FastLabel、写真や映像データから個人情報を取り除く自動マスキングAIの提供を開始
AI革命のインフラを目指すFastLabel株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:上田英介、以下「当社」)は、写真や映像データから人の顔や車のナンバープレートなどの個人情報を自動で取り除くマスキングAIの提供を本日より開始したことをお知らせします。
- 写真や映像データから個人情報を取り除く重要性が高まる
記録した写真や映像データは事故や障害発生時の事実確認として役に立つだけでなく、AIに学習させる教師データとしても活用することができ、建設現場や道路状況、風景などのデータ蓄積への価値が高まっています。
一方、撮影されるデータには、人の顔や車のナンバープレートなどの個人情報が多く含まれるため、取り扱いに注意が必要です。個人情報保護法の改正に加え、世論的にもプライバシーの保護がより重要になっている今、個人情報が含まれた映像の公開や他社への引き渡しは、個人情報の流出や、それによる風評被害に繋がるリスクがあります。
そこで、クラウドカメラやドライブレコーダーなどで記録した様々な映像の中に含まれる個人情報をマスキングし、取り除くことが重要になってきています。
- AIによるマスキング処理の自動化で人件費の削減、映像データの社外公開が可能に
これにより、写真や映像に対するマスキング作業の自動化を実現することができ、人の手のみでは困難だった膨大なデータのマスキング処理が可能になるため、人件費を大きく削減できます。また、マスキング後の写真・映像データを社外へ公開可能となり、利用範囲を広げることができます。写真・映像データの販売やメディアへのアップロードはもちろん、それらのデータを活用したディープラーニングなどのAIの開発にも役立てることができます。
- オンプレミス環境でも高精度なマスキング処理を実現
1. 高精度なマスキング処理
顔のモザイクでは99.38%、車のナンバープレートのモザイクでは最大96.30%の精度でマスキングを行うことができます。
2. オンプレミス環境での実行が可能
クラウド上のみでなくオンプレミス環境での処理が可能となっており、ローカルネットワーク上で実行ができます。それにより、外部に情報が流出するリスクを抑え、個人情報を確実に保護することができます。
利用シーン例
・ドライブレコーダーの映像の共有・公開をする場合
・小売など店舗内の監視カメラ映像の共有・公開をする場合
・映像・写真などをTVやYouTubeなどのメディアに公開する場合
- 今後の展望
■FastLabel株式会社について
「AI開発を10倍速くする」をミッションに掲げ、アノテーションツール、教師データ作成代行、MLOps構築を包括したAIデータプラットフォーム『FastLabel』を開発・提供しています。教師データの作成と改善を高速かつ正確に行うためのアノテーションツールと、高度人材によるきめ細かいアノテーションサービスにより、高品質な教師データを素早く提供できることが特徴です。
<企業概要>
本社所在地:東京都品川区北品川5-5-27 201号
代表者:代表取締役CEO 上田英介
設立:2020年1月23日
事業内容:アノテーションプラットフォームの開発・提供、アノテーションサービスの提供
Webサイト:https://fastlabel.ai/
Twitter:https://twitter.com/fastlabelai
Facebook:https://www.facebook.com/fastlabelai/
本プレスリリースに関するお問い合わせ
FastLabel株式会社 広報担当
メール:info@fastlabel.ai
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