メモリークリニックと臨床研究を開始

株式会社Splink

 株式会社Splink(本社:東京都港区、代表取締役:青山 裕紀、以下「当社」)は、当社が開発・提供するセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test」の有効性について、慶應義塾大学病院メモリークリニックと共同研究を開始したことをお知らせいたします。
共同研究では「CQ test」を用いて、既存の認知機能検査と比較した際の相関有意性検討による同等性の検証を目指します。

共同研究の背景と目的

 2023年9月より当社は分担機関として、慶應義塾大学(所在地:東京都港区)とともに、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業」の一環として共同研究も進めて参りました。「将来の認知機能予測に基づくテーラーメイド行動変容プログラム開発」という研究テーマのもと、当社が開発した認知機能評価ツール「CQ test」を活用し、個々の生活習慣や認知機能状態に応じた個別化した介入を進めて参りました。このような研究活動の積み上げにより、認知機能の低下を早期に発見・介入し、脳の健康状態の改善を目指す新たなアプローチの確立を目指しています。

 本共同研究では、MCIスクリーニングにおける「CQ test」の有効性を検証します。「CQ test」の認知症検査としての妥当性、MCIスクリーニングに資する可能性を検証し、臨床的価値を高めていくための共同研究となります。

 参考:
 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基 盤整備事業
https://www.amed.go.jp/program/list/12/02/004.html

認知症「早期発見」における課題

 急激に進行する高齢化に伴い、認知症・MCI(軽度認知障害)患者数は増加の一途を辿っています。これらの疾患は、早期発見による適切な介入が重要ですが、従来の認知機能検査は時間がかかる、専門家が必要、心理的ハードルが高い、といった課題があり、日常的なチェックが進んでいない現状があります。

新薬承認による「早期発見」の重要性の劇的な変化

 近年、アルツハイマー型認知症の病態に直接作用する新規治療薬(レカネマブ、ドナネマブ等)の登場により、認知症は「治らない病」から「早期に発見し、適切に介入することで進行を遅らせることができる病」へと大きな転換期を迎えています。アルツハイマー型認知症では、有害タンパク質である「アミロイドβ(ベータ)」が脳内に蓄積し、神経細胞に神経原線維変化などの病理学的変化を引き起こすことが知られています。この病態は、臨床症状が現れるよりも10年以上前から進行している可能性が指摘されており、症状が顕在化した段階では既に病態が相当進んでいるケースも少なくありません。そのため、発症前後の早期段階で病態を捉え、適切な診断と治療につなげることの重要性がこれまで以上に高まっています。こうした背景から、血液バイオマーカーや画像診断、デジタル認知機能評価などを組み合わせた新たな早期発見・早期介入の仕組みづくりが、世界的に重要なテーマとなっています。

 これらのアミロイドβ除去のためのアプローチに限らず、非薬物療法をを含めた介入アプローチは、「いかに早く、正確に予兆を捉え、適切に介入するのか」重要になってきています。それに伴い、簡便かつ早期段階でのスクリーニング技術の重要性も増しています。

慶應義塾大学医学部 内科学教室(神経) 特任教授・慶應義塾大学病院 メモリーセンター(メモリークリニック) センター長 伊東 大介先生のコメント

 現在、認知症医療は大きな転換期を迎えており、早期発見・早期介入の重要性はかつてないほど高まっています。しかし、従来の対面式検査は医療従事者と受診者双方に大きな負担がかかり、日常的なスクリーニングの普及において大きな壁となっていました。本研究を通じて、デジタル技術を用いた「CQ test」の有効性と標準検査との相関が証明されれば、医療アクセスの前段階における強力なスクリーニング・インフラになり得ます。専門外来に繋ぐべき方を適切にスクリーニングし、一刻も早く適切な医療を届ける体制を構築するため、本研究の成果には大きな期待を寄せています。認知症を特別な病気として恐れるのではなく、データに基づき正しく備えることができる認知症共生社会の実現に向けた重要な一歩となることを期待しています。

 

セルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test」について

脳の状態を“認知機能”から知るセルフチェック型認知機能測定ツール

「CQ test(Cognition Quotient test)」は、健常な方から受けていただけるセルフチェック型認知機能測定ツールです。脳の状態を健常なときから把握することができます。認知機能を総合的に分析することで、認知機能の面からも気づきを得ることが可能です。スマートフォンやタブレット端末などWeb接続で利用可能なテストは、10分程度でテストが完了し、結果表示までその端末内で完結できます。解析データの保存・蓄積により、経年変化を可視化することで、より深い気づきを個々人に提供します。

持続可能な「働く」を創り出すことは人的資本経営や労働力高齢化の観点で社会にとって至上命題です。「脳の状態を知るのが怖い」という恐怖感を克服するデザインや社員にとっての安心安全な受診環境づくりで企業の“ブレインヘルスケア”の実現に貢献します。

一般の方向けページ:

https://www.brain-life-imaging.com/cqtest.html

株式会社Splinkについて

“すべての人につながりを、その日まで”をビジョンに、認知症をはじめとする”ブレインヘルスケア”領域において、認知症の早期発見から診断支援まで一貫したソリューションをワンストップで提供しています。健常な方から認知機能を簡単に測定できるセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test」、脳MRIをAIで解析し、脳の中でも記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化、受診者様目線のわかりやすいレポートを届けることで気づきを促す脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging」、脳MRIより脳の減少度を定量・数値化することで診断に役立つ情報を提供し、診断支援をおこなう脳画像解析プログラム 「BRAINEER」を主力製品として提供しています。

会社名 :株式会社Splink

本社所在地 :東京都港区赤坂1-14-14 WAW赤坂第35興和ビル4階

事業内容 :ブレインヘルスケア事業、医療機器プログラム事業

設立 :2017年1月

代表取締役 :青山 裕紀

URL :https://www.splinkns.com/

商標「ブレインヘルスケア」は株式会社Splinkの登録商標です。

製品や取材に関するお問い合わせはこちら
https://www.splinkns.com/contact.html

本件に関するお問い合わせ先

株式会社Splink

広報担当:平山      

Mail: pr@splinkns.com

URL: https://www.splinkns.com/

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医療・病院
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会社概要

株式会社Splink

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URL
https://www.splinkns.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区赤坂1-14-14 WAW赤坂第35興和ビル4階
電話番号
-
代表者名
青山裕紀
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年01月