Box、新しいEnterprise Advancedプランの提供開始により企業のインテリジェントコンテンツ管理を実現

新機能Box Apps、Box AI Studio、Box Doc GenがEnterprise Advancedプランで利用可能に

株式会社Box Japan

インテリジェントコンテンツ管理 (ICM) プラットフォームのリーディングカンパニーであるBox, Inc. (NYSE:BOX)は、本日、新しいEnterprise Advancedプランおよびそれに含まれる、企業のコンテンツ管理の方法に革新をもたらす一連のAI搭載機能の提供を開始しました。本日より、Box Apps、Box AI Studio、Box Doc Gen APIの利用が可能です。これらの新たなイノベーションは、BoxのICMプラットフォームのフル機能を単一のパッケージにまとめたもので、ワークフローの自動化や、価値あるインサイトの抽出、企業の業務プロセスの改善をBoxで実現できます。

Boxの共同創業者兼CEOであるアーロン・レヴィ(Aaron Levie)は、次のように述べています。

「企業の扱うコンテンツには膨大な価値が秘められていますが、大半の企業では既存のレガシーソリューションで情報の価値を最大限に活用することができていません。ところが、大規模言語モデル(LLM)の画期的な進歩により、あらゆる規模の企業が非構造化データを実用的なインサイトに変換し、重要なワークフローを自動化できるようになりました。この度、Enterprise Advancedプランにより、企業がかつてないほどコンテンツの価値を活用できるようにするインテリジェントコンテンツ管理プラットフォームを単一のプランかつわずかなコストで提供いたします。」

米国エネルギー管理企業World Kinect でITインフラストラクチャ&クラウドのヴァイスプレジデントを務めるジュリオ・ペレイラ(Julio Pereira)は、次のように述べています。

「World Kinect では、コンテンツ、特に非構造化データの整理と一元化の重要性を認識しています。Boxは、堅牢なセキュリティとシームレスな 使い勝手を単一のプラットフォームで実現することで、卓越した価値を提供しています。Enterprise Advancedプランの新しいインテリジェント機能により、メタデータに簡単にアクセスしてコンテンツからより深いインサイトを得ることができるようになると同時に、時間のかかる手作業のワークフローを自動化して生産性を向上させることができます。Boxのインテリジェント・コンテンツ管理プラットフォームを活用することで、当社はAI時代におけるコンテンツの活用方法を新たに構築しようとしています。」

Enterprise AdvancedでAIの新たな活用を実現

BoxのEnterprise Advancedプランの提供により、企業はこれまで以上に簡単に最高のAIモデルを活用してコンテンツを把握し、データ主導の意思決定を行うためのインサイトを発見し、構造化されたメタデータをインテリジェントに抽出してミッションクリティカルなビジネスプロセスを自動化できるようになります。これにより、生産性を加速させるセキュアなインテリジェントコンテンツプラットフォーム内で、ビジネスの足かせとなっている時間がかかり、断片化された手作業のワークフローを、効率的で自動化されたエンドツーエンドのプロセスに変えることができます。

Enterprise Advancedで利用可能なBox Appsを展開することで、ユーザーはインテリジェントなアプリケーションを、ノーコードで、これまで以上に迅速に展開することが可能です。Box Appsの活用例は以下のとおりです。

  • 人事部門は、従業員のポリシー、社内手続き、福利厚生に関する情報にインテリジェントにメタデータを適用するポリシーアプリを作成し、多用されるドキュメントの作成、更新、保守に関するプロセスを体系的に管理することができます

  • マーケティング部門は、グラフィック、画像、動画などの各種リッチメディアアセットを管理するアセットアプリを作成し、取り込み、保存、検索、取得、ユーザーとのコラボレーションを容易にすることができます

  • 法務部門は、Boxに一元管理された契約書のメタデータ抽出を自動化する契約書アプリを作成し、期限に関するアラートの組み込みや契約書の作成、レビュー、承認、署名のための送信プロセスの標準化を実装できます

  • 経理部門は、請求書からメタデータをインテリジェントに抽出し、既存の発注書へのマッピングを支援し、承認から支払いまでのトランザクション追跡プロセスを効率的に管理するトランザクションアプリを作成できます

  • 営業部門は、NDA、提案書、見積書、契約書をすばやく検索して取り出せるようにすることで、取引サイクルをスピードアップするアカウント管理アプリを作成できます

また、Enterprise Advancedプランでは、Azure OpenAI、AWS Bedrock、AnthropicのClaude、Google CloudのVertex AIといった信頼できるLLMを活用し、企業独自の要件に合わせたカスタムAIエージェントの作成、テスト、展開を可能にするBox AI Studioも利用可能です。

