【三協則武鋼業株式会社】代表取締役社長に花畑諒一が就任
小野建株式会社(東証プライム・福証7414、以下「小野建」)の連結子会社である三協則武鋼業株式会社(以下「三協則武鋼業)の代表取締役社長に花畑諒一が就任いたしましたのでお知らせいたします。
花畑諒一へ、就任にあたりインタビュー
Q:まずは、小野建グループでの略歴を教えてください。
大学卒業後、小野建大阪支店の鉄鋼部に配属されました。当時の大阪支店は10名程度の組織でしたね。その後、29歳の時に京滋営業所の所長として新規拠点の立ち上げを経験し、京都・滋賀を主に担当していました。2019年に大阪支店の鉄鋼部に戻り、2023年から三協則武鋼業の専務として働いています。
Q:今までの経験を振り返ってみてどのように感じていますか。
大阪支店での鋼材営業と京都・滋賀の営業所長を経験して、エリアや規模感による商売の特性を知ることが出来たことが良かったと思っています。例えばエリアをとっても、価格重視のエリアもあれば、懐に入る営業力が問われるエリアもあります。支店と営業所をとっても、支店はボリュームが大きいが、営業所はユーザーに近く細かい商売が多いですね。営業所の経験で、鋼材の最後の流れが見えるようになり、エリア特性も知れたので、地域の特性によって商売を組み立てる必要があると実感しました。三協則武鋼業は、関西だけでなく四国・中国・北陸・東海と幅広く販売先があるので、今までの経験が生きています。
Q:若手の時に営業所長を経験されていますが、苦労が多かったのではないでしょうか。
そうですね、私の印象に残っている仕事の一つが滋賀営業所の立ち上げです。地元採用をしようと求人をかけましたが、人が全然集まらず苦労しましたし、ようやく入社いただいた方も鉄鋼業界に関わったことがない方なので、鉄を扱えるように教えていくのも一苦労でした。また、倉庫併設の営業所でしたので、地元のエンドユーザーに営業をかけていく新規営業を行うという点も初めは大変でした。自分の中で、一つ殻を破ったと思えるいい経験でした。若い時に良い経験が出来たと思います。
Q:お仕事で忙しいと思いますが、休日はどのようにリフレッシュしてますか。
サッカーや野球などのスポーツ観戦が好きで、特に海外の日本人選手を応援してます。他には、お客さんとゴルフに行ったり、ランニングをしています。私は10㎞程度走っているのですが、前社長の寺本さんは20㎞走っています。いい仕事をするには健康が大事だと思っているので、「健康は体力づくりから始まる」をモットーにランニングをしています。
Q:三協則武鋼業の強みや今後の展望を教えてください。
当社はレベラー加工機2機・シャーリング機12機を同一工場内に保有する生産効率の優れた工場です。社員の安全面・健康面にも配慮し、常に働きやすい環境を提供できるよう最善を尽くしています。また、若手が多いがベテランとの調和も取れており、製造・営業・管理が一体となって同じ方向を向いています。その為、風土として意見を言いやすく積極的に考えを話してくれる前向きな雰囲気があります。今後は、小野建グループの安全管理部門とも連携しながらグループ全体の安全管理の取り組みも行っていきたいです。
Q:最後に意気込みや抱負がありましたらお願いいたします。
三協則武鋼業の強みで述べた雰囲気の良さは、歴代の社長や寺本前社長が築き上げてきた風土なので、その風土を壊すことなく高めていきたいなと思っています。寺本前社長には「不安な時ほど飛び込んだ方が良い」という言葉をかけてもらいました、挑戦者の気持ちで社長業を勤め上げようと思っています。社員にとってより良い会社を必ず作り上げていきます。
三協則武鋼業株式会社概要
会社名 :三協則武鋼業株式会社
本社所在地 :大阪府堺市西区築港新町1-5-8
代表取締役社長 :花畑 諒一
事業内容 :熱延・縞・酸洗・表面処理鋼板の販売及びその加工
(レベラー、シャーリング)
創業 :1960年5月
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