LTspiceで学ぶシグナル・パワーインテグリティ基礎講座を開催
約150ページのテキストと約30個の回路ファイルで、伝送線路理論からSiPiシミュレーション実務までを体系的に学ぶ
アイアール技術者教育研究所は、約150ページのテキストと約30個のLTspice回路ファイルを用い、伝送線路理論を定量・感覚の両面から学習できる公開セミナーを開催します。

高速化・高密度化が進む電子機器開発では、伝送線路、リターン電流、電源分配ネットワーク(PDN)などの理解が不十分なまま設計を進めると、波形劣化や反射、ノイズ、EMC課題につながりやすくなります。一方で、SiPiシミュレーションに必要なドライバモデルの入手が難しいケースもあり、現場では「理論と実務の橋渡し」を行う学習機会が求められています。
セミナー概要
-
セミナー名:LTspiceで学ぶ シグナル・パワーインテグリティ設計・解析の基礎
-
開催形式:会場(日本アイアール㈱本社セミナールーム)または Zoomによるオンライン講義
-
開催日時:2026/6/11(木)10:00~17:00
-
定員:会場受講は7名
-
受講料:49,500円(税込)/1名
-
講師:青木 正 講師(TEQ Consulting 代表)
講座詳細
本講座は、LTspiceを用いて伝送線路理論を理解し、シグナル・パワーインテグリティ(SiPi)設計・解析の基礎を身につけることを目的としています。さらに、プリント基板や筐体に流れる電流経路をイメージできるようになることを到達目標に置き、理論から設計実例、モデル化、測定結果との比較までを扱います。
セミナープログラム
1. セミナー概要
・講座の狙い、到達目標
・講座内容
2. 伝送線路
・実験とシミュレーション
・インピーダンス整合の基本的考え方(DC/AC)
・ラティスダイアグラムによる反射波形解析
・SPICEモデルパラメータ/SPICEシミュレーション
・ラダーモデルにおける適正分割数
・伝送線路シミュレーションで考慮すべき事項
・形状データからのSPICEモデル作成
・伝送線路設計例(ドライバモデル/コプレーナシングルエンド/マイクロストリップ差動)
3. プリント基板
・シングルエンドとリターン層の定性的モデル
・90°ベンドのリターン電流経路
・スリット入りリターン層での電流経路・特性インピーダンス
・信号線に必要なリターン層幅
・差動配線、複数同相配線と電流経路
・周波数依存性/表皮効果
4. PDN(電源分配ネットワーク)
・PDN/ターゲットインピーダンス
5. ドライバモデル
・ICデータシートからの簡易compact、PWL電源モデル作成
・簡易compactモデル/PWL電源モデル
6. 各種ドライバモデルを使ったSi・Piシミュレーションの実際
・PWL電源、簡易compact、compact、IBIS3.2モデル
・ドライバモデルの違いとSi解析精度
・電源周り寄生LCRのモデル化とPi解析精度
・Si・Piシミュレーションまとめ
appendix
・周波数依存損失パラメータの導入
・長尺伝送線路のマルチドロップ接続
・ツイストペアのモデル化
・フラットケーブルのクロストーク考慮モデル化
・PCBグラスファイバー束の影響
・差動伝送線路直下のリターン層除去の是非
・E系列抵抗値と算出方法、許容誤差
想定対象
-
回路設計担当者、レイアウト設計担当者、EMC関連業務に携わる方
-
SiPi設計を理論的に行いたい方/SPICEでSiPiシミュレーションを行いたい方
-
EMC設計を理論的に行いたい方
-
電気系設計の経験者(中級以上)
-
電気系設計のリーダーを目指す方
-
「LTspiceで学ぶ電子部品の基本特性とSPICEの使いこなし」程度の知識をお持ちの方
※このセミナーの詳細はこちら
https://nihon-ir.jp/seminar/signal-power-integrity-using-ltspice/
アイアール技術者教育研究所は、製造業向け技術者教育サービス(セミナー、eラーニング、研修、出版)を通じ、現場で役立つ知識・ノウハウの提供を継続してまいります。

日本アイアール株式会社
50年超の実績を有する特許・知財ソリューションの他、技術情報の調査・分析、製造業向け技術者教育、技術系コンテンツ制作など、技術を軸にした専門性の高い実務サービスを幅広く展開しています。
◆会社HP:https://nihon-ir.jp/
◆アイアール技術者教育研究所:https://engineer-education.com/
〒101-0033 東京都千代田区神田岩本町15−1 CYK神田岩本町3階
TEL:03-6206-4966
すべての画像
