人手不足の建設現場に若手人材を輩出する研修プログラムが堅調
(株)テクノコムが「施工管理者養成コース」第三期 修了式を開催
これまで、第一期生(23年6月修了)、第二期生(24年2月修了)を輩出し、施工管理補助やCADオペレーターなどの仕事に携わっています。
【研修プログラム「施工管理者養成コース」実施の背景】
建設業界は、建設需要が旺盛な中、労働人口の減少や新規就業者の減少による人手不足が深刻な問題となっています。2025年には、建設業界の労働人口が約90万人も不足すると予測されています。このような課題を解決するために、若手社員を基礎から教育(リスキリング)し、建設施工管理補助などの仕事に就けるよう開講されたのが「施工管理者養成コース」です。
【第三期「施工管理者養成コース」の概要】
■研修内容:
・図面の解読、測量・CAD技術の習得
・工程管理・品質管理・安全管理等知識の習得
・建設業法や労働基準法、道路交通法などの法令研修
・専門用語、ビジネススキル等の習得
■期間:5ヵ月間 ■受講場所:ポリテクセンター宮城、ほか
■その他:テクノコムの正社員として、研修期間中も給与を支給
第四期「施工管理者養成コース」について
第四期「施工管理者養成コース」は、テクノコムとしては初となる北海道にて研修プログラムを開催します。『北海道職業能力開発大学校』(小樽市銭函)を受講会場に、5ヵ月間の研修により社員をリスキリング。大型の建築プロジェクトが予定されている北海道にて、有為な人材輩出に貢献していきます。
株式会社テクノコム 代表取締役社長 大江 修 式辞
第三期施工管理者養成コースの修了、誠におめでとうございます。5ヵ月間という長期間の研修、大変お疲れ様でした。今まで建設業界と関わりのなかったみなさんが、しっかりとした教育を受け、施工管理技術者としてさまざまな現場に配属になる。これは人材不足に悩む施工管理業界の中で画期的なことです。
この研修は、建築施工管理技士2級の受験可能レベルを目標にしていましたので、今後も知識の習得に努め、ぜひ積極的に国家資格に挑戦してください。昨年から始まったこの研修は、これまで宮城県で行っておりましたが、10月からは北海道という新たな研修拠点が加わります。今後もこの研修プログラムが続いていく中で、後輩社人の手本となるよう仕事に励んでいただきたいと思います。
東洋ワーク株式会社 代表取締役社長 菅原正秀 祝辞
ご存知の通り、施工管理者は本当に不足しております。加えて、建設業界の働き方改革による時間外労働、休日労働の規制が厳格化され、特に土木の現場では土日稼働しないことも増えています。施工の進捗管理が難しくなる中で、施工管理技術者の社会的ニーズは高まる一方です。
日本は自然が豊かな反面、災害大国でもあり、建設・土木業界は、日本のインフラを守る意味でも重要な業界です。そして、首都高速道路をはじめとする高度経済成長期に作られた建造物は老朽化のため、リニューアルが必要です。どの現場でも施工管理者が必要なのです。
この5ヵ月間、しっかりと研修に取り組まれたことで、みなさんは社会から求められる人材になったことに自信を持ってほしいと思います。現場管理の仕事なので、事務所での業務が多いかもしれませんが、怪我や事故、体調管理にはくれぐれも気を付けて頑張ってほしいと思います。
◆ 株式会社テクノコム(東洋ワーク株式会社の子会社)
本 社 所 在 地 :宮城県仙台市
代表取締役社長:大江 修
事 業 内 容:エンジニア派遣・有料職業紹介・外国人労働力活用のコンサルティング・若手人材育成
◆ 東洋ワーク株式会社(東洋ワークグループ株式会社の子会社)
本 社 所 在 地 :宮城県仙台市
代表取締役社長:菅原 正秀
事 業 内 容:人材派遣・請負・有料職業紹介
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