Box AI Studioの活用例は以下のとおりです。

  • 営業部門は、AIが生成する契約概要の書式を標準化し、過去の契約に関する関連性のある的確な質問への回答や顧客データからのインサイトを提供し、営業効率を向上させながら、迅速な指示でカスタマイズされたエージェントを作成することができます

  • マーケティング部門は、ブランドガイドラインやターゲットオーディエンスの嗜好、コンテンツフォーマットをカスタマイズしたエージェントを作成し、企業のメッセージングやブランドガイドラインに沿ったブログ記事、ソーシャルメディアコンテンツ、マーケティングコピーを生成することができます

  • カスタマーサービス部門は、商品カタログや顧客データからのインサイト、過去のやりとりにもとづいて、従業員に的確な回答を即座に与えることのできるカスタマイズされたエージェントを作成し、応答時間を大幅に短縮することができます

  • 人事部門は、企業のバリューや 従業員のガイドラインに合わせてカスタマイズされたエージェントを作成し、タイムリーなフォローアップによって採用候補者の体験を向上させたり、従業員のフィードバックやパフォーマンスデータからインサイトを得たりすることができます

  • 製品部門は、現在および将来の機能を含む製品情報でカスタマイズされたエージェントを作成し、顧客からのフィードバックを取り込み、ギャップを要約し、顧客の質問に対応するのに役立つ情報が掲載されたおすすめの記事を提供することができます

企業がより高度なワークフロー自動化ソリューションを構築できるよう、BoxはAPI経由でBox Doc Genを提供しています。Box Doc Genは、サードパーティ製アプリ、カスタムアプリ、メタデータからデータを取得し、Box内でカスタムドキュメントを自動的に作成します。

インテリジェントコンテンツ管理でビジネスを変革

Boxのインテリジェントコンテンツ管理は、企業が非構造化データを効率的に管理できるように設計された包括的なプラットフォームです。柔軟性の高いクラウドベースのインフラストラクチャに、高度なコラボレーションツール、堅牢なセキュリティ対策、エンタープライズグレードの人工知能を組み合わせています。Box のICMは、業界標準へのコンプライアンスを確保しながら、デバイスを超えたシームレスなユーザー体験を促進します。AI機能を統合することで、ワークフローの自動化、コンテンツからの洞察の導出、全体的な生産性の向上を可能にする最新のコンテンツ管理ニーズに最適なソリューションです。

Moor Insights & Strategy でヴァイスプレジデント兼主任アナリストを務める メロディ・ブルー(Melody Brue)氏は、次のように述べています。

「組織が非構造化データから価値を引き出さなければならないというプレッシャーに直面する中、そのデータ量はかつてない速さで増大しています。この課題に対応するためには、ユーザーがインサイトを生み出すことができる、堅牢なセキュリティを備えたスケーラブルでAIドリブンのソリューションが必要です。Box AI StudioやAIを活用したメタデータ抽出、ノーコードのインテリジェントアプリなどの機能を備えたBoxのEnterprise Advancedプランでは、AIとワークフロー自動化をインテリジェントコンテンツ管理の最前線かつ中心に据えています。これは組織が非構造化データからより多くの価値を得る方法に大きな変化をもたらすと同時に、より広範なAIの普及を促進し、ワークフロー自動化によるリスク軽減を加速させます。」

提供開始時期

Enterprise Advancedプランでは、Boxのインテリジェントコンテンツ管理プラットフォームのフルパワーを1つの包括的なパッケージでお客様に提供します。新しいEnterprise Advancedプランでは、以下の機能をご利用いただけます。

  • Box AppsとBox AI Studio:どちらも本日より利用可能

  • 500GBファイルサイズの対応:Enterprise Plusプランの150GB制限から大幅に増加し、本日より利用可能

  • Box Archive:現在はプライベートベータ版で、2025年の第一四半期の後半に一般提供開始予定

今回の発表の詳細については、Boxブログをご覧ください。

Boxについて

インテリジェントコンテンツ管理(ICM)プラットフォームのリーディングカンパニーであるBox (NYSE: BOX)は、企業のコラボレーション促進や、コンテンツのライフサイクル全体の管理、重要なコンテンツの保護、そしてエンタープライズAIによるビジネスワークフローの変革を実現することを目指しています。2005年に米国で設立され、アストラゼネカ、JLL、モルガン・スタンレーなどを含む大手グローバル企業や日本では約19,000社および日経225の76%の企業の業務効率化を支援しています。

Boxは、カリフォルニア州レッドウッドシティーに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。また、Box.orgでは、非営利団体のミッション実現を支援するために多様な活動を行っています。

株式会社 Box Japan は2013年に設立された日本法人です。日本国内の情報については、下記のサイト「Box Square」で随時更新しています。

https://www.boxsquare.jp/

*本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で現地時間2025年1月14日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

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会社概要

株式会社Box Japan

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング15階
電話番号
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代表者名
古市克典
上場
未上場
資本金
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設立
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