ハングルとタイポグラフィをテーマに講演会、大阪市内で開催
韓国のタイポグラフィ研究者ユ・ジウォンさんによるハングルタイポグラフィの話
駐大阪韓国文化院は、5月11日(土)、文化院ヌリホールにて韓国文化をテーマとした講演シリーズ「韓国手帖」を開催する。
この度の講演シリーズは、ハングルや美術、文化財などの多様な分野で活躍されている専門家をお招きし、講演を通じて韓国文化の多様性を再発見し、日本の方の理解を深めるために企画された。その第1弾として、韓国語学習者のために「ハングルとタイポグラフィ」がテーマとして選定された。
今回の講演は、韓国からタイポグラフィ研究者のユ・ジウォンさんがお越しになり、「レターレター(Letterletter):韓国から日本へ送るハングルタイポグラフィの話」というタイトルで分かりやすく解説してくださる予定だ。
ユ・ジウォンさんは▲韓国と日本の文字の特性と違い、▲韓国で最もよく使われる「明朝体」が生まれるまでの歴史、▲最近の2010-20年代に広く愛されている韓国語フォントの傾向などについて観客と一緒に考察する。
韓国文化の人気により、本講演には多くの応募があるなど、大きな関心と期待を集めている。申し込み締め切りは4月28日(日)までとなり、詳細については、大阪韓国文化院ホームページ(http://www.k-culture.jp)で確認できる。
■概要
〇日時:2024年5月11日(土) 14:00(13:30 開場) 約90分予定
〇会場:大阪韓国文化院 ヌリホール
(大阪市北区中崎2-4-2-4階 / 地下鉄谷町線「中崎町」駅 2番出口 徒歩3分)
〇講演:ユ・ジウォン(タイポグラフィ研究者) ※日本語通訳あり
〇テーマ:レターレター(Letterletter):韓国から日本へ送るハングルタイポグラフィの話
〇主催:駐大阪韓国文化院
〇入場:無料 (事前申込・抽選制)
※詳細URL:https://k-culture.jp/info_news_view.php?number=2672
■講師プロフィール
ユ・ジウォン(柳芝媛)
タイポグラフィ文化研究所(Institute of Typography & Culture)所長。タイポグラフィ研究者。作家。グラフィックデザイナー。
韓国国立ソウル大学で視覚デザインを専攻し、ドイツ学術交流会(DAAD)の芸術奨学生としてライプツィヒ・ グラフィック&エディトリアルデザイン大学(Hochschule für Grafik und Buchkunst)でタイポグラフィについて学んだ。その後、韓国の出版社「民音社(ミンウム社)でブックデザイナー、韓国フォント会社「サンドルコミュニケーション」でタイポグラフィ責任研究員、韓国弘益(ホンイク)大学でデザイン学部視覚デザイン専攻兼任教授を歴任した。
タイポグラフィを身近で魅力的に紹介するとともに、学文の境界を行き来しながら疎通することに力を入れている。著書に『文字の風景(Letterscape)』(未翻訳)、物理学者共著の『ニュートンのアトリエ』(未翻訳)などがある。
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