環境配慮型「太陽光自家消費蓄電池システム」が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞
日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長 黒野 透)は、環境配慮型「産業用太陽光自家消費蓄電池システム サファLink -ONE-」が、このたび「2023年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。
受賞した本製品は、EV使用済みリユースバッテリーと太陽光リユースパネルを活用した産業用太陽光自家消費蓄電池システムで、再生可能エネルギーと資源を有効活用した社会的意義の高いシステムです。リユースバッテリーは高圧受電設備に使われる筐体に収納することで受電設備とデザインを統一し、連結可能とすることで省施工‧省配線にも寄与しています。
<審査員による評価コメント>
BEV(バッテリー電動車)の普及に伴うバッテリー廃棄問題は、再利用への可能性の模索が課題となっている。この提案は、電気自動車から再利用されたバッテリーを統合し、太陽電池と組み合わせることで太陽光の不安定性を補完する自家消費システムを作り出すもので、CO₂やレアメタルの使用量を削減し、持続可能なエネルギー供給の新たな方向性を示す取り組み。
■システム概要
日産リーフのリユースバッテリーを使用することで製造工程でのCO₂排出削減やレアメタルなどの資源再利用を行い、好循環サイクルの創出を実現します。
※グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
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