アドバンテック、モベンシス社と協業し、PCベースの高速多軸同期モーション制御・フィールド通信制御のプラットフォームを提供開始

産業用コンピュータの分野において世界トップシェアのアドバンテック株式会社(Advantech Co., Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区、 以下 アドバンテック)と、ソフトウェアモーションコントローラを提供するモベンシス(旧ソフトサーボシステムズ)株式会社は、PCベースのソフトウェアモーション分野で協力し、半導体製造装置や産業用製造装置向けに高速多軸同期モーション制御やフィールド通信制御のプラットフォームを提供開始いたします。
 



モベンシス社が提供するWMX3は、モーション制御ボードを代替するソフトウェア制御ソリューションであり、モベンシスが独自開発した産業用フィールドバスソフトマスタが搭載されたソフトモーションコントローラです。 既存のハードウェアコントローラの複雑な配線を簡略化し、1台のPCで様々なモーション制御を可能にします。エンジニアは超高速、高精度に必要なリアルタイム制御スレッドを装置に合わせて設定して使用することができます。特に、複数の開発言語やツールに対応し、顧客の様々な開発環境に対応します。​

 また、同社が提供するソフトマスタは、ソフトウェアで設計されたモベンシスの独自のフィールドバス通信技術であり、イーサネットベースのソフトウェアタイプのフィールドバス通信技術であるEtherCAT、CC-Link IE TSN、MECHATROLINK-4に対応しています。
 

 


 アドバンテックが提供するPC制御コントローラ:AMAXは、装置メーカの要求にこたえられるような幅広い性能、拡張性を有するコンピュータラインナップを準備、コンパクトなサイズで高さ10cm, DINレール装備制御盤内に容易に取り付けることが可能です。本体取り付けできるスリムI/Oはわずか12mmの薄さで取り外し可能なプッシュイン端子を採用してます。フロントLEDの視認も可能とし、デジタル・アナログ入出力等の豊富なSlave IOを制御盤にそのまま装着可能な、スライスおよび様々なトポロジーに対応可能な分散型EtherCAT I/Oモジュールも提供いたします。

 また、アドバンテックが提供するプラットフォームはPCベースのため上位ネットワークとも親和性が高く、センサデータや装置・デバイスのデータをデータベースやサーバに蓄積し、装置の稼働率管理やトレンドデータ、さらにはAI活用にも役立てることが可能となります。
 

 

 

 アドバンテックは日本国内(福岡県直方市)の工場にて、顧客ごとのBIOS設定、アプリケーションがインストール済みのOSマスターイメージをインストールするサービスも併せて実施しており、産業用装置メーカ向けに最適化された独自のコントローラを製造、納入する仕組みも整っております。
 今回、コントローラ市場向け産業用コンピュータのグローバルリーダであるアドバンテックと、EtherCATベースソフトモーション技術のパイオニアであり半導体製造装置産業で実績豊富なモベンシスが提携することにより、半導体製造装置を含む各種製造装置メーカに、世界レベルの品質と制御性能、グローバルサポートを伴った究極のPCベースコントロールソリューションを提供することになりました。

  また、アドバンテックとモベンシスが提供するこのEtherCATコントローラは、1月26~28日までの間、東京ビッグサイトで実施される展示会の「IIFES 2022」で出展を予定しております(ブース番号:4-11 IIFES公式サイト:https://iifes.jp/)。


 ◆モベンシス社 梁富好(Yang, Boo-Ho) 社長コメント
 モベンシスのEtherCATモーションコントローラWMX3は、すでに多くの半導体製造装置メーカーに採用されています。WMXの特徴はNCボード等を一切使わずに、PCのCPU上で高速高精度モーションコントロールを実現した「ソフトモーション」技術であり、必然的に産業用PCメーカとの提携が重要になります。半導体製造装置メーカ等のユーザは、モーションコントロール・ソフトウエアだけでなく、高性能で安定性が高く、さらにグローバル規模でサポートを得られる産業用PCを望まれていますが、アドバンテックのAMAXコントローラはWMX3にとって最適なPCプラットフォームになります。
 アドバンテックにはAIを活用した様々な産業用アプリケーションソフトウエアもあり、モータやセンサー等のフィールドデータを実時間で収集できるWMX3と組み合わせることによって、精度の高い予知・予防保全を実現できます。今回のアドバンテックとの協業によって、世界中の装置メーカーに最適なモーションコントロール・ソリューションを提供できるようになりました。

◆アドバンテック インダストリアルIoT事業部・事業本部統括責任者 古澤隆秋コメント
アドバンテックより All Round Max = AMAX をリリースすることになりました。PC制御機器のゲームチェンジャーとして、従来型のPLC のようなI/O対応に加え、Vision(画像処理)やMotion(モーション処理)を複合させ、更にデータベース化、AI処理、クラウドプラットフォームとの連携を可能としてます。今回のモベンシス社 のWMX3 は豊富なプロトコルをサポートし、Vision 連携およびロボット連携も可能にした最先端・最強のプログラミングツールです。我々アドバンテックは、モベンシス社 と共に、新たなビジネス世界をノックし、多くの方々にPC制御の本来の姿をご提供できるように尽力します。


【モベンシス社について】
 
モベンシス(旧ソフトサーボシステムズ)は、1998年に米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の「次世代ロボットコントローラ」研究プロジェクトの研究メンバーによって米国で設立されました。以来20年以上にわたりモーションコントロールのエキスパートとして、半導体製造装置メーカや産業用ロボットメーカ等、世界の産業装置メーカにソフトウエアベースのモーションコントロールソリューションを提供してきました。モベンシスは「絶え間なき技術革新により社会の変革に貢献する」という経営理念に基づき、最先端のソフトウエア技術に基づき革新的なモーションコントロール技術を開発してきました。今後も最新AI技術やIoT技術も取り入れ、オートメーション業界に革新的なモーションコントロールソリューションを提供し続けることを目指しています。「IIFES ブース番号:1F-88番」(www.movensys.com)

【アドバンテックについて】
 
アドバンテックは、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野でグローバルトップシェアのインダストリアル・プラットフォームメーカーです。「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントで持続可能な地球を実現する)」をコーポレートビジョンに掲げ、近年はIoT、ビッグデータ、AIのトレンドを取り入れ、エッジインテリジェンスなWISE-PaaS AI・IoTプラットフォームとマーケットプレイスのインダストリアル業界向けソリューションを提供し、クライアントとビジネスパートナーとが結びつきを深め、AI・IoT時代の新たなビジネスをCo-Creation(共創)できるエコシステムの実現を進めています。(www.advantech.co.jp)
 
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. アドバンテック株式会社 >
  3. アドバンテック、モベンシス社と協業し、PCベースの高速多軸同期モーション制御・フィールド通信制御のプラットフォームを提供開始