piponとヤックルが医療DXパートナーシップ提携
オンライン診療における業務効率と品質向上を、音声AIで実現
株式会社pipon(本社:東京都豊島区、代表取締役:北爪聖也)は、生活習慣病に特化したオンライン診療プラットフォームを展開する株式会社ヤックル(本社:東京都港区/代表取締役 社長:布川佳央)とパートナーシップを締結し、オンライン診療における 医療DXソリューション を共同で提供開始することをお知らせします。

本提携により、ヤックルが提供するオンライン診療のオペレーションに、piponのAIカルテシステム(「ボイスチャート」)を組み込み、医師・スタッフの業務負荷を大幅に軽減しながら、診療記録および診療後の会計・事務処理の信頼性と効率性を高めます。
■ 背景:オンライン診療の“見えづらい負荷”
ヤックルは、糖尿病・高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症などの生活習慣病を中心としたオンライン保険診療サービスを展開し、LINEを通じて自宅から診療・処方を受けられる利便性で、多くの利用者から支持を得ています。
一方で、オンライン診療後の事務手続きである「診療終了」「会計を締める」「処置や処方の記録確認は医師とスタッフの連携にオンラインならではの事務負荷やチェックコストが発生しています。
■ 提携の狙い:音声AIで“診療後の作業”を自動化・確実化
本提携により提供するソリューションでは、以下のような機能を実現します:
音声録音の自動検知
医師が診療を終え録音を完了した瞬間を検知し、自動的に「診療終了」「処理待ち」のフラグを立てる。
スタッフへの自動通知
診療終了をビジネスチャットやメールなどで自動通知し、会計締めや処理開始を確実に促す。
会計/処方チェックのAIによる予備確認機能
医師の発話内容・診療内容と照合し、「会計/処方が本当に実施されたか」をAIで一次確認。
事務負荷の削減と業務効率化
従来必要だった「医師→スタッフへの口頭連絡」「スタッフによる確認・記録」が不要となり、夜間帯や多忙時間帯の運営が大幅に楽に。
結果として、ヤックルのように「通院時間が取りづらい層」へ医療を届けるオンライン診療サービスにおいて、「診療の利便性」だけでなく「運営側の効率性と安全性」 を両立させる、新しい医療DXモデルの実現を目指します。
■ 代表コメント
株式会社pipon 代表取締役 北爪聖也
「オンライン診療が普及する現在、診療の“あと”にある事務処理や会計処理には、見えづらい手間と人的コストが残っています。
私たちはヤックルとのパートナーシップを通じて、音声AIによってその“見えづらい業務”を自動化・可視化し、安心かつ効率的なオンライン診療運営を実現します。
これにより、医療アクセスだけでなく、医療提供側の業務負荷やミスのリスクも大幅に改善されると確信しています。」
株式会社ヤックル 代表取締役 布川佳央
「生活習慣病は継続的な治療と安定した管理が重要ですが、それには医療機関の運営の安定性と効率性が不可欠です。
pipon の技術を組み込むことで、オンライン診療の利便性だけでなく、運営現場の利便性と安全性も高め、より多くの患者さまに継続的な医療を提供できると期待しています。」
■ 会社概要
会社名:株式会社pipon
所在地:東京都豊島区上池袋1-10-8エデン上池袋7階
代表者:代表取締役 北爪聖也
事業内容:AI を活用した医療支援サービスの開発・提供
